ホームお散歩日記[千葉]久留里 上総亀山 鵜原
2004.09.04

久留里 上総亀山 鵜原

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目標 久留里線完乗

千葉をうろうろしようと思い、新川崎駅5時49分の快速エアポートに狙いをさだめて出発。ひさびさに4時起きをしたが、うん、今日はしんどくない。最近体調が悪かっただけに、ほっとする。あいにくの小雨だが、その方が涼しくていいか。千葉で、上総湊行きに乗り換え、木更津駅には7時34分に到着した。

次の久留里線乗り換えに時間があるので、ドトールでコーヒーを飲みながら一休み。休日の喫茶店は本当にほっとする。(これが一週間の楽しみなのかも)まだ8時前なのに、木更津にいるのも嬉しい。やっぱり早起きはいいな。

想像以上にローカル線

続いて8時15分の久留里行きで再出発。やってきた列車は、椅子の堀りが深く、扇風機がまわっている(冷房なし!)、懐かしい列車だ。

混雑するとは思っていなかったが、それにしても、8人くらいのガラガラな状態で出発。本線から離れて、民家の中へ突入していくのは、わくわくする。とにかく速度がゆっくりで、道路を走ってく車に抜かされるほどだ。これぞローカル線!小さな無人駅に、停車していくのも、いいな~。このゆっくり感は、まるでトロッコ列車みたい。面白くて目がさえてしまう。もっと山の中を登っていくのかと思ったが、広々した田んぼの中を進んでいくという感じで、どこまでも平地が広がっているので交通の便が良ければまだまだ発展しそうなところだ。

久留里城

9時に終点の久留里駅に到着。上総亀山行きの列車までは時間があるので、久留里城に登ることにする。傘をさすほどでもない小雨の中を久留里街道に沿って歩いていると、商店街に、雨城という喫茶店があり、気分が出てくる。コンビニなどはなく、途中の久留里のわき水では行列ができていたり、「子供たちの専用通学路」として道路横のちょっとした山道があったり、静かで、のどかな所だ。久留里城

久留里城への道案内通りに進むと、坂道になりトンネルがお出迎え。これを登りきると杖置き場があり、本格的なお城への道になるようだ。といっても、車は通行禁止だし、コンクリートで舗装されているので、単なる坂道の続きという感じ(けっこう長いが)。途中のお玉が池 男井戸・女井戸(おいど・めいど)などの言い伝えを読みながら小さなお城に到着。スリッパが置かれていて、中も登ることができるようになっていた(無料)。城からの眺めはよく、まわりが山というのは先週の黒姫高原を思いだす風景だ。やっぱりというか、ゴルフ場はあるけれど。

帰りはずっと下りが続くので、ゆっくり降りるが、雨ですべってちょっと怖い。自転車で降りたら爽快だろうな。時間があまったので、帰りは、自動車のコースでのんびりと駅へ戻る。こちらは、山の中に広い道路があり歩道も整備されているので、歩行者もこちらの方が歩きやすいや。街の中に入ると、古い駄菓子屋や、水瓶に蛇口をつけたような、古い井戸がたくさんあり、感激。途中下車してよかったよ~、昔ながらの街は大好きです。

駅に戻ると、学生が、映画撮影をしていた(自主製作?)。男同士は話している、かっこいいシーンなのだろうが、バックに商店街のBGMが流れているのが、似合わない あとで編集できるのかな。

上総亀山で3時間

10時48分に終点上総亀山に向けて出発。さすがに(?)列車の中に同士(乗りつぶし)思われる方が乗っていた。が…、終点でSuicaを差しだすってどういうこと?(この駅では使えないのに…)

ともかく、山の中11時7分に到着。そのまま折り返すのもいいけれど、ここから、安房鴨川駅行きのバスが出ているそうだから、ちょっとしたバス旅もいいだろうと、バスの時刻を見ると13時55分。ひぇ~、3時間か…。亀山ダムくらししか見るところはないと思うのだが…

トンネルをぬけると郵便局湿原地帯

ともかく駅から東へ向かって、林道のようなところをしばらくあるくとトンネルがあった。それを抜けると、郵便局。あっ、本当だ。愛読しているホームページの日記に、この駅の郵便局探しに奔走するところが書かれており、妙に印象に残っていたのです。ああ、ついにやってきたんだ。と一人で感動。でも、コンビニなんてないし、このあたりの方はどこで買い物しているのだろうか…お腹空いたよ~。

さらに先へ進むと下り坂となり、橋を渡って精米所をすぎると、国道465号線に合流。亀山湖畔公園長崎が、公園っぽかったから行ってみたのだが、有料のキャンプ場と釣り場で、ただ眺めることしかできなかった。うーん、戻っておとなしく亀山湖に向かって歩き出す。途中で、いくつか橋を渡るのだが、高い橋から見えるのは、遠くまで続く水量多い川に断崖絶壁。浮かぶ釣り舟たちで、日本離れした風景だった。すごいな~…といっても、川釣りができないと、楽しめないところかな。

亀山ダムへ行く橋の手前に「上総屋 京兵衛」という手打ちうどん・そば屋があったので、時間も余っているので入ってみる。かけうどん(700円)はきしめんのような豪快な切り方にびっくりしたが、食べごたえがあり、京橋の駅前うどんを思いださせる、どことなく甘いだしも美味しかった。食べている間にも、ぞくぞく車で乗りつけてお客がやってくるので、あとで調べてみると、すぐ売り切れてしまうほど、そばで有名だったのか。こんどはそばにするぞ。

さらに歩いて亀山ダムへ。でも、ダムを見ても面白くないなぁ 時間が余っているので、ぐるっと遠回りして帰ることにしよう。ここからの道は、静かだし、まわりは田んぼで、家がぽつりぽつりとある本当の田舎という感じで、とてもよかった。歩いてよかったと思える、ここを通らなかったら出会えない風景があるから、散歩が楽しいのだと再認識。セミの突撃を受けながら、465号線の下をくぐって駅に戻ると、もう安房鴨川駅行きのバスは止まっていた。

ひたすら山道

5人乗ったところでバスは出発。鉄道の路線図だけだと、上総亀山駅から安房鴨川駅へバスが通じていると聞いてもピンとこないなと、地図を見てもひたすら山の中。停留所から間の距離の長いこと(フリー乗降区間だが)。亀山湖、笹川湖、片倉ダムをすぎると、景色はずっと山の中だが、途中で、なにもないところで降りる方もいて、このどこかに民家があるのだろう。結局3人が最後まで乗りとおした(810円)。途中、鴨川有料道路も通るし、走行距離から考えると、そう高くないと思う。気分転換にぴったり。

勝浦海中公園勝浦海中公園

外房線千葉行きに乗り、鵜原で下車。最後に勝浦海中公園へ行くことにする。潮の香りがすごい。徒歩20分くらいかな?トンネルを6個くらいくぐると、海が見え海中公園も近くにあった。海中展望塔閲覧料は310円で、えらく安いなと思ったら、エレベータなんてものはなく、階段をひたすら降りる。確かに海中にいるようだけれど、窓が小さくてあまり実感がわかない。にごっていて薄暗いし。マリンライブステージ(えり子)のイメージは…さすがに無理か。

直通快速で帰宅

あっという間に、見終わってしまったので次の電車に間にあってしまった。次の勝浦で普通電車千葉行きに乗り換え、上総一ノ宮駅で下車。よく千葉駅で、上総一ノ宮行きを見かけるので気になっていたから降りてみたのだが、これといった目的地がなかったので、玉前神社に寄って、セブンイレブンのあたりから線路沿いに引き返しただけ。それでも、駅に戻るともう、18時だったからいい散歩になったと思う。

もう電車が到着していてあせったが、最後は、18時6分の快速大船行きで帰宅。疲れたのか、品川まで眠ってしまった。千葉・東京とも乗り換えなくていいので狙っていたのだが、本当に便利。

[入場料]      勝浦海中公園                                             ¥310-

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