今月のお買い物「笑顔の約束 声優ヒロイン・ボーカルコレクション」
ファースト・スマイルエンタテインメントから出した、ゲームソングを寄せ集めたアルバムです。
お嬢様特急、ゲーム天国(両方読み方分かりますよね)の歌が目当てだったのですが、ポケットラブのドラマCDに収録されていた歌も、久々に聴いて懐かしさでいっぱいになりました。
ポケットラブというのは、ときメモ風ゲームボーイ用ソフトです(KIDから販売)。携帯ゲーム機でギャルゲーが遊べるのに感動して、かなり熱中しました。後にドラマCD(白倉由美さんプロデュース)があることを知り、まとめ買いしたのですが、なんじゃこりゃ~と、驚いたのを今でも思い出します。内容がゲームとはまったく関係ないのですよ(しかも超展開)。
これも聴き直しましたが、評価が180度変わりました。すばらしい!今になって思えば、萌え系のドラマCDと思って購入したのが誤りだったのです。ドラマCDというより、朗読CDでして(堅苦しいものではありませんが)、一人のキャラクターだけでお話が構成されています。
キャラクター達は15,16歳、安易な恋愛物じゃなく、純粋で清らかなファンタジーなのです。静かな音楽と共に静かな口調で語りかけてくれる・・・これってヒーリングCDじゃなかろうか。あまりの純粋さに感動しました。
隔週発行のCD付きのマガジンで、歴史的名演奏・名演奏を厳選して構成しているそうです。創刊号だけは安いおきまりのパターンですね。
ベートーベンの交響曲第5番 運命が収録されていると知り、CDを持っていなかったのでちょうどいい機会かなと、購入しちゃいました。
クラシックCDというと、指揮者や演奏ごとの違いを楽しむため何枚も買うというイメージですが、私の場合、最初に出会ったのがすべてで、満足しちゃいますので1枚でいいんです。
運命をまともに聴いたのは高校以来じゃないかなぁ。懐かしさでいっぱいです。CDだけじゃなく、マガジンの解説や随筆を見ながら聴くのもいいものですね。星新一さんはエッセイで、運命だけは聴きいていないと書いていましたが、結局死ぬまで聴かなかったのかなぁ と、ふと考えてしまいました。
暇つぶし用脳内音楽のストックになるので十分元は取れました。クラシックプレミアムのリストを見ると聴きたいのがあるので、あと1回(冊)は購入する予定です。