ホームお散歩日記[神奈川]鶴見ウォーキング
2003.09.20

鶴見ウォーキング

下へ移動 Ctrl + END

先週はせっかく3連休だったのにもかかわらず、チュチュ漬けになっていて外出せず。そろそろ、歩かないと運動不足になると思い、鶴見ウォーキングに参加した。

一駅散歩

今にも雨が降りそうな天気の中、8時に出発。ひとまず定期券範囲の平間駅で下車し、そこから一駅、鹿島田駅まで歩く。道路がレンガになっている駅前の商店街を抜けて、府中街道を歩いていると、南武線を渡る踏み切りに合流。あとは、線路横の道を歩いていたら、あっけなく到着してしまった。

鶴見駅までの「往復乗車券」を買って乗り込み、鶴見駅に着いたらちょうど9時。改札を出て、ウォーキングの案内の所へ行くと…おお、駅長さんが、タスキをつけて立っているし、駅の出入り口でお弁当や、お惣菜も売っていて賑やかだ。気合が入っているな。

ここでは、地図だけもらって、実際の受付は、白播公園で行うとのこと。ゴールが同じ駅だからかな。

ここが生麦

地下道を通って、亡霊のような石像群をすぎると、鶴見川に沿ってずーっと歩くコースとなっている。鶴見はまったく未知の世界なので、わくわくするし、風が吹いていて気持ちいい。道には貝殻が混ざっていて、海辺の雰囲気が出ていると思う。

プリンセスチュチュのDVDについている音楽CDを聴きながらしばらく歩くと国道駅に到着。トンネルがずーっと続く途中に駅があるのだが、薄暗い高架下に、きっぷの販売機だけがあって、自動改札はなし。不気味なところだった。

そこを抜け、生麦魚川岸通りを進むが、大きな貝を売っていてびっくり。魚屋の並ぶ港町といった感じなのだが、信号がなく、ずっと先まで続いてるのだ。こんなにたくさんの店があっても、重要はあるのだろう。でも、お年寄りの方しか見かけなくて(時間が早いせいかもしれないが…)別世界という感じがした。それにしても、生麦事件…ってなんだったっけ?生麦事件発生現場、生麦事件の碑、生麦事件参考館を眺めながら歩いて、ようやくどんな事件だったか思い出した。

今度は、幹線道路の国道15号線を少し歩いて、線路の北側に抜ける。ここは、京急と、JR(京浜東北・東海道)の踏み切りが二重になっていて、電車がよく通るのでなかなか開かない。歩行者用に、歩道橋もあるのだが、 階段を上っているうちに開くだろうと待っていたが…結局階段の方が早かったかったみたい。

鶴見も坂の町

飯山商店街をしばらく歩くと急な坂道になり、白播公園に到着。ここで受付を行う。「伊豆半島花&てくもぐウォーク」という、別の団体?が主催しているようで、電話予約している方は少なく、みんなが住所を書いているので、なかなか進まない。まわりを見るとお弁当を食べている方が多くて、ちょっと疎外感。何か食事を用意しておけばよかった。

しばらく休憩してから出発すると、またまた急な坂道になるが、がんばって登る。東寺尾ふれあいの樹林をぐるっと一回りするようコースになっているが、浄水場のとなりが、舗装されていない山道になっていて、涼しい森の中を土の道を歩く落ち着くところだった。さあ、後半戦行ってみますかな。

坂を降りてからは、しばらく、小さな川に沿って進む。急いでも仕方ないので、前のグループの世間話をききながらのんびり歩こう。ところどころ、橋をわたって川を渡って、行ったり来たりできるのが、楽しいが、みんな同じ方向に歩いているので、反対から歩いてくる方が困っていた。迷惑だろうなぁ。

宝蔵院から、馬場町公園に向かう坂は、またひどかった。鶴見って、こんな山あり谷ありのところだったのか。必死になって登っただけあって、景色は良かったが、今までのウォーキングと同じくらいの距離なのに手ごたえがある。(運動不足のせいもあるけれど)

大きいぞ總持寺

転ぶと下まで落ちていきそうな急な坂を下っていき、最後に總持寺の中に入っていく。うわ~っ、おおきいぞ。地図を見て、広いお霊園のようなものだと思っていたが、歩道が一直線に続いていて、とにかく、門もお堂も大きい!ものすごく迫力がありました。建物の規模は、成田山くらいだと思うが、こんな、都会の中にあるのがすごい。うーん、まだまだ知らない所がたくさんあるのだな。でもこの風景、どこかで見たことがあるな。デジャ・ヴュなんでしょうか?不思議な体験だ~。…と思ったが、桜玉吉さんの幽玄漫玉日記(3巻)に出てきたのでした。

このあたりで、ついに雨が降り出した。もうすぐゴールの駅だし、小雨だから我慢できるのだが、ちりも積もればで、けっこう濡れてしまった。傘をさすタイミングって難しい。駅に戻ると、地図を持っていたからか、駅長さんが「お疲れさまでした 」と言ってくれて嬉しい。

乗り越し実験

無印良品などでいろいろ買い物したし、そろそろ帰ろう。

鶴見駅から平間駅の運賃は160円。だから「鶴見→鹿島田(かえり)」のきっぷでそのまま出場することができる。自動改札は、さすがにダメなので駅員さんに見せると、「通っていいよ」と言われた。おおっ、本当だ~。感動。(ばかばかしい?)

これで用事は済んだ 。けれど、また定期券で入るのもな…そこで、平間駅入口から、(川33)市民ミュージアム行きの東急バスで帰宅。

扉に戻る