最近、昔を懐かしんでばかりいます。ダメダメな傾向ですね。昔のWebサイトをいろいろ読み返していました。
その中に日記を公開していたWebページがありまして、管理者が就職されてからも、パスワード制で公開が続いていました。
小学校の頃、時間つぶしの定番番組として、スヌーピーとチャーリーブラウンを見ていたそうです。その日、通勤途中に偶然CDを入手したというエピソードを見て、時期的にぴったりなのも何かの運命と、思い切って購入しました。
ジャケ買いのような感覚だったのですが、 ジャズ・インストとして通用する心が落ち着くBGMはすばらしく、今では毎日寝る前に聴いています。
最近のマイブームというか、読み返したのがバンド・クエスト。深沢美潮さんのライトノベルです。
クラッシック演奏家の家庭に育った、サクコ。 深夜テレビでみた女の子だけのバンドが格好よく、初めて聴くロックという音楽ジャンルに衝撃を受ける。 そこで、自分でもバンドを始めようと決意しメンバー探しを始めるのでした。
当時、お盆で田舎に帰っていて暇だったので、本屋でたまたま購入したのが出会いです。 焼けるような暑さの中、バス代を節約するか悩むところが今の自分と同じで、 今読み返してもあの夏の暑さを懐かしく思い出します。
メンバーは個性的だし、いろいろな事件もありますが、基本はほのぼのしているので 安心して読みすすめることができます。こういう世界っていいなぁ、作中の弟になりたいと空想していました
伊藤理佐さんのイラストも味があって好きですし、文句なしに面白いのですが、フォーチュンクエストに注力したのか3巻で終わっています。
すこし引用--------
パパは来る前、みすぼらしいホテルだったらいやだって文句言ってたらしい。でも、着いた途端すごく気に入っちゃってるの。ママもおねえちゃまも、「思ってたよりずっとイイネ」って喜んでいる。そうよ、なにも1泊150ドルも出してお金持ち老人ONLYの養老院みたいなホテルに泊まることないのよ。ここで充分だもん。
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星マリナさんの本です。
当時は、有名SF作家の娘さんという関連性だけで購入したのですが、簡潔な文体とは正反対の、いかにも女性と感じられる文体は、充分独自性をもっていると思います。
でもずっとこんな感じで続くと、くどいと感じる方が多いでしょうね
本の最後には日本に帰ることになっている。読みすすめると、その時はどんどん近づく。それでも悔いのないように、毎日を楽しんでいる。終わってほしくないハワイの一時を一緒になって体験できると思います。
お金に困ることのないお嬢様のバカンス日記に見えますが、サーフィンの魅力が伝わってきますし、全日本学生サーフィン選手権4連覇し、サーファーマガジン日本版編集部になるなど趣味が仕事に繋がっているのはすばらしいことです。
全国のビジネスホテルガイド本の銭湯版です。
今はインターネットの時代、ホテルガイド自体がほぼ絶滅していますね。昔ムーンライト九州に乗ったときや、北海道フリーきっぷ使用時にお世話になりました。
応募用紙がついていまして、全国の読者から銭湯情報を投稿できるようになっており、制作スタッフの資料協力として、名前がずらずらと載っています。
読み物じゃないと言われそうですが、地図も手書きですし、旅のスタンプや漫画にイラスト、コラムもあってかなり同人誌っぽい作りで暖かみがあるのですよ。
まったく行ったことがなくても、駅前の地図や写真(白黒)を眺めているだけで面白く、読み物として楽しんでいました。どれだけ現存しているか、確かめる旅なんてのもいいなぁ。将来の夢(やりたいこと)としてストックしています。