ホームお散歩日記[東京]金町~小岩
2005.04.16

金町~小岩

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都区内パスの最大利用?

今日は8時起き、平和な休日だ。荷物を宅配便で送ってから、9時頃出発。始発電車を狙って川崎へ行き、蒲田で都区内パスを買って、10時1分の蒲田始発の電車で新橋へ。座って都会まで行きたい時の定番パターンです。ひさびさに新橋と神田の金券ショップを見てまわる。株主優待券を使うくらいしか、安くする方法はないかなと思ったが、東日本が一枚2000円って…優待券自体が高くて、結局収穫なし。

上野のめりけん屋でうどんを食べたあと、常磐線の金町駅で下車(11時半)。ここから総武線沿線に行こうと思う。金町駅前は新しいビル街になっていたが、すこし外れると、ベルシティという昔ながらのアーケード商店街がありいい感じ。商店街をぬけると、新葛飾橋はすぐそこで、ゆっくりと江戸川を渡る。橋の下の野球場で子供が練習試合をしているが、1面のスペースを無理やり2面にしているので、タンポポがたくさん咲いている草原の中まで外野の守備範囲になっていて、意図的なのか、その方面ばかり球が飛んでいた。城下こどものあそび場

野菊苑公園

橋を渡りおえると、ネギとレタスの畑地帯になった。高校以外には家がなく、快速で20分の松戸の手前にこんなのどかな所があったのかとびっくり。

地図を見ると、坂川を渡った先に緑地地帯があるのだが、今までの例と同じく、崖になっていた。坂下小どもの遊び場のあたりに、崖の上に続く道があったので上ってみる。車は通行できない、家の裏にある狭い道を上ると、あいさつ通りという所に出てきて、野菊苑公園に到着。伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台だったそうだ。坂の上にある公園で、今まで歩いてきた畑地帯が一望できるいい眺め。川の向こうの柴又あたりまで一望できる。

古墳は見つからず

道路をまたぐ歩行者用の小さな橋を渡ると、西蓮寺のお墓地帯になったので、あわてて坂をおり、そのまま北へ進むと、栗山浄水場に到着。このあたりに、柴山古墳があるようなので、再び崖の下側に行ってみよう。民家のとなりに、下に降りる道があったので、進むが暗い竹薮の中をずっと下っていくと日枝神社に到着。古墳らしきものは見つけることはできなかった。

その後は迷走、緑地地帯と住宅地の間を進んだのだが、道がくねくね曲がっていて、どこを歩いているかわからなくなる。途中に谷津公園という小さな公園があったが、門がやけに立派で、家の跡地のような感じ。

じゅん菜公園

結局、県道1号線に合流したところで、現在位置を把握。北側に行きすぎてしまったようだ。じゅん菜公園まで、途中の狭い道路から行けないかなと、何度か坂道を降りてみたが、途中でぐるっとまわって、1号線に戻ってきてしまい、近道はできなかった。土管のある公園って今ではめずらしいのかも。

少し休憩したあと、池に沿って、しだれ桜の咲く散歩道を歩く。もう一週間早ければ桜でいっぱいだったと思う。でも、すごい解放感。水辺にも桜がうつり、ずっと先まで続いてるので、広く感じるのです。左手は山になっているため、池の対岸には森が広がっていて奥行きがあるせいか。建物が和風だし松もあるので、気分は日本庭園。

道路側では、テレビ番組の撮影だろうか、ギターを持ち、サングラスをした方が、石に座ってなにやら話している。機材が本格的だったから、自主制作ではないと思うが、あまり見物人は集まっていなかった。

里見公園

再び江戸川に向かって歩くと、ここも桜並木があり、お酒や、やきとりの店が出ている。その先が里見公園で、花見をしている方はいないが、芝生で遊んでいる子供が多い。石垣のようなところもあり、城跡にも見える。山の上のほうまで行ってみると、木々の間から、江戸川が見下ろせるちょっとした展望台にでる。感じとしては、多摩川台公園みたい。

規模としては、ごく普通の公園だと思うが、公園の入り口や、中に警察官がいて、巡回している。5、6名はいたのでなんだろう?駐車違反や、花見を監視しているのかな。すれちがうたびに、挨拶をしてくるのに感心。こっちも挨拶しながら公園をめぐる。

公園をあとにし、川沿いに歩くと京成電鉄の国府台駅が見えた。JRの駅は市川駅が近し快速も止まるのだが、千葉県なので、都区内パスの範囲外。しかたない、市川橋を渡り、60号線(蔵前橋通り)を進んで小岩駅を目指すが、けっこう遠かったよ(14時5分到着)。今日はもう寄り道はせず、新小岩で快速に乗り継いで新川崎で下車。行きと帰りで降りる駅が違う時には、「都区内パス」が便利。早く武蔵小杉に横須賀線の駅がほしい…その頃まで住んでいるか、わからないけれど。

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