ホームお散歩日記[東京]多摩センター~高幡不動
2004.09.11

多摩センター~高幡不動

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今日はのんびり

18きっぷの期間が終わってしまうと、出かけようという気がなくなってしまった。その後、部屋を掃除していると、使い捨てカメラ引き換え券(有効期限:9月末)が出てきたので、とりあえず15時前に出発、立川駅に行くことにした。引き換えはすぐに終わったが、どこに行こうか…今日はあまり歩きたい気分じゃなかったので、多摩モノレールの一日乗車券を購入して、上北台駅へ。マツモトキヨシでお茶などを買ってから、16時15分の電車で一気に、終点多摩モノレール駅へ向かう。始発駅からのんびり、クロスシートで、高いところを走るモノレールで、街の景色を眺めるだけでも旅行気分で楽しい。

今回は、多摩モノレール線完乗の目的があったから乗ったのだか、もう一往復しようかと思うほど面白かった。新幹線の一駅分の特急券と同じ値段と思えば、そんなに高くないし。降りる時に、先頭車両を見てみると、二人席が前向きになっている、展望席を発見。帰りはここを狙ってみたいな。

公園めぐりは途中で挫折

多摩センター駅は、3社の駅があるだけあって大きな街だ。車道と歩道が分離されていて、広々としたパルテノン通りをはさんでいろいろなお店が並んでいる。特に目的はないのだが、このあたりの地図を見ると公園が山のようにあるので、全部巡ってみようと行動開始。北口に出て、乞田川に沿って、遊歩道があるのでしばらくそれに沿い多摩ニュータウン通り(158号線)の緩やかな坂道を上っていく。ここは草木が、歩道の内側に交互に置いてあって、道がジグザグになっている。きっと坂道を降りる自転車がスピードを出し過ぎない為なのだろうが、自転車がジグザクに走ってくるので、よけいに危ないと思う。

末が谷トンネルの上に公園に続く、薄暗いトンネルがあり東中野公園へ。平らなところはなく、昔ながらの山に遊歩道をつけた感じで、道を歩いているだけといった公園。まあ、森林浴にはいいかな。その後、バスの通る大きな道路に沿って、大塚公園へ。こちらは、森を歩く散歩道と、野球場などの運動場が混ざった公園で、管理事務所もある大きなところ。もう空は暗くなりはじめて、このまま夜を迎えるのもいいかなと思う、落ち着くところだ。

続いて、望地公園を目指そうと思ったが、北側には下り階段があり、高台の終わりが、多摩センターの終わりという区切りみたい。なんとなく、下の世界も面白そうだなと階段を降りて、大塚・帝京大学駅へ。

山の上の団地地帯

その後は野猿街道(20号線)に沿って歩く。ここは、幹線道路らしく、本屋やレストランが並んでいて近く(武蔵溝ノ口付近)に戻ってきたような感じ。…と歩くのはいいけれど、また目標がなくなってしまった。一日乗車券を買っているので、最終的には多摩モノレール沿線に戻らないといけないので、中和田通りを通って、高幡不動駅を目指そう。

大学の近くを通る通路だが、いきなり森になり民家がなくなってしまった。少し離れるともう山の中になるのか。薄暗い中、ガソリンスタンドがぽつりとあるのがとってもさびしい。ともかく、坂道をひたすら上ると、竜ケ峯通りに合流。百草団地地帯にやってきた。道路工事中だったので、歩きづらいが、さすが大きな団地だけあって、団地内にショッピングセンターや、飲食店、薬局などひととおりそろっている。もう、外は真っ暗で、団地の窓の明かりを見ていると、それぞれ家族で住んでいるのだろうなと思い、懐かしい気分に。ちょっと出発時間が遅すぎたかな。

公園に寄っても不気味なだけだろうから、そのまま下り坂を進んで駅へ向かう。このあたりの方は当然バスを利用するのだと思っていたが、結構歩いて上ってくる方がいたのはびっくり。歩道が狭いので、すれ違うのに苦労した。

一本落としで帰宅

高幡不動駅は初めてだが、京王線の駅前にはいろいろな店があるし、参道っぽいところもあって、ここも面白そうなところだ。そういえば、このまま分倍河原駅に行って、南武線で帰ることができるのか。運賃も150円だし、一日乗車券を買ったのは失敗だったかも。

でも買ってしまったのは仕方がない。とりあえず多摩センター駅に戻り、イトーヨーカ堂などで買い物。一階が食料売り場になっていて、ラーメンなど食堂があったので、ここで夕食。そろそろ帰ろうと駅に戻って、やってきたモノレールを見ると、全車両ロングシートだった。うわっ、ロングシート車両なんてあったのか。こんなのは認めんぞー。こういう行動をするのって、終わっているよな…と自分でも思いながらそのままホームのベンチに座って一本見送ることにした。

次の19時37分の電車はちゃんとクロスシートだったので、一安心。残念ながら展望席は幕が降りていたが、夜の街をゆっくり進むのっていいな。夜間飛行で、気分は銀河鉄道。今度は、各種入場券付きの乗車券を利用しようと思う。

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