今日は、駅からハイキングに参加することにしました。都電沿線は一度歩いてみたかったのでちょうどいい機会です。
6時に起きて、7時前の南武線で武蔵小杉へ。開店したてのさぬきうどん店で、朝食代わりにかけの小を食べる。たまに食べるとやっぱりおいしいな。
今回のスタート地点は南千住駅。あらかじめ東急のHPで時間を調べていて、乗るのは7時25分北千住行き。日比谷線に直通していてるありがたい電車だ。8時半に南千住到着。もう受け付けが始まっていたので、早速スタートする。今回は記入用紙と地図をいただき、受け付けはゴールで行うことのこと。たしかに今まで電話で申しこんでいない方が、住所などの記入をしていて、スタート地点が混雑していたからな。鉛筆のコストはあるのかもしれないが、今後もこういう方法になっていくのだろう。
スタート地点からすぐ、すさのお神社の隣に荒川ふるさと分化館があるのだが、開館が9時半だったので入れず。混雑すると思って、早く出発するのも問題かな。そう、ウォーキングイベントは家族連れの方も多くて、狭い道だと混雑することが多いのです。のんびり歩く心のゆとりが必要なんでしょう。
サッポロビールの工場沿いに、都電の始発「三ノ輪橋」まで歩くのだが、ここは赤レンガの壁で、反対の住宅街にはどこも植木や花、たくさんの盆栽が飾ってあり、綺麗で古い雰囲気がよかった。遠くにはビルが立ち並んでいるので対照的だ(遠くにあるピラミッドのようにとがったマンションが気になる)。家前にこういう花とかあるといいな…住むとしたら、花を飾ろうと思う。
しばらく進むと、ジョイフル三ノ輪商店街に入っていくのだが、ここがまた懐かしい。アーケード街になっていて、薄暗い中小さなお店がたくさん並んでいて、まだ開店前なのだが、豆腐屋や、まんじゅう屋、惣菜屋さんなど時代が遡ったようだ。ときおり都電が通るのもいい。考えてみると、アーケード街って東京だと浅草くらいしか思い浮かばない。雨が降ったときにありがたみを実感すると思う。
都電の踏み切りを渡って(たしかに線路の幅は在来線より広いや)前の常磐線ウォークでも通った、サンパール通りを進むと、荒川自然公園に到着。ここは古い石柱が残っていたのが印象的だった。ゆっくり歩くと都電がよくやってくるが、どれも立っている方がいて、混雑しているようだ。さすが、東京でずっと残っている路面電車だけのことはある。まあ一両だし、バス並の収容力だからちょうどいいのだろう。
いなり通りを歩いき、「みずたまり」というSNACKのところで都電とお別れ、右に曲がって、尾久の原公園を目指す。このあたりは、道が複雑で地図を見ながら進むが迷ってしまった。コースとは違って、大門小学校の反対側を歩いたのだが、落ち着いた静かな住宅街で、こういう狭い道もいいと思う。こういう道をコースにできないのが、ウォーキングイベントの難しいところなんだろうな。
尾久の原公園は、旭電化跡地を公園にしたところで、半分は、普通なのだが、川側は得に整備されていなくて、湿地をそのまま残っているのが珍しい。トンボがたくさんいるのでトンボ池と呼ばれるそうだが(この時期はさすがにいない)、下手に遊歩道をつくるよりはいいのかな。学園前で、車が余裕で通れるほどの広い歩道が整備されていて、とても歩きやすかった。このあたりは道路の真中を都電が走っているので、自然と都電沿いに歩くことになる。
尾久八幡神社にちょこっと寄ってから、都電荒川車庫を通る。なにか展示物でもあるのだろうかと思ったが、普通の営業所という感じだったので、そのまま進み、都電もなかで有名な、明美のお店に到着。500円以上購入すると一割引になるので、自分用に買おうかと思ったが、冷静になって考えてみたら、いらないな。(大阪さんの思考が身についている )
ここからは、ファッションロードかじわら(梶原商店街)に入っていく。ここも、いろいろなお店があり活気があって良かった。懐かしい気分になるのは、車が通らないからかな。排水の蓋が都電の絵になっていて、都電が親しまれているようでうれしい。
商店街が終わると、普通の道路となる。ほうせき橋を渡る手前に工事現場のようなところがあり、その自動販売機の近くにコーヒーのボス(青)の未開封缶が転がってるのだが、こんなのでいいのだろうか。さすがに取っていくわけにはいかないな でもコーヒーが飲みたくなったので、別の販売機で購入。
あとは、しばらく見所はないのだが、西福寺というところでは、旗をもった方に連れられて団体さんがやってきていた。こんなところを訪問するツアーがあるのかな。それとも何かの修行?豊島公園の近くでは、いなり通り商店街を発見。あれっ、前に見かけた名前だけれど、これって偶然なのでしょうか。王子三丁目から西にまっすぐ進むと、南大橋で、歩行者用の階段を上ると、これで終わりではなく、幹線道路がJR線をまたいでさらに上の方まで続いている。手ごわい。(新幹線はさらに上を走っている)このあたりは崖だったのかな。車が通ると揺れて歩きにくいのだが、コースは線路を過ぎたあたりで、離脱して、名手の滝公園へ。
ここは、江戸時代に沸き水を利用して庭を造ったのが始まりだそうだ。大地の斜面を取り入れた庭で滝も4つ。入場無料なのだが、入り口には立派な管理事務所があり、なんだか料亭に入っていくような感じだった。
ここまでくればゴールはすぐそこ。最後は森下通り商店街を通って、王子駅には10時40分到着。ただ都電沿線を歩くだけだったら、見逃していたような知らない名所をめぐることができるのがありがたい。都電といえば、真っ先に「鬼子母神前」「飛鳥山」が思い浮かぶので、第2回、3回が楽しみだ(結局参加せず )。
帰りは南北線の武蔵小杉行きに乗るだけ。武蔵小杉って便利なところだな~。
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