ホームお散歩日記[東京]町田~柿生
2005.05.21

町田~柿生

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なんとなく町田

目的地は「こどもの国」にしようかなと思ったが、その先が思い浮かばなかったので、小田急に乗って、町田まで来てしまった(7時半)。JRとの乗り換え口って、この時間でもやっぱり人は多い。

とりあえず、マクドナルドがあったので、ホットコーヒーとアップルパイで朝食。100円メニューってありがたい。

原町田市民の森

駅に向かう方たちと、反対方向に歩き出し、レンガ通りを進む。町田街道から、静かな住宅街を通り、原町田市民の森へ。公園を転々としながら、こどもの国を目指そうと思うが、どうなることやら。下に団地があり、山の斜面がそのまま残っているという感じで、木の間隔が広いので、自由に歩くことができる。

あっさり団地の方に出るのが、もったいなかったので、森に沿って、再び上りながら歩くと、狭い下り坂に出て、サンホワイトという建物のところに出た。このあたりは、町田の都会的なイメージとずいぶん違う。

高台をぐるっと

成瀬街道(140号線)に合流し、成瀬センター前まで行くと、三又川に沿って、立派な歩道と並木道があり、とても歩きやすいので方針変更。地図を見ると、幹線道路がぶっつり途中で切れていたので、この先がどうなっているのか、とても気になったのです。

ちょっとしたバスのおり返し場があり、いよいよ狭い路地へと入っていく。民家は多いが、周りはぐるっと高台になっていて、崖の下という感じ。「車は通行できません」という案内板を見つけたので、嬉しくなってその道を進む。途中で道は階段になり、いよいよ上の世界へ。

右のゆるやかなカーブに沿って道は続くが、ちょうど崖の端の道で、今まで歩いてきた道がわかる。上と下は別の世界という感じで、この道がちょうど東京都と神奈川県の境目になっているのも納得。とても見晴らしがよい。途中に屋根まですべて木でできた家があり、屋根部分に穴が空いていて、髪の毛のように稲のようなものが生えているのだが、いったいなんなのだろう。

ショートカット失敗かえで公園

坂をひたすら下って、奈良北太田平公園へ。ちょっと坂になっているが、緑が多くていいところだと思う。しばらくベンチで休憩したが、住民の通り道になっているようで、落ち着かなかった。

団地の近くには、小田急のショッピングセンターがあり、ちょうど街の中心部といった感じ。駅から離れているのに、駅前と同じような賑やかさという、別世界がまたここに! 公園めぐりとは違った面白さがある(さすがに団地めぐりはしないけれど)。

坂を下ってTBS緑山スタジオの通りへ。このまま139号線を北へ進むと鶴川駅だが、地図を見ると、三輪緑山のニュータウンらしきところも気になる。緑山遊水地のあたりから、こどもの国をかすめて、ショートカットできないかと、行ってみたが、いつの間にか人の民家に入ってしまったようで、恐縮しながら元に戻る。

沢谷戸自然公園

仕方なく、三輪緑山住宅入り口から住宅地帯へ。やっぱり整然とした町並みがあらわれ、とても住みやすそうなところに出てきた。三輪中央公園では、「ふるさと20周年記念」と称して、樹木を植えているところだったのでしばらく眺める。20周年というほど古い街には見えないのだが。形だけの鍬入れなんて、儀式にありがたみは感じないが、綿流しのようなものか。

「ゆりの木通り」「かえで通り」と歩いて、かえで公園へ。変わっているのは、遊具と一緒に、小さな赤い家があり、電車のボックスシートのようになっている。天井も低く狭いので子供用の休憩所なのかな。意識的に公園めぐりをしているが、こんな設備は初めて見た。

もう坂を下りきったと思っていたのに、さらに一段低くなって階段の下が沢谷戸自然公園になっている。バスケットコートなどある広場には、花がいっぱい咲いており、とても開放的なところだった。貯水池のまわりを散歩する。その後は鶴見川に沿って、鶴川街道と合流し、柿生駅でゴール(10時55分)。

意味もなく快速急行

新百合ヶ丘で、急行の待ち合わせと放送があったが、豪快に駅を通過していくのに(次の停車駅は下北沢駅)びっくり。下北沢駅の改札を出たものの、目的地が思いつかなかったので、結局きっぷを買いなおして引き返したけれど、こんな電車があったら思わず乗りますよね(?)

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