2003.06.07

松田山ハーブガーデン寄～東名秦野中井ＩＣ

一年ぶりの松田

ばっちり早起きして、６時半ごろ出発。登戸から小田急に乗り、町田駅でロマンスカー・あさぎり１号に乗りかえる。小田急の特急に乗るのは久々で、車窓が面白い。進行方向に向かって座るのっていいな～。去年はあさぎり３号２階のグリーン車に乗ったのだが、今回は普通車。でもサポート号と違って、少しだけ座席の位置が高いと思う。

本厚木を過ぎて、山が見え始めるが、大きなショッピングセンターが時々出てくるのが気になるよ（降りたくなる）。最後は、ゆっくりとＪＲ御殿場線に合流して、松田駅に到着。箱根そば屋で、冷やしきつねうどんを食べ（なかなか美味しい！）目指すは松田山ハーブガーデン。

松田駅から見あげるような場所にあるのだが、どうやって行くのだろうか…でも、適当に歩いていると、所々に案内の方がいて、迷うことなく到着。親切で、かなり好印象。今日から、ハーブフェスティバルというのが行われてるそうで、ハーブ園は最近行っていないな、と興味を持ったのがきっかけです。

のんびり松田山ハーブガーデン

早速ハーブ園に入ってみる（入場料は無料）。おおっ、景色がすごい。こんな高いところまで上っていたのか。ずーっと、松田の街を見下ろすとこができて、東名の高速の先には、酒匂川も見えるし、御殿場線の電車が寂しげに走っているのも見える。すばらしい！

ハーブ園自体は、神戸のと似たようなものだが、ミントの葉にふれただけで、香りがするハーブっていいな。神戸と違って、いったん坂を下ったあとは、また歩いて戻らないといけないのが、お年寄りには大変そう。あと、ハーブの名前だけでなく、もっと説明書きがあった方が良いと思う。時刻は９時を少し回ったところだが、３人しかいなくて、とても静か。しばらく、おしゃれな椅子に座って景色を眺める。ここで喫茶店でも営業していたら、コーヒーを飲みながら（この場合だとハーブティかな）優雅なひとときが過ごせるのに。そうそう、このハーブフェスティバル期間中には、ハーブティの無料サービスがあるのだが、１１時からだなんて…早く来た方にこそサービスして欲しいよ～。

１０時頃に下山、帰りは歩行者用の道を通ったら、森の中を通るコースで滑り台などの遊び場もあり、この遊歩道から上るのが正解のようだ。

寄、再び

続いて、１０時５０分のバスで寄（やどりき）に向かう。ここは、とある有名ＨＰの日記を読んで行きたくなったところなのです。去年は意識していなかったが、富士急バスだったとは。沼津で買っていた（もう使うことはないと思っていた）富士急のバスカードが使えるのはありがたい。バスは山の中に入っていき、高いところから見下ろすところが時々見える。このあたりはバスの停留所は、雨よけのできる待合い所があるのだが、どこも古くて風格があっていい感じ。田代向というバス停なんて、鉄道の無人駅のように立派だった。お茶畑

今回は、終点前の中山入口停留所で下車。ここは、まっすぐ山道に向かうところで、急な坂道が迎えてくれる。坂道は急だが、一年前と変わっていないなぁ…うぐいすの鳴き声が、いたるところで聞こえて、鳥も見ることができる道をのんびりと上ると、神奈川で暮らすことになった、一年前の自分を思い出す。

しばらく進むと、ゴルフ場の横を通るが、この道が綺麗になっていて歩きやすかった。クラウン乗馬所で馬に乗っている方を眺めながら、進むと住吉神社があり、ここから茶畑と、街（渋沢？）を見下ろすことができる。お腹がすいたので、この景色を眺めながら、持ってきた缶入りの「かんぱん」を食べるが…ううっ、喉が渇く～。

しばらく下山すると、自動販売機を発見。助かった…。四十八瀬川に沿って下って、堀川で主要な道路に出て、西秦野郵便局前を通ると、渋沢駅はすぐそこだ。

これから発展、南が丘

歩いていて困るのはトイレ。比較的大きな公園やショッピングセンターを探すか、入場券を買って駅の中に入るしか方法がない。気にしながら歩いていると、コープを発見。もしや…ありました！ジュースでも、と思ったが、ここって会員証がいるのだっけ（追記：今は確認することは、ないそうです）。今回はさらに先進むことにする。しばらくは、渋沢商店街という古い町を進むが、道路が半分ふさがれていて、車が通りにくそうなところだった。なぜ全部を解放しないのだろう。

商店街が終わり、住宅街に入ると急にのどかになったので、なかじま東公園で一休み。大きな家が多くて、車が少ないのがいいな。となりの秦野駅を目指して線路沿いに進むが、道路の間が緑地になっているところを進んでいると、線路から遠ざかっていった。やばいかも…でも立派な道路に合流したし、青い行き先看板に秦野と書いてあるので、間違いないだろうと進む。

途中、みかん動物病院というのがあるか、ここのロゴ、みかんのＭが猫の耳になっていて、とてもかわいい。かなり高いところなのだが、ちらっと下界（？）を見下ろすと、なんだか遠くに駅らしきものが見えるのですけれど。あれが、秦野駅じゃないの？現在地は、緑が丘というところで、かなり離れてしまった。

ちょっと悩んだが、目的地を変更。ローソンの所から病院に向かって歩くと、これから発展していきそうな、綺麗な家が並んでいた。天気も良く、くっきりして、公園も立派で日本じゃない感じ。駅から遠いが、車を持っている方なら住みやすそうな所だ。ママ４のなつみちゃんが住んでいそうな感じ。立野緑地入口というバス停あたりは、まだ開発途中で、空き地が広がっていたが、次に来るときには、この景色は消えているのだろうな。

坂を下って、県道６２号線に合流、駅とは反対の方向に進むと、東名秦野中井ＩＣに到着。ここに高速バス乗り場があるはずなのだが、どこだろう。歩道橋を渡って、高速道路下を歩くと、古い門があって行き止まり？…そんな～。

でも、行き止まりまで進むと歩道だけは曲がっていて、高速下の小さなトンネルをくぐり、反対に抜けると、階段となり、バス停にたどり着けてしまった。これはちょっとした隠れ家だな。反対に出たのに…どういう構造になっているのだうろか。

予想以上に疲労

しばらく待って、２時２７分の東京行き高速バスに乗車。昼間の東京行きは空いていると思ったが、混んでいて通路側しか空いていなかった。それでも、前面の展望が良くて気分がいいや。

渋滞もなく走り、うとうとしながら４０分、東名向ヶ丘で下車。バスに乗ったときは、ここから登戸駅まで歩いて行くつもりだったのだが、降りてみると、もう歩く気がしなくなった。今日はちょっと歩きすぎたかな…東名江田で降りるべきだったか。

近くにあった溝の口駅行きのバス停に行列ができていたので並ぶが、バスは座れそうになかったので見送る。今度は、先頭だから大丈夫のはずだが、次のバスまで１５分あるので、念のため一つ向こうのバス停まで歩いて、そこから乗車。高速じゃなくても、進行方向に向かって景色を見ることができるっていいな。ホリデーパス＋データイムグリーン料金券で、のんびり久里浜往復なんてのもやってみたいな。いい一日でしたが、その後、ハスの合成画像で精神的ダメージを受ける。