ホームお散歩日記[東京]武蔵五日市~青梅
2003.05.10

武蔵五日市~青梅

下へ移動 Ctrl + END

昨日は早く寝たものの、起きたら10時。うわっ、11時間以上寝ているよ。何も食べずに出発した。

昼ご飯食べて方針変更

南武線で立川まで行き、そこから青梅行き電車を拝島で乗り換え、武蔵五日市駅で下車。さすがに、五日市線の端まで行くのは遠いな。

終点は高架の駅で、登山客とみられる方も多かった。こんな時間に??ともかく、広々とした、五日市街道をずーっと歩く。途中で、うどん屋を見つけたので入ろうと思ったが、食事ならもう少し先にあるじゃないかと、我慢して進む。

当初は拝島駅まで行く予定だったが、食事をしながら地図を見ると、秋川街道で青梅までいけるではないか。五日市線の端から、青梅線の端まで(違います)行くのもいいなと方針変更。この時点で、13時だった。

のどかな風景から山道へ

ミラクル☆ガールズの音楽を聞きながら、亜細亜大グラウンドの横を通り、北へと向かう。このあたりは本当にのどかなところで、まわりに柵もなく、木が自然のまま生えている場所が何カ所もあるのだ。最初は、平地なのに木が生えているこの風景に驚いたなぁ。

しばらく進むと、急に展望がよくなり、谷のようなところに幹線とみられる道路が見えた。五日市街道から一度登っている分をまた下がるのかな。山ばかりで、本当にこの先に青梅があるのだろうかと不安になる。

このあたりの林には、切られた木がずらーっと立てかけてあった。きのこでも栽培しているのだろうか。柳橋をわたると、さっきの綺麗な道路に合流。ラーメン屋があり、昼はラーメンでもよかったかなと思う。立派な日の出町の役場を過ぎると、いよいよ山越えだ。

平井川に沿って進むと茅葺き屋根の家もあり、家の前に、猫が寝ているかと思えば、にわとりも放し飼いにしているし、門までの庭が畑になっていたり、広々とした家が多くていいな。でも、夜になるとめちゃ寂しそう。ふれあい橋という木の橋の向こうは、花菖蒲の里だそうだが、柵があり中には入れなかった。

ショートカットは失敗

地図を見ると、このまま秋川街道を進むよりも、一本右に近道できそうな道があるので、そちらに行ってみる。谷間を歩いているような感じだったが、木の向こうに見えたのは、採石場で、道の両端をダンプカーが行き来している。道はさらに奥に続いているようだが、なんだか私有地みたいだし…とても先に行ける雰囲気でなかったので、引き返すことに。

ううっ、来た道を引き返すほどむなしいものはない。玉の内という所から、素直に秋川街道を進むが、道の端は砂のような石がたまっていて、端が歩きづらいところだった。まあ、ナチュレル(かないみか)でも聞きながらのんびり行きましょうか。と、坂道をのぼるが、のどが渇いたよ~。コンビニはもちろん、自動販売機がないのも、つらいところだな。そういえば信号もない。

青海の街へ

しばらく進むと、二ツ塚峠の直前で信号を発見。そこからは、山を切り崩したのか、谷のようになっていて両端に木が生いしげり、森のトンネルのような感じになった。でも、そこで上り坂はおしまいで、下りに入る。そういえば山越えにありがちなトンネルはなかったぞ。トンネルを歩くのは(車が)怖いから助かった。

あっけない…と思ったが、ここからが長かった。下りが延々と続くのだ。歩行者用の道路(というか溝)は左側にあったので、逆に青梅から歩き始めていたら途中で挫折していただろうな…墓地公園でへとへとになっていたのだが、まだ続き、大明星大からの橋のあたりでもまだ下り道。でも大学からのバスが通るようになったので、あと少しのはず…見えた!山を抜けると、住宅街が広がっていてはるか先に、マンションが建ち並んでいる。そのマンションたちを森が覆っていて、森の街という感じがする。…でもいったんおりて、また上らないとダメなんだろうな。

3時頃、吉野街道をわたるとコンビニ発見。助かったー。アクエリアスで元気になったので、多摩川を渡る…えっ??これが多摩川??とんでもない高さの橋だったのにも驚いたが、両端の長い河原がなくて、谷間に川が流れているという感じで、野球もできる川崎の多摩川とは大違いだった。

レトロが売り?

青梅街道と交差し、再び坂を上ると商店街に突入。なんたが、古い映画の看板がいっぱい。ここは夕張ですか?

老人向け?いったいなんの意味があるのだろうか…。しばらく進むと、昭和レトロ商品博物館なるものが見えてきた。中には古いコカコーラの空き缶や、駄菓子コレクションなど。包装マニアの家みたいだが、確かに懐かしいものもある。となりのレトロという喫茶店もあるし。「レトロで町おこし」をしているようだ。

坂を上ったついでに、鉄道公園にも行ってみる。鉄道車両を中心に保存展示公開している公園で、前から一度は行ってみたいと思っていたが、ただ車両がおいてあり、幼児向けの鉄道乗り物があるだけで、濃くはなかったな。(それでいいのでしょうけれど)鉄道公園

でも、ちゃんと年表が春のダイヤ改正まで作られていたのは感心。また、新幹線の車内にも入れるのだ。新快速のような転換シートの車両には乗ったことなかったので、いい体験だった。入場料は100円なので、こんなものだろう。

快速で立川へ

青梅駅に戻ると、ちょうど〔ホリデー快速おくたま号〕が入ってくるところだった。特別な車両かと期待したが、普通の電車でがっかり。でも、快速運転なので、他の駅のホームで待っている方を見ながら通り抜けていくのは新鮮だ。

立川ではアニメイトに寄り、「燃える!お兄さん」の文庫本1~8巻を購入し、南武線で寝ながら帰宅。止まっている電車でなく、次の電車で車端を狙うのが鉄則だ。

扉に戻る