ホームお散歩日記[千葉]ユーカリが丘~…
2004.01.12

ユーカリが丘~千葉ニュータウン中央

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1月12日 再び出発

今日はゆっくり寝たので、起きると9時。いい天気なので出かけることにする。そうだな…前回雨でできなかった、ユーカリが丘線一周なんていいかも。

でも、この時間になると人が動き出すので、混雑しているはず。今度は、事前に時刻を調べて、新川崎10時47分発の〔快速エアポート成田〕にねらいを定めて出発した。ロングシートの車両だったが、座席があったので乗りっぱなしで12時8分に佐倉到着。京成佐倉駅は離れていて、バスも出ているが、歩いていけない距離ではないだろう。

駅間歩きでついでに観光

しばらく整備された道を北にあるくと、途中で終わって、いきなり狭い道で急な坂になったのでびっくり。でも徒歩なんだから直進あるのみ。ちょうど案内板があって、佐倉城跡とか武家屋敷通りがあったので、行ってみることにした。

確かに、かやぶき屋根のそれらしきところに着いたが、入るのにお金がいるようなのでやめ、となりの、くらやみ坂(木々におおわれて確かに暗い)を下っていく。いつものように、後で坂を上ることになり、今度は車もどんどん通る立派な道を上りきると市役所前に到着した。ここにも案内板がたくさん。

途中にあった麻多賀(まかた)神社に寄ってみると、ここは香取秀真生い立ちの地だそうだ。神社があると、ついつい行ってみるのだが、歴史を知らないのでやっぱりわからない ちゃんと調べていると面白いのだろうな。

案内板の中には、「京成佐倉駅近道」なんてのもあって、ここを歩くと確かに駅前の商店街っぽいところに出てきた。駅間を歩くついでに観光できるようになっている数々の案内板は、本当にありがたいと思う。

ユーカリが丘を一周するつもりが…

京成電鉄の各停に乗って、ユーカリが丘駅で下車。すぐにサティがあったので、ここで昼食にしよう。座席共用でいろいろお店の集まっているところを見ると、さぬき小町うどんがあったので、ここにする。値段を見てびっくり、かけが200円とはめちゃ安い。味も、さぬきうどんめりけんやと同じだし、こういう店が近くあるっていいな。しばらく店をうろうろして、13時50分に再び出発。

といっても、サティの出口がすでに地区センター駅になっているし、次の公園駅にある南公園もすぐそこだ。けっこう大きな公園で、木登りをしている子供もいた。木登りを見たのは何年ぶりたろうか。

いよいよ、住宅地に入っていくが、全部一戸建て、マンションなし、庭もあって車庫も広く、なつみちゃん(ママ4)が住んでいそうな所だ。そのまま道路に沿って歩いていると、方向がずれてしまったので、もどるとトンネルから出てきた線路に合流。すぐに北公園に到着した。次の中学校駅も近いし、一周なんてあっという間だなと思い、地図を見ると「南無の郷」と書かれたところがあったので、ついでに寄ってみることにする。樫の木農産物販売所や立派な土蔵の竹薮をぬけると、街から外れて山の中の道になった。

このあたりの道はひびわれていて、端の方はぼろぼろ。トラックでも多く通っているのだろう。歩きにくいが、しばらく進んで到着したのは、単なる墓地だった

このあたりに史跡(矢崎城址)があったと、覚えていたので、それと思っていたのにすっかり勘違いしていた。

恐怖の山道

あそう橋を渡って、吉田グラウンドで野球をしているのを見ながら、車も通らない道を歩く。ユーカリが丘線一周はやめにして、目的地を「千葉ニュータウン」に変更したのだ。北総・公団線がこの駅終点だったころに行ったきりだったので、もう一度見てみたくなったから。そもそも千葉に行くことなんてめったにないし、ついでに、延長した印旛日本医大まで完乗しておこうと思う。

運動場の先には赤い製鉄がたくさんおいてあった。さびているようだけれど、鉄粉は大丈夫なんだろうか。古いバスが放置されていて、夜だとめちゃ怖そうなところだ。昨日と同じく、地図に乗っている幹線道路じゃなく、知らない道を進んでいるのだが(直進した方が近いはず)でも、どんどん人里を離れていき、車も通れないような細い道になっていくのですけれど…

確かに昨日は、こんな道がいいんだと思っていたが、夕方になり空はどんどん暗くなっていくのに、森に沿って道がうねうね曲がっているので、先まで見えないし、このあたりには、街灯はぜんぜんなし、そもそも民家を見かけない。やばいぞー。適当に歩いているだけで、どこかの駅や線路に当たる都会とはぜんぜん違うので怖くなってきた。しおん

高いところに上ればまわりが見えるはずと、小走りに思いっきり急な坂道を上っていくと、ようやく古い家の立ち並ぶ、集落が見えた。車も通れるまともな道なので、一安心。

ペースを落としてゆっくり歩くと、少し先に「しおん」という、幼稚園などの集まりがあったが、ここのバスは〔つばさ〕のようだった。その先の新しい建物「船穂コミュニティーセンター」を進むと、ようやく地図で確認できる幹線道路に合流できたよ。

にんたまラーメンを通って、しばらく歩くと駅前らしき建物が遠くに見え「ユーディーのアトリエサウンドトラック」を聞きながら、歩いて16時35分にニュータウン駅に到着。線路と両側の道路の幅の広いこと。

マイクロバスに初乗車

昔は、ニュータウン駅前になにもない広場があって、一面にレンゲが咲いていたのだが、当然消えていた。ここから終点の印旛日本医大駅まで行く(2駅先なのに運賃は440円)。プラネタリウムのような駅は立派だったが、ニュータウンのようなショッピング街はなかった。食事してからくればよかったかな。少し歩いて、印旛の民謡の流れるランドロームという、フードマーケットで、パンなどを買って食べる。ここは、輸入物が多いけれど、缶コーヒー39円など、めちゃ安いのが多い。

さて、帰りはどうしよう。バス停を見ると、京成佐倉行きというのがあり、1時間に、1、2本はあるのでこれに決めた。今日の出発点にもどれるわけで、ありがたい。

しばらく待っていると、やってきたのは、普通のバスじゃなく、乗りあいタクシーのような、マイクロバスだった。普通の車が、人を待っているようにも見えるが、窓ガラスに貼ってある行き先を見て、おそるおそる扉をあけてもらう。こんなのに、乗るのは初めて。

中は4列で、補助席を全部つかっても、12人程度かな。料金は終点まで300円なので安い。最初の、印旛日本医大で2人乗りこんできただけで、暗い中、どこを走っているのかわからないが、印旛沼沿いの道もあったので、昼間に乗ると景色がよさそう。20分程度で、京成佐倉駅に到着。

最後の力をつかって、JRの佐倉駅まで歩く。途中で雨が降ってきて、濡れながら到着。しばらく待って横須賀線直通の電車で新川崎まで乗って帰宅。今日はホリデーパスがもったいなかったかな、計算してみるとぎりぎり元は取れているみたい。

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