またまた三連休なのだが、予定が埋まっている。先週のように、思いっきり早起きする予定だったが、罪滅ぼし編(ひぐらしのなく頃に)を読んでいたら、そんな余裕もなく、遅刻しそうになった。
それでも、あきらめきれずに、帰りに、なんとなく、分倍河原で下車(18時16分)。もう、外はまっくら。
駅の北側は、ちょっとした商店街になっている。おお、立ち飲み屋なんてまだあったんだ。しかも人でいっぱい。賑やかで、なんとなく京橋を思い出す風景かな。陸橋を渡って、駅の南側へ行ってみると、こちらはまっくら。街灯がなければ地図も見えない。自転車ばかりがよく、通る中をずっと歩くが、みんな家に帰っているのだよなー、私はこんな時間に、何やっているのだろうと思いつつ、かえで通りを南下する。
郷土の森公園を目指しているのだが、中央自動車道をくぐるだけでも、ものすごく距離があるように感じた。バス停の前に座っている人の前を通るだけでも怖い。
しばらく歩いていると、広い自転車置き場が見えた。このあたりには、学校や店はないと思うのだが、なんのためにあるのだろうか。中途半端な感じがする。近くに、分倍河原古戦場碑があり、昔の多摩川はこのあたりを流れていたそうだが、こう暗くてはさっぱりわからない。郷土の森公園公園への近道という案内があったので、緑地のような遊歩道を歩くが、めちゃ怖い。郷土の森公園は時間制らしく、中に入れなかったが、それは仕方ないか。入れたとしても怖いし。
都会は夜も明るいといっても、それは都心の一部だけなんだな~。暑い夏の日は、夜の散歩もいいかなと思っていたのだが、今まで歩いてきたような、山の中に入ったりしたら、本当に遭難しそう。
郷土の森公園の外周(ふるさと通り)をずっと歩くと、府中市民健康センター運動場に出る。大きなサッカー場と野球場があり、夜でもライトを照らして練習をしている。ここなら落ち着けるや。自動販売機でコーヒーを飲んで一休み。
車道のとなりに、ちょっとした丘があり歩行者通路になっていたので、この道を歩くと、そのまま多摩川の土手につながっていたので土手沿いを歩く。ただ、こんなに真っ暗でも自転車が結構通るのにびっくり。ザウルスのメニュー画面にバックライトを付け、印篭のようにかざして、こちらの存在をアピールしながら歩くと、向こうも気づいてくれるようで、ようやく散歩しているという実感がわいてきた。夜になると、風が冷たくて気持ちいい。
武蔵野貨物線と、南武線の下をくぐり、是政橋を渡る。明るいし、歩行者用の道幅は広くて、歩きやすいところだ。渡ったあとの階段を降りてみると、街灯の下、古いアパートが並び、ほとんどが窓を開けっぱなしにして、テレビを見ているという、生活感あふれるところに出た。家族の話し声も聞こえる。
あとは、小さな川に沿って進むと、南多摩駅はすぐそこ(19時15分)。ほぼ、一時間の散歩だったが、いい気分転換になりました。
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