昨日の夜は、夕立と雷がすごくて怖かった。そのせいか、早起きは失敗で、ショックが大きく、外に出るのがしんどく思えるが、時刻を調べ、なんとか10時27分横浜方面の特急でスタートする。
横浜からは、ひさびさの相模鉄道。一日乗車券(600円)を買って、まずは、湘南台駅方面に行こうと快速に乗車。さすがに、入線直後じゃないと、クロスシート部分は無理か。思ったよりも山の中に入ったり、小さなショッピングセンターがあったりと、景色が新鮮。下車駅は迷ったが、名前にひかれて、ゆめが丘駅に決定(11時20分)。
まずは、和泉川沿いに歩く。川沿いにちょっとした公園(和泉川親水公園)があり、川には鯉がたくさん泳いでいる。遊歩道も整備されていて、いいところだ。てづくり郷土賞を受賞とのこと。
近くに、中和泉左馬神社があったので寄ってみる。神社自体は綺麗だが、横には古い神楽台あり、昔からあった神社なんだと思う。相変わらず、歴史に疎いので、神社の由来はわからないが。帰りは、狭い森のトンネルがあったので、一直線に進む。ちょっと怖いが面白い。だんだんと明るくなり、どこかの民家横に出てしまった。ここはいったい、どこなんだろうと、不安になるが、しばらく歩くと石橋に到着。ちょっとだけショートカットしたみたい。
橋を渡り、少し急な坂を上って、泉中央公園へ。木が多い公園だが、中央の広場だけは何もなく、光が当たっている。となりには、「あやめ出会い池」があり、区の花である、あやめがたくさん植えてあるらしい。説明板にも、あやめの花について描かれていたが、今は水がなく、全部枯れて、放置状態になっていた。うーん。小さな水路に沿って遊歩道を歩くと、こちらが入り口らしく、オブジェがある。「門」という作品で、石の継ぎ目が見え「つくりかけ」という印象があるが、泉区発足記念作品だそうで、これからの発展の意味も、込められているのだろう、たぶん。
小学校前の坂を下ると、お隣の泉中央駅。駅前には和泉川が流れているのだが、川に沿ってプールのような子供の遊び場があり(地下水をくみ上げているとのこと)子供たちが水遊びをしている(地蔵原の水辺)。水辺にはふわふわした木のようなものが使われていて、子供が素足で走ることを考慮しているようだ。
川の音と、子供の声で、うるさいはずなのに、妙に落ち着く場所だったので、しばらく休憩。
駅前からまっすぐ(西方向)進み、坂を下ると、高鎌(こうけん)橋に到着。説明板によると、明治35年から大正3年に架けられた橋で、藤沢側の「高」座群と、横浜側の「鎌」倉群のそれぞれの頭文字とって、名前をつけたとのこと。昔の面影はまったくないが、トラックばかりの、立派な幹線道路になっていることが、交通の要所の証か。
ここからは、藤沢大和自転車道という、サイクリングロードがずっと続いているので、川沿いに歩く。ときどき自転車とすれ違う程度で静かな道だ。途中で、「もみじ団地」の領域に入るが、絵が書かれていて格好いい。団地内には、上和田団地ショッピングセンターがあり、クリーニング屋や、薬屋など一通りの店があるので、とても住みやすそう。いいなと思うが、駅から遠いところに、これだけの大人数が住んでいるのだから、バスは混雑するのかな。
次の目的地は、上和田野鳥の森公園。地図(リンクルミリオン)を見ながらの、公園めぐりです。467号線に向かって歩くと、坂の途中に入り口らしきものを発見。森の中に入って、一本道をずっと進むが、工場のところで行き止まり。崖の下の方に道が見えるのだが、どうやって行くのだろう。柵を乗り越え、少し崖を降りてみたが、あまりに急なので、怖くなってやめる。工場の中に入っていくわけにもいかないし…とほほ。
来た道を引き返し、吉野家の先から、公園の外周を歩いていると、ちょうど反対側に案内板を発見。やった。階段を下っていくと、確かに下の世界だ。森の中、道が一直線にずっと続いていて先まで見渡せる。ちょうど谷の底を歩いているので、とても広々していて、まるで等々力渓谷みたい。これぞ森林浴、いいところだな~。
一直線の道で、どこに出るのか、わからなかったが、再び階段を上ると、北側に出たみたい。時間にして10分程度。もっと歩いていたいと、思うところだった。
薬師に寄り道したあと、再び、境川のサイクリングコースに戻る。途中に、ちょっとした運動公園があり、トイレもあるのがありがたい。このまま北上続けると、瀬谷駅にぶつかるかな。最後に、南台こどもの森公園に行くことにした。
入り口がどこかわからないので、相沢用水路沿いに歩いていると、中学校のところで上る道を発見。こちらは山の上にある公園のようだ。薄暗い森の坂道を上っていくが、ひぐらしの鳴き声がけっこううるさい。いろいろなところから聞こえるので、位置が特定できず、山全体から鳴いているみたい。でも、不気味さはなく、虫取り網をもった子供が楽しそうに走っている。うーん、これぞ夏。ここで、しばらく休憩。なんだかビールが飲みたくなる。
あとは、小さな道を北上。少し迷ったけれど、14時35分に瀬谷駅に到着。
せっかく乗り放題きっぷを持ってるのだからと、終点の海老名駅まで乗車し、相模本線線部分を完乗(残るは夢が丘~湘南台)。海老名は、小田急の定期券を持っていた時に、たまに降りていたが、大きなショッピングセンターの通路が完成し、ずいぶん歩きやすくなっている。…といっても、入りやすい店がなかったのでパスし、再び駅に戻った。
せっかくの始発駅なのだから、ボックスシートに乗りたいな、と止まっている車内を見渡すと…あった! 途中駅で席は全部うまって、窮屈だが、車窓をじっくり見ることができて大満足。やっぱり、二俣川駅から横浜までのノンストップがいいな~。横浜駅の星のうどんに寄って、遅い昼食。
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