新宿の京王バスで、バスの乗車券を購入したあと吉祥寺で下車。井の頭公園に行ってみたいなと思いつつ、なかなか行く機会がなかったので、今日はここからスタートしよう。ドトールコーヒーで朝食をとり、11時に出発。しばらくパープル通りを南に進むと、下りの階段があり公園へ。
森のトンネルという感じで、ベンチで休んでいる方や、大きな犬をつれて散歩している方が多い。都会の中にこれだけの緑があると落ち着くのだろうな。大きな池(川)に、沿って通路があるので、それに沿って歩くと、あっさり井の頭公園駅へ。ここで地図を見ると、七井橋から自然文化園にかけて緑が多いのでそちらが公園の中心部のようだ。ちょっと方向が違ったが、それでも車の通らない川沿いの道を歩くのは気分がいい。
三鷹台駅まで進むと、坂道の向こうまでずっと道が続いているのが気になったので、方向変更。踏み切りを渡り坂道(三鷹台駅前通り)をゆっくり上る。昔からの道のようで活気があるが、道が狭いせいか、しばらく歩いた先の広場にバス乗り場があった。坂はあっけなく終わり、牟礼の里公園をすぎたあたりで左折し、三鷹台団地の通りをまっすぐ進む。
塔のような細い5階立ての建物が並んでいて、どれも人が住んでいそうになかったので驚いたが、その先は、普通の団地タイプになって、人通りも多くなった。ちょうどバスの通り道になっているようで、何台かバスを見ながら下本宿通りへ。ここから中仙川遊歩道という名の細い道が続く。
名前からして川を埋め立てたのだと思うが、狭い道が民家の間を曲がりくねっているのを見ると、廃線跡?と思ってしまうのは仕方のないことか。家の後ろばかりを通るので、住んでいる方には迷惑かも。ちょっとした広場で、サッカーの練習をしているのを見ながら、中央自動車道をくぐるとここで、遊歩道は終わりみたい。今までずっと案内板が並んでいたのに、こちらにはなにもなし。逆方向に歩いていたら気づかなかったと思う。この先の民家の間にも草の生えた空き地が道のようにずっと続いているのでまだ作りかけなのかな。少し歩いた先の「北鳥山えのき公園」で一休み。
給田あたりで、甲州街道(20号線)に合流し、仙川駅の高架を越える。いろいろなお店が並ぶ賑やかな仙川商店会のとなりには、おしゃれ…なのかな? コンクリート剥き出しのブロック状にているショッピングモールが作られていた。商店街の雑踏もいいなと思うが、特に買いたいものがない時は、ショッピングモール沿いの道が数倍広く歩きやすいので、こちらに逃げてしまった。
その後114号線に沿って下り坂を降りていくと、小さな川があったのでそれに沿って歩く。このあたりは「メロディック・ハード・キュア(メロキュア)」を聞きながら歩いていたので意識が散漫し、あまり覚えていないや。いつのまにか野川に合流し、立派なマンション(パークシティ成城)を見ながら階段を上り、きたみふれあい公園へ。この公園は、小田急の上に作られた公園なのだが、川も流れているし遊歩道もたくさんあってとても車両基地とは思えない。まわりに高いビルがなく、遠くまで家が見渡せるので、高台にある公園のようだ。
脱出方法に少し迷ったが(公園事務所のあたりまで戻らないと、下り階段がなかった)13時20分喜多見駅に到着、ここでゴールにする。本当は定期券の使える登戸駅まで行く予定だったが、登戸までの運賃は初乗りの130円だったので、つい乗ってしまった。うう、意思が弱い。
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