ホームお散歩日記[埼玉]川口~東川口
2004.03.13

川口~東川口

下へ移動 Ctrl + END

いつか来た川口

今日は、また歯医者で親しらずを抜いた。あとあと、じわじわと痛くなるのは経験済みだが、街を歩いていると意外と平気かも…なんてことを考えてしまったのがきっかけです。ともかく、直接は帰らないぞという強い意思表示のために、イオカードで立川駅を入場、府中本町駅からひさびさに武蔵野線に乗る。歯の痛みはそれほどでもないが、とにかく眠かった。このまま、南船橋まで行こうかとも思ったが、前から川口駅が気になっていたので、南浦和駅で乗り換え(運良く始発があったのでこちらも座っていけた)13時頃、川口駅で下車。

目の前にそごうがあって、パチンコ屋のライオン像が見えるこの風景。やはり見覚えがある。一度降りたことがあるのは間違いないのだが、いつだったのか…どこに歩いていったのか…

けっきょく豚丼

一応公園めぐりの目的地は決めてあるが、はげしい運動はやめるように言われているし、疲れたら途中で中断しようという軽い気持ちでスタート。…したのだが、すぐに大きな本屋のデパートがあったので、いきなり中断。新宿や神保町クラスの本屋があるなんていいところだな~。

「乗る旅・読む旅」(宮脇俊三)を買って、散歩再開。まっすぐ35号線を進むコースなのだが、途中でお昼ご飯でも食べられたらいいな、とお店を見ていると390円ラーメン屋があり、これはいいと思ったが、その先に吉野家を見つけてしまったので、結局250円セール中の豚丼に。今度は、川口ビール園あたりで豪華な食事をとりたいな(と思いつつ入る機会はないと思う)。

川口署で道35号線とお別れし、北へ進むと、青木町公園に到着。このあたりは、歩道と車道だけでなく、自転車の道と歩行者の道もくっきりと植木で分かれていて、とても歩きやすいところだった。最初のお目当てだった、青木町公園は、プールに球場にテニス場といった、施設で埋め尽くされており想像と違う。ちゃんと運動公園と名前をつけて欲しいです。テニス場は観客席のベンチに自由に入れるようになっていて、そこでは、女子中学生(?)くらいの試合が行われている。今まで、とおりすがりでテニス場の横も何度か通ったことはあるけれど、昔ながらの正式なテニスウェア?(スカートタイプ)を見たのは初めてかも。「これはこれで」という気分になる

おすすめ、グリーンセンター

といっても、試合内容には興味はないので、そのまま北上を続ける。幹線道路から外れているので、車も多くなく静かでいいところだ。(居酒屋にんじんという、廃屋のような建物が気になったが)

途中に、ドラッグショップがあり、ココア豆乳とごま豆乳が安かったので、両方買ってみた。ごま豆乳はたしかにごまの味がするが(ごませんべいのような感じ)ココア豆乳の方が断然好み。その後は、小学校のところからグリーンセンターの案内板が現れたので、まっすぐ進んで(そこそこ距離はあるが)グリーンセンターに到着。(15時前だったと思う)

暖かい日でもあるので、中は家族連れでにぎわっていた。花壇広場には、一面の花…といいたいところだが、チューリップが咲いていないのが残念かな。広い大芝生に椅子がたくさんあり、このまま昼寝したい気分になる。滝と噴水の運転時間になったようで、ザーっと音が聞こえるが、これも心地よい。川釣りしている方は一日中聴いているのだなと思いながら、しばらく目を閉じていた。でも、それに混ざってカラスの鳴き声が。なぜか、やけにカラスが多いのです。給水塔のあたりに住みついているんじゃないだろうか。グリーンセンター

つづいて、正門あたりで、春の盆栽展というのを開催していたので時間はたっぷりあるのだからと、ゆっくり見ていく。それぞれ小さな庭のようなミニジオラマで苔などに注目してみると面白い…のかな。あと、天然菊花石といって、石だけの作品があったのはびっくり。こういうのも、盆栽っていうのかな。その後、一番目立つ大温室の中へ。階段つきの道で、らせん状に道がうまくつながっていて、ぐるっと一回りできるようになっていて、下から見上げる木々も迫力があった。道に沿って、2つ目の温室に行くと、最後に(サボテンランドで)見覚えのある種類のサボテンがあったりして、ちょっと懐かしい。

バードセンターの鳥を眺めたあと、緑の展示館で椿展をしていたので入ってみる。盆栽展もそうだが、こうやって各個人の作品を展示しているようだ。椿というと、某パソコンゲームを思い出してしまうが 椿の描かれた湯のみ お皿も展示されていて、どこにでもありそうな、落ち着いた感じで欲しくなる。長く使うものだから、こういうのが合っているのだと思う。

このグリーンセンターは、この先にはさくら広場や、緑の迷路、ミニ鉄道なんてのもあり、かなりの広さ。また、園内の開花月の一覧があったりと、今書いていて、また行きたくなるところだった。テーマパークなどより、300円でのんびりできる、こういう公園のほうが私には向いているな。

川口自然公園

今日は激しい運動はダメなので、しんどくなったらこのあたりで、バスにでも乗って帰ろうと思っていたが、まだまだ元気だったので、さらに北上を続ける。最終目的地の浦和美園は無理そうだけれど。

外環線をくぐると、道のとなりに大きな馬が何頭も見えた。(木の柵のようなものがあるが、隙間から見える)川口の乗馬クラブがあるようだ。こんなに間近で馬を見るの初めて。その先の薬王寺のあたりでは、「野鳥の森」という散策ルートがつくらていて、面白そうだったが、当初の目的どおり、「テッサの艦長日記」を聴きながら、とにかく北上。この道路は崖ぞいに作られた道のようで、右側は常に崖になっており、下の方には新しい家が並んでいた。その後の武蔵野線を渡る陸上橋では、電話で連絡をとりながら、電車の撮影のために待機している方がいた。立派なカメラを三脚に立てていて本格的なのだが、この路線って、普通電車しか走らないはずなのに…貨物でも撮るのかな。

坂を下って、川口自然公園に到着。うん、こちらは青木町公園と違って、広い芝生のある正統派の公園だ。木のジャングルジムを斜めに倒したような遊具があったりして、子供たちが遊んでいる。どんなルールなのかはわからないが(鬼ごっこでもないし)独自の遊びをあみだしたのだろうか。

完乗まであと一歩

川口自然公園からは、武蔵野線に沿って東川口駅を目指す。武蔵野線をまたぐ陸上橋が何本もかかっていて、歩行者は、まわり道をさせられるかと思いきや、一人だけ通れる幅が、トンネルのように開いていてまっすぐ歩けるようになっていた。ありがたいけれど、この幅だったらすれ違えないぞ。こんなのでいいのかな。東北道は近くにトンネルがあって、地下を通って進み、あとは両側が畑の道路を歩いていくと、急に下り坂になって駅がいきなりあらわれた。(16時10分に到着)

あと一駅分歩いて浦和美園駅まで行き、埼玉高速鉄道線の完乗を達成したかったのだが、駅を見てしまうと、もう歩けない。完乗はまたの機会にして、そのまま直通の「武蔵小杉」行きで一気に帰宅。こんな埼玉の遠くから乗りっぱなしで、武蔵小杉まで帰ることができるとは、なんて便利なんでしょう。

[入場料]      川口市立グリーンセンター                                 ¥300-

扉に戻る