うーん、久々だぁ。前回は申し込みをしていたのにもかかわらず、寝過ごしてしまったので、気合いを入れて起き、8時半頃出発。晴れているけれど、けっこう寒いな。
散歩をかねて、武蔵小杉駅まで歩き、そこから東急東横線で渋谷駅へ。今日は、東中野駅~阿佐ヶ谷(あさがや)駅、終わったあとは秋葉原にも寄りたいので、きっぷは都区内パス(¥730-)で決まり。何度も乗っていると、だんだん慣れてきたぞ。中央線で、東中野駅に着いたのは9時半くらいだった。
早速受け付けをして、出発!と行きたいところだが、今日は、3月8日のきっぷをとる用事があるので、改札近くでしばらく待つ。
東中野駅の東口は、窓口が一つしかないし、ハイキング参加者が続々降りてくるから、ライバルが多いと思っていたのだが、59分になっても、誰も並ばなかったので一番乗りができた。¥8,000-で乗り放題の「JR東日本パス」は、知名度がまだないのだろうか…
妙に駅員さんの操作が遅かったので、心配だったが、一番の懸案事項だった〔はやて〕は無事とれたので、一安心。
最初は線路沿いの桜山通りを歩くが、分園通りに入ると、車一台分の素朴な住宅街になった。やっぱり大通りよりも、こういう昔ながらの、どこにでもありそうな道が歩いていて楽しいな。今回は10.5キロと少し多めなので、のんびり行こう。
しばらく進むと、紅葉山公園に到着。庭園風の立派な散歩コースのある公園だった。セブンイレブンのパンと一緒に買うと50円引きになるコーヒーを飲んで一休み。この公園、広場に蒸気機関車が置いてあってびっくり。
その後さみせん橋を渡って進むと、鍋屋横庁が見えたのでコースを外れ、お題目石を見ていく。鍋屋という茶店が有名でこの名前がついたらしい。古い商店街で、京橋を思い出した。
しばらく青梅街道を進むと杉山公園があり、また一休み。明治の実業家、杉山さんの令嬢は病弱でその療養のためこの地に邸宅を購入したが…最終的には東京市に寄贈し公園になったそうで、ちょっと悲しいお話。こんな由来を読んでしまうと、普通の公園でも違った感じがするな。
次の蚕糸の森公園からしばらくは、歩道だけがやけに広い道が続くが、和田帝釈天通りに入ると、いきなり10年前に戻ったような古道に住宅街が並ぶ。うわー。想像以上に懐かしい町並みで感激。学校帰りの小学生が遊んでいるのもいい感じだ。あらかじめコースが決められていないと、こんな道は歩かないので、ウォーキングイベントは楽しみにしているのだが、年輩者が多く若者は少ないと思う。一回でも参加すれば、良さがわかると思うのにな…
途中に、杉並美術研究所というのがあったが、どう見ても普通の家だった。あと通りの名前になっている和田帝釈天はすぐにあったが、こういう神社にあまり興味がなかったので、次の妙法寺もそうだけれど、どこも同じに見えてしまうなぁ。
新高円寺通りも、昔ながらの商店街だが、こちらは狭い道を車が良く通るので、かなり歩きにくかった。ここを過ぎると食べ物屋さんがいろいろ見えたので、天下一品ラーメンで昼食にする。大阪スカイタワーに勤めていた頃は、福島店でよく食べたものだ。いつも「こってり」を頼んで、半分くらい食べたあたりで、やめておけばよかったと思うのだが、今回もその通り。でも久々に食べたのでおいしかった。
元気になって、ウォーキング再開。駅名と同じ、高円寺を見て(道が整備されていて、かなり新しく見えた)環七通りをひたすら歩き、大和町八幡神社へ。手水の使い方の説明が、妙に少女漫画風で(ドレスを着ている)笑えた。
この先は、またまた普通の狭い道でわくわくする。このあたりになると、参加者が固まっていないので、電子の妖精(ナデシコ)を聞きながら行く。疲れるどころか、ようやく調子が出てきたみたいで、まだまだ歩けそうだ。最後の馬橋公園(備蓄倉庫があるそうだ)は休憩せず、一気に阿佐ヶ谷駅でゴール。このあたりの中央線は線路沿いには歩いたことがあるので、駅前の懐かしい風景にまた出会えた。ここは、あまり変わっていないな。
今回貰えた絵はがきは、〔きらきらうえつ〕だった。窓が変わって、景色が黄色くなくなったそうだから、もう一度乗ってみたいな。
阿佐ヶ谷からは、中央線各駅で、秋葉原まで。シスタープリンセスのCD「12人のエンディング」が目的。あと、うろうろ見て回るが、東北地方の地図を買っただけで、続いて新橋へ。ここで、オレンジカードと、図書券を補充だ。でも、あさひ銀行が使えないので、あまり買いだめはできなかった。
東海道線で川崎で降りた後、ちょっと食料を買い込んで「東急バス・川31」で帰宅。川崎駅から武蔵溝ノ口駅まで行くバスで、南武線に乗りたくない時にはおすすめだ。
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