ニンテンドーDS ゲームソフト 2011年1月20日発売 3,619円 (税別) メーカー:任天堂 物語を楽しみながら英語に触れる。
コツコツ進めていました、えいごで旅する リトル・チャロというゲームをようやくクリアしました。
なぜか英語学習のゲームがしたくなり、NHK番組で名前だけは知っていた(未視聴)ので購入。絵本のようなものと思っていたのですが、クリア時間:29時間29分と大作RPGと変らないボリュームでした。
子犬チャロが、ニューヨークで飼い主(翔太)とはぐれてしまい、日本に帰ることができるのか? というストーリーなのですが、結局は帰られるんでしょ と分かっていても 熱中してしまう作りになっています。
チャロを含む動物は、人間の言葉を理解している。でも、人間とは鳴き声でしかコミニュケーションできない。一方 動物間では、犬と猫、鳥など種類が違っていても、お互いに会話することができる というところがポイントですね。現実の世界でもこうなのかもと、動物好きなのでうれしくなります。
困っている人間を助けるために、他の動物や街の看板、落ちているチラシで情報収集し、ものをくわえて運ぶ、ワンワンと吠える。しっぽを振るなどの行動で、なんとか伝えようとします。あえて吠えないことで 否定の意思を示すことも重要です。
捨て犬同然のチャロが生きていくなんて無理じゃないか と思いつつも動物、人間との温かみのある交流にどんどん引き込まれていきました。
肝心の英語学習ですが、2割程度は覚えられたかな? という感じです。
字幕を「日本語」・「英語」・「字幕なし」にいつでもボタン一つで切替可能ですので、まずは、字幕を英語で表示し、知っている単語をあてはめて日本語訳を想像します。そして、字幕を日本語にして合っているか確認。この繰り返しで進めていきました。
うーん、「彼らは他の人と話していると思われる」 かなぁ?
正解は「何やら 話し合っているようです」
おお、だいたい合っているんじゃないかな(都合よく解釈する)。
解説: one another は「1人+もう1人」というニュアンスで、「互いに」という意味です。 each other でも同じような意味を表せます。 We always help one another. なら「私たちはいつも助け合っている」です。 If we help one another, the aituation will definitely get better. もしも僕らが互いに助け合ったら、状況は必ず改善するはずだよ。
うーん、「そこにはチャロが食べることができるものは何もない」かなぁ?
正解は「食べられそうなものはカケラも見つかりません」
おお、だいたい合っているんじゃないかな(また都合よく解釈する)。
解説: nothing that~ は「~なものは何もない」という意味合いです。 nothing that I have do なら 「私がすべきことは何もない」 nothing that you can to なら 「あなたにできることはない」です。 There was nothing in it tge newspaper that I found amusing. その新聞に面白いと思える記事はまったく載っていなかった。
という感じです。
また、本文よりも解説の方が多いので、一個ずつ解説を読んでいき、なるほど~と関心しながら勉強している気分になれます。
解説: where are we? は「私たちはどこにいるの?」ということですが、 Are you asking の後ろにつけると、where we are? と語順が変わります。 Are you asking where we are? は「どこにするか尋ねているの?」です。 A:Hey, do you know where we are? 僕たちどこにいるか分かる? B:Are you asking where we are now? いまどこにいるのか聞いているの? A:Yes, I am. そうだよ。
解説; 直訳すると胃(stomach)の中にチョウ(Butterflies)を持っている、となります。 緊張や不安などで落ち着かないという心境を表しています。 活用例: When the boy thinks of the girl he likes, He has butterflies in his stomach. その男の子は好きな女の子のことを考えると、胸がどきどきします。
実際は、また最初から始めても、ふむふむなるほど~と、同じように関心して 結局は身についていないという結果になりそうです(^^;
解説が多く丁寧なのですが、ゲーム画面では一覧性が悪いので、横にノートを置いて書き写しながらすすめないと、学習はできないと感じました。
セリフを暗記するほど繰り返し遊べば効果があると思いますが、そうするとAVG方式やミニゲームが邪魔になって、CD教材には敵わないという結果になるのが難しいところですね。
英語学習ソフトとして作るのであれば、NHKのテキストをそのまま収録するだけでも、ストーリーを追えるので充分です。こういう、コストがかからない方法が一番無難だと思うのてすが本ゲームは、キチンとパズル要素を含むアドベンチャーゲームに再構築されています。
チャロの行動それぞれに会話や英語ナレーションの反応があるので、かなり加筆されているのでは ないでしょうか。
ストーリー最後まで失速せずに、丁寧な作り込みが続くのがすごいのです。
立ち絵はアニメーションしますし、時間によってウィンドウの色が変化。エピソードによって、メニュー画面に表示されるキャラクターが変わりますし、カットインも豊富。今の時代でも、往年のジャレコゲーム(ゲーム天国やスーチーパイシリーズなど)にあったような、無駄ともいえる作り込みをしているゲームがあったんだーと、ゲーム好きしとてはストーリーとは違う感動があり 嬉しくなりました。
日本に帰ることが出来たチャロのその後も話は続き、アニメはチャロ4まで作られているそうなので、続編も含めて3DSに移植して欲しいですね。このまま埋もれてしまうのは もったいない、良質のゲームなのは確かです。
ニンテンドーDS ゲームソフト 2009年1月22日発売 3,800円 (税別) メーカー:IEインスティテュート 中学生向けに編集した『中学英単語ターゲット1800 改訂版』を収録。 高校入試に必須の英単語を読む・聞く・書くを反復学習することで効率よく 学習できます。
チャロを始める前に、中学生で習う英単語がわからないとダメだなぁと、知っている英単語量を増やそうと思い購入。
ゲームとしての面白みはありませんが、達成度が表示されると どうしても100%にしたくなるので非常に実用的でした。こういうソフトが、中学校時代にあったなら、もっと勉強していただろうなと今になって思います。
ただ、どうしてもトロフィーが埋まりません。何をしたときに貰えるのか情報がないのでお手上げです。