今日は、珍しく暖かい日。武蔵五日市線の沿線はあまり行ったことがなかったので、今日は東秋留にしよう。11時ごろ出発して立川駅で青梅行きにうまく接続したのに、拝島でたっぷりと待たされ、東秋留駅に着いたのは12時32分だった。
駅前の通りを南へ行き、東秋留駅入り口から細い道へ進む。結局は県道166号線に合流しないといけないのだが、この方が近道のはず。(…といいつつ失敗も多いのだが)
どの方向に進んでいるのかわからなくなるほど、複雑な道を歩いていくと、広い庭にかやぶき屋根の家が出てきて、時代を遡ったように感じる。さらに小さな川沿いに少し歩くと、地図に載っている前田小学校に着いたので、だいたいの位置を把握、さらに南に進み杉並あきるの線(7号線)の通りに出た。
マクドナルドやガスト、東京亭ラーメンなどいろいろなお店があるが混んでいたので、近くにあったセブンイレブンで、パンとおにぎりを買って先へ進む。このあたりに、うみたて卵(たぶん6個で)200円の自動販売機があるのだが、この近くで鶏でも飼っているのかな。(あとで、滝山街道の方でも見かけたので、何箇所もあるのだろう)
熊野神社のある「小川」というところで166号線に沿って坂を下っていくと、いきなり家がなくなりまわりは畑や田んぼばかりになって、はるか遠くまで見渡せるようになった。遠くには(多摩川の先)マンションが立ちらなんでいるのと対照的だ。ここは、どうどう坂というらしい。由来の説明はなかったが、いい眺め。
滝山下橋のあたりから車道は山に向かっていくので、農道っぽい道を通って山の下にある集落に向かうと、ちゃんと滝山公園への案内板があった。ありがたい。
ずっと道は狭くなっていくが、山道でなく石畳のような整備された道で歩きやすい。しばらく多摩川を眺めるように山と平行に進むと、いきなり急な坂道になったが、春日山城跡に比べると楽勝だ。階段があったので、上りきると金比羅社と霞神社に到着。関東の名城で、上杉家家老大石定重が築城。何の予習もしていないので、ふむふむと読むだけだが。遺構がほぼ完全な形で残っているようで、広場がたくさんあるのだが、ちょっと物足りないかな。堀切、土塁、堀底道などわかるそうだが…
時刻は13時30分。ベンチがあるので、ここでおにぎりを食べて休憩するが…お茶を買わなかったのは失敗だったな。このあたりに自動販売機なんてあるわけないし。
橋を渡って広場に行くと、車が何台もとめてあり運動部(?)の学生がたくさんいた。グループで山のいろいろなところを競争しているようだ。猛スピードで山道を走っているのでちょっと怖い。
ここから「滝山城址下」のバス停に出る道と、古峯ヶ原園地を通って小宮駅方面に向かう道が分かれていたので、小宮駅方面へ。少し進むと、信濃屋敷跡・刑部屋敷跡に到着。まわりは雑木林で、葉は全部落ちているので、かなり山の下の方まで見渡せるところだった。また、乗馬クラブの道の道にもなっているようだ。道がいくつもあって、いろいろなコースがありそう。
ここは「かたらいの路・滝山コース」というハイキングコースらしい。犬をつれている方もいて、日常的な散歩道になっているのだろう。見晴らしがいいのでいろいろな木が見えるが、ぐねぐね曲がったのや、ひとつの場所からたくさんの木が生えているのもあり、ちょっと気持ち悪い。
途中道を間違えて、小林寺の方面から滝山二丁目に降りてしまってちょっと失敗。もうすこし山道を歩きたかったのに。ここに地蔵があるのだが、スキーウェアのような子供服を着せていたのが可愛いかった。
ソフィア(小西寛子)を聴きながらずっと進み、東京環状(国道16号線)を少し越えたところで、久保山の住宅街へ向かう。地図を見ると道が綺麗に整備されているので、きっと丘の上にある綺麗な住宅街だろう。予想通り、坂道を上っていくと道路が赤色になり、新しい街があられた。でもこの坂、通勤はたいへんだろうなと思うが、車があれば関係ないか。どの家も車2台入る車庫があり、高級なところだ。途中、宇津木西公園に寄ったが、砂場に巨大なプリンのような物体があった。なんだろう?(全方向滑り台?)
このあたりは、丘の上だけあって眺めはいい。多摩川が近いというのも住むにはいいな。高そうでとても住めないけれど。アルプスというスーパーから、坂道をゆっくり下っていくと駅に到着(14時45分)。
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