GW中の暑さはどこへやら。冬のような寒い日で、結局出かけたのは10時すぎ。前から部屋に転がっていた、2度としないパソコンソフトを寄せ集め、ソフマップに売りにいくことにした。秋葉原は遠いから、新宿、町田か横浜か…。町田周辺も気になるが、今日は電車に乗りたい気分だったので、横浜に決定。改札口で、東急の一日乗車券を購入して(宣伝はしていないみたいだが)特急に乗りこむ。
横浜のソフマップに行くのは久しぶりだが、なかなかの混雑だ。散歩したり松屋で食事するなどして時間をつぶし、終わったのは13時過ぎ。予想外に時間がかかってしまった。
その後は、東急東横線で渋谷まで行ってから田園都市線でおり返し、三軒茶屋で下車(14時6分)。このあたりの公園めぐりをしよう。
高速3号渋谷線があるので威圧感があるが、少し街中に入ると、昔から変わっていないと思われる、町並みがあらわれ、狭い道がうねうね曲がっているので、どう進んでるのか、わからなくなる。たぬきの地蔵を眺めながら進むと、ようやく蛇崩川緑道に合流し、静かな緑道をずっと進むと駒繋神社へ。ねこの多いところだ。
滑り台のある公園で、こどもがいっぱい。ここで缶コーヒーを飲んで一休み。せっかくの休日なので、ドトールコーヒーなどの喫茶店に入りたかったのだが、このあたりにはないか。駅前にあったのを、逃してしまったのは失敗だった。蛇崩川の橋の跡も近くにある。
続いて目指すのは碑文谷公園。そこそこ離れているが「メイドさんのお茶会」というCDを聴きながら歩く。ただ、声優さんがケーキを食べているだけ、というものなんだけれどね。それでも、自然と役を演じているのはさすが。
ずっと歩いて、花がいっぱいの碑文谷公園に到着。大きな池があるのが特徴で、ここは貸しボートがいくつも浮かんでいて賑やかだった。まわりは、家族連ればかり。鳩がやたら多く、餌をやっている親子や、ローラーブレードで追いかけっこしている子もいる。これがあのローラーブレードか…。ちょっとうるさいけれど、家族を見たい時にはおすすめ…なのかな?
その後は、きれいな動物病院をすぎ、環七通りを越える。続いて駒沢公園をめざすのだが、幹線の駒沢通りをまっすぐ行くのもつまらないと、ちょっと離れた一方通行の小さな道を歩く。静かでいい気分。交差点になると、信号が近くにないので、結局迂回するはめになるのだけれど。
途中の、衾町(ふすまちょう)公園 は三輪車や自転車用の練習道路なのか、公園内に小さな信号があってちゃんと動いている。小鳥と少女の像のところでまた一休み。ぐるぐる周っているだけなのに、とても楽しそうなのが印象的だった。地図上では小さな公園だったので気にとめていなかったが、こんな面白いところもあるのだな。
自由通り(426号線)に合流すると、やくも町かど公園という小さな公園があり、となりのおしゃれなケーキ屋が賑わっている。ここから駒沢公園はすぐそこで、本格的な陸上競技場が見えてきた。うーん、大きいところだ。中央広場ではたこ揚げをしていたり、犬にボールを取らせたりと、スペースを思いっきり使っても迷惑になっていない。マラソンやサイクリングをしている方も多いかな。西口付近では、スケボー場があり賑わっているのだが、そのとなりでは、自転車を使った曲芸のようなものを練習していた。タイヤのところにでっぱりがあって、足が乗せられるようになっている特殊なもので、軽々と、ウイリーや回転をしたり、前の車輪の方に足をもっていって新体操のように周ったりと、とにかくすごかった。
西口の入り口にあるコンクリートの門は、ストリートペインティングといって、どこかの美術部が塗っている。全貌はまだわからないが、ウルスラの絵みたいでいやでも目立つ、にぎやかな門になるだろうな。
最後は、小学校のとなりにあるじゃがいも畑を通ったりして、長谷川町子美術館へ。本来は長谷川町子さんが集めた美術品を、みんなに見てもらいたくて展示をはじめたそうだ(ずっとサザエさん関係の展示だと思っていた)。花の絵や、確かに綺麗で、こんな正統派の美術館もたまにはいいかな。
サザエさん通りを歩いて、桜新町駅でゴール(16時半)。ほんとうはこどもの国にも、行きたかったのだが、予想以上に時間がかかってしまった。もったいないので、むりやり中央林間に行って、ごはんを食べたりしたけれど。フリーきっぷに向かない体質になってしまった。
[入館料] 長谷川町子美術館 ¥600-
扉に戻る