最近、ザウルスの十字キーがきかない。思いっきり押して何とか反応する程度で、さすがに寿命かな。CloverPaintのページを見てみると、ざうすけ風の網掛けもできるじゃないですか(バージョン1.04)。よし、壊れたことを理由に新型ザウルスに乗りかえようと、秋葉原にやってきたのだが、ソフマップの中古店でみつけた(MI-E25DC)を買ってしまう。MIシリーズ最後の機種で、昔から気になっていたのです。SLシリーズも良さそうだが、メモ程度の小量のテキストだと、歩きながら片手で文字が打てる引き出し型キーボードが断然便利。
今日は散財したので、いい気分。どこか遠くに、行ってみたいな。飯田橋駅で、地下鉄に乗り換えて和光市駅まで行き、東武電車で川越駅下車(15時40分)。たしか14時すぎに秋葉原を出たと思うが、こんなに遠かったのか。東武なんて普段乗らないので、みずほ台やふじみ野など、名前だけ聞く場所を通って感激。いつか降りてみたい。
川越の駅前は、駅ビルやデパートがある都会的なところで、古い町並みは、2キロくらい離れているようだ。遠くからぐるっとまわってみたいなと思い、駅前をまっすぐ進むが、途中で、方向がわからなくなる。どこも道が狭いが、歩行者用の緑の道が大きめにとられているのは、ありがたい。
高校の先あたりで、狭い路地に入ってみる。昔ながらの銭湯があり、懐かしい雰囲気だが、まわりの家は立派で、中には巨大な木が庭にある家もあった。道は先の方までずっと見えるが、車よりも自転車がすごいスピードで目の前を通るので、けっこう怖い。
途中の狭いところで「小仙波貝塚跡」という説明板を発見。縄文時代の貝塚とな。大昔、東京は海だったと知識はあるが、実際にこんな所まで海だったとは、実感がわかないかな。
地図に載っていないので、相変わらず現在位置がさっぱりわからなかったのだが、国道254号線に合流してようやく把握。立派な幹線で歩道が反対側にしか、なかったので、小さな川をはさんだ道を歩く。途中の交差点は、歩道橋になっているのだが、かなり高い位置にあるので、誰も使おうとしない。学校帰りの方たちは、指導されているのだうろか、CoCo壱番屋に一列に並んでいる。駐車場を使っているわけだが、いいのかな~。
学生と一緒に信号を渡り、ちょっと歩くと博物館、美術館、川越城本丸御殿がある。かなり駅から遠いけれど、めぐりバスという巡回バスがあるようなので(一日300円)気軽に来ることができるのだろう。とりあえず、川越城本丸御殿へ。移築復元した建物で平地にあるので大きなお屋敷にしか見えないが立派だ。
市役所前を通り、札の辻交差点にやってくると、ようやく古い町並みが現れた。車が多いので、気軽に左右のお店を行き来することができないが、せんべい屋や喫茶店が並び、いい雰囲気。新しい建物も、黒く塗ってあって統一してあるので、すっきりしている。
お目当ての、時の鐘も見たが、思ったよりも小さかった。
帰りは、「大正ロマン通り」を歩く。車が通らないので歩きやすい。人力車などもあり、ここも、古い町並みが続いている。それにしても人がいっぱい。さすが観光名所。本川越駅付近まで続いているようで、ちょっとうんざりするが、夕暮れ時で活気があり、絵なる光景。昔から変わらない光景なんだろうなと思う。目についたものといえば、洋館風の歯医者や、普通の家なのだが、ゴジラと仮面ライダーを飾ってあったのが気になった。店を見ながら歩いていると、距離も気にならず、人の流れに沿って、本川越駅に到着(17時40分)。
ぐるっと周っただけなのに、意外とたっぷり歩いていたのだな。さてどう帰るか。迷ったが、結局、新秋津乗り換えの武蔵野線という、あまり面白みのないコースになってしまった。もう少し時間が早ければ…いつか特急〔小江戸号〕にも乗ってみたい。
帰宅後は、洞窟物語というゲーム(フリーソフト)にハマってしまう。
ファミコンっぽいゲームと聞いて、面クリアタイプのアクションかなと、思っていたのだが、これが大違い。次々に新しい世界が広がる展開でありながら、最初の街を中心に物語がうまく続いていて、特徴的なキャラクターと世界観に一気にひきこまれる。しかも、アクションは、ちまちましたものではなく、豪快に攻撃が繰り広げられ、独特のジャンプ感覚、ブースター飛行とあわせて、くせになってしまう操作感。はじめは圧倒的に強く勝てないボスに立ち向かう楽しさといったら! なんという、作りこみの細かさでしょう。全身でゲームをすることの楽しさを感じるなんて、何年ぶりだろうか。
結局、通常のエンディングを見たときには夜が明けていた。よし、次は真のエンディングを目指すぞ。
扉に戻る