宮脇俊三さんのエッセイに「幻の201列車」があります。
特急つばめ(東京9時発、大阪17時着)に乗ったつもりになって、夕方5時の退社時間まで空想で時間をつぶすという内容です。
ぼーっとしていても少ないながらもお金がもらえるのはありがたいことですが、仕事中に時計を見てはダメですね。あまりにも時間が進んでいないので絶望しますから。私の場合、そこで登場するのが脳内音楽です。
最初は、頭の中でドラクエやFFのBGMを再生。特にFFは山のようにシリーズがあるので良いと思ったのですが、メロディアスな曲や、激しい曲は疲れるだけということが判明しました。
続いてはクラッシックをテンポを落として脳内再生。これは効果的でした。どうせ明日には同じ仕事がまっているだけだし、残業? お金が貯まっていいじゃないと、とにかく熱中しないことがコツですね(ダメ社員)。
その後はポール・モーリア、レイモン・ルフェーブルといったイージーリスニングを経て、 今では哀愁のある歌をループするという手法になりました。長い曲だとどうしても頭で考えてしまうので、短い曲を延々と流し無心になることが効果的なのです。
特にお気に入りなのが
プロローグ3部作と呼ばれていましたね。
A面はドラマの朗読です。ですが日高のり子さんさん自信が構成に参加しているので、のり子さんっぽい言い回しで、聴いていて嬉しくなります。ラジオを聴いている感じです。
B面はホリディ・ノート、ホリディ・ドライブ、ホリディ・ナイトとプライベートについて、語っています。朝の寝起きからのオフの一日やドライブの話、スキー場のゲレンデだったり。とにかく元気いっぱいで、テンションの高さに圧倒されます。また日高さんが作詞した曲も収録されています(後にお宝ソングブックにも収録)。
上京したての頃、都会にはこんなのが売っているんだと感激したのを覚えています。らんま1/2のあかねが好きだったので、B面は、あかねがしゃべっていると思って聴くと2度楽しめますよ