嬉しい秋の3連休なのだが、拘束される予定で埋まっていて、何もできない。いや、あきらめてはダメだ。「ユーノくんのお手伝いではなく、自分の意志で…」という気持ちで、5時27分、鶴川駅
しばらく鶴見川に沿って歩いたあと、本村橋から、林の中に入っていく。昔からの、立派なお屋敷が多いかな。坂を登りきると、朝焼けの街がずっと先まで見えるところに出た。2車線の道路だが、車も通らず、本当に静かで、街が寝静まっている感じ。早起きした甲斐があったと思う。
少し東に歩くと、バスが通る道になり、沢谷戸自然公園へ。ちょうど道路に沿って、歩行者用の道があったので、こちらを進んだが、入り口は竹のポールで、いきどまり。うーん、いやがらせのような感じがするが、またいで通った。迷路のような遊具がある公園を遊歩道に沿って歩くと、景色が広がり、谷の下にも広場が見える。あれ?見覚えがあるような…って、前に一度来ているところじゃないですか。地図を見ながら検討しているときに、まったく気づかないなんて…これが、電車男で流行っているOTL(がっくり)な気分か。
トイレはシャッターで閉じられており、使用時間は8時から17時とのこと。なかなか厳重になっている。
ゆっくり坂を下って、椙山神社や高蔵寺地蔵堂を通って、再び鶴見川へ。ここは、遊歩道のような恩廻公園がずっと続いている。昭和51年に鶴見川の改修工事をした時の跡地(旧鶴見川)だそうで、道はうねうね曲がっているが、住宅街の間を、車道にならず、広場がずっと続くのは、贅沢でいいところだと思う。
ローソンでおにぎりなどを買い、食べながら、12号線(横浜上麻生道路)を南へ進むと、見えてきました、早野聖地公園。以前、このあたりの山を越えようとしたけれど、どうしても向こうに行けず、あきらめたところなのです。地図を見ると、細い道が桐蔭学園あたりに、いくつかあり、ここなら山越えできそうな感じ。
環状4号入り口の信号手前から旧道に入り、一つ目の交差点から、宗英寺に向かって、山に突入。車一台分の狭い道がずっと続くが、通行量は結構多い。さらに山に向かって舗装された道が続いていた。よし、いい感じ。緑地の協定区域と書かれているが、ゴミがいたるところに捨てられており、まわりは何もない林の中を歩くのは不気味だが、しばらく歩くと池が見えてきた。これが、谷戸池だろう。坂を登ると、学園の入り口に…あれ?行きすぎたのかな。少し引き返すと、確かに、山に続く小道があったが、そこには「関係者意外立ち入り禁止」の立て札が。関係者ってなんやー、学園の私道なだろうか。結局、学園横の坂道を下って、総合病院前にたどりついた。
坂の上の、もみの木台まで来ると、一度下って、再び上る谷が見えたが、新しい道路が一直線にずっと先まで続いていた。こういう、北海道的な道路は珍しい。草だらけのすすきの公園に少し寄り道したあと、花子田公園に到着。
地図では、大きな池が書かれていたが、実際は、池にもなる広場で、水は端の方にしかなく、犬の散歩をしている方が多いところだった。一戸建てがずらっと並ぶ住宅街の方々が、全員犬を飼っているような錯覚になるが、優雅な生活をしているのだろうな。近くにある、花子田朝日公園にも寄ってみたが、このあたりの公園は、全部階段の上にあるので、結構疲れた。
その後、平崎橋(橋というより坂)を渡って、たまプラーザの領域へ。あれだけ坂道を上ったのに、駅までずっと上り坂が続いている。もう、うんざり。
たまプラーザ駅前から、すこし南下して、新石川公園へ。坂になって、3段に分かれている公園で、階段を上っていくと、上には草原が広がっていた。外周をマラソンしている方がいるが、こりゃハードだ。せっかく上った坂道を下って、新石川大学の校舎が並ぶ地帯へ。万葉の小怪といって、先週の万葉歌碑で見た草や木を題材にした俳句が並んでいる。最後の目的地はここ。
東名高速道路に沿って、坂道が続いているのだが、ちょっとだけ、この坂は気になっていたのです。もちろん、この坂が正解とはわからないが、一応自己満足。
あと少し、公園を巡ってゴールにしよう。近くに、鷺沼公園(これも坂の上にある)があったので休憩。さすがに、この時間になるとトイレは営業している。説明によると、夜間に床に水を流し、自動清掃するそうだ。東名高速に沿って、坂を下ると、高台の上にあるのが高津公園。大きく立派なつり橋が一本架かっているが、別に川や崖があるわけでもなく、実用性はゼロ。一種の遊具なのかな。
新石川の立体交差工事中で道が狭い中、渋滞している国道246号線に沿って歩き、東名江田停留所でゴール(9時6分)。集合場所に人と違う方法で、向かうとすれば、東名高速しかないでしょう。乗り換えもないし。…というわけで、これで私の三連休はおしまい。
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