ホームお散歩日記[東京]川崎大師(蒲田駅~川崎駅)
2003.10.18

川崎大師(蒲田駅~川崎駅)

下へ移動 Ctrl + END

今日は、駅からハイキングの「川崎宿を歩く」に参加しました。

蒲田の街からスタート

このコースの出発地は蒲田駅。あまりにも近いので、いつもと違い9時ごろ起床して、のんびり10時10分頃に出発したら、本当に受付終了の11時ぎりぎりの到着で危ないところだった。

蒲田駅はまだ数回しか下車したことなく、南口の方はほとんど知らなかったが、駅ビルがあり想像以上に立派なところだ。もっとごちゃごちゃしたイメージがあったが、立派な道路に歩道があり歩きやすい。それでも旧東海道を、少し歩くと、歩道つきの大きな道路はおしまいで、細い道になり、本町商店街に入る。久々のわくわくする感覚、知らない街を歩くってやっぱりいいな。

JRの踏切を渡ると、子供でいっぱいのタイヤ公園に到着した。東海道線の車窓からは何度も見ているが、実際近くで見てみると、大きくて迫力があるよ。タイヤ恐竜の炎がネットで再現されているなんて、よく出来ている。

散歩の醍醐味 古い町並み

再び踏み切りを渡ると、京急の雑色駅に向かって、雑色(ぞうしき)商店街が続く。人がいっぱいの商店街で、電気もつけない薄暗い店で買い物をしている…うわぁ~、こういう町並みが好きなんですよ。商店街の奥のほうに、電車が通るのもいいな。もみじや、ひもで飾り付けしてあり、全体的に赤や茶色で「ああ、秋なんだな」と感じることができた。こういう雰囲気がにこにこ銀座にあるのだろうな。(あいかわらず、見たアニメの影響を受けています)

駅を渡ると、「水門通り商店街」に名前が変わった。こちらには、南六郷小学校の生徒が書いた絵が、各店に飾ってあって、一応は、果物などかかれているのだが、中にはなんだかわからないものもあり、見ていて楽しい。

六郷橋緑地から六郷橋へ

ここからは、ずーっと橋まで、多摩川の土手を歩くコースになっている。今回のウォーキングも距離は10キロを超えているのだが、道も広く開放感があって、野球をしているのを見ながらのんびりとでき、とても歩きやすかった。たしか、コンパイラのドラマCD(なんて、懐かしいネタばかりなんでしょ)を聞きながら歩いていました。川崎大師

橋を渡って(六郷の渡しのところ)、京急の大師線に沿ってあるくと、イトーヨーカ堂を発見。そろそろお腹がすいたので、ここの食堂でなにか食べようと思ったが…おなじウォーキングの方でいっぱいだった。とほほ。仕方ない、我慢してもう少し歩くとしますか。

すごい活気の川崎大師

いよいよ、「ダルマと飴の川崎大師」が見えてきた。一度行ってみたいと思っていたのだ。五重の塔みたいな建物の上に、金ぴかの飾りがついていて、派手なところだ。参道に入るまでにも、開運だるまがたくさん置いてあるところがあり、阪神ダルマ(金色のダルマ)なんてものあって、面白い。浅草を思い出すような参道に、お店がずらーっと並んでいるのだが、みんな足を止めて、くずもちや飴を買っていた。とつぜん1500人の団体が来たようなもので、今日は大もうけだろうな。

松屋総本店のあめ屋さんの包丁が、とんとこ鳴っていて気持ちいい。実際は、袋入りのあめがたくさんあるので、切りたての飴が買えるわけではないのだが、他の人につられて、きなこあめを買ってしまった。これは、きなこと水あめだけで作られた素朴な飴で、とてもやわらく飴という感じがしないが、甘すぎず美味しいので、どんどん食べてしまう。残ったきなこは牛乳にまぜて、きなこ牛乳にすると美味しいらしい。他にもいろいろな飴が売っていたので、また飴目当てに訪れようと思う。

川崎大師の力石や、献水の像など見ながら一回りし、あとは、一直線に川崎駅に向かうだけ。途中、雨が降ってきてびっくりしたが、ウィザードリィのドラマCD(ハースニール異聞)を聴きながら、132号線を一直線に歩いていく。このあたりは普通の道路と家で、見どころといっても、富士見公園の近くある、佐藤惣之助(六甲おろしの作詞者)の歌碑くらいかな。でも、稲毛神社付近で、川崎宿の今宿まつりというのが行われていて(祭りというよりは、ビジネスショーみたい)、紹介ブースが賑やかだった。

駅前の混雑がいやになりながら、14時にゴール。バッチをもらっておしまい。このウォーキングは、「江戸開府400年記念ウォーク」という名前でシリーズ化されているようで、8つスタンプがたまると、旅行券などが抽選で当たるらしい。もう、4つ逃しているので不可能だけれど。

扉に戻る