ホームお散歩日記[東京]大久保~中野
2005.12.17

大久保~中野

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あいかわらず、公園めぐり

12時30分、大久保駅

ずらーっと、食べ物屋が並び、その先には、山手線の新大久保駅が見えている。人がいっぱいで、流されるように進むのが、せいいっぱい。いきなり、疲れてしまった。

戸山小学校方面に向かって、狭い道を北へ進む。一方通行で、古いアパートが並ぶ裏道のようなところなのに、車がどんどん通って、R-TYPEの6面のような感じ。

住宅街を抜けると、お目当ての戸山公園に到着。いたるところに、立ち入り禁止の札とロープがあるぞ。しまうま、ライオン、ゾウの置物がある子供の広場で一休み。やっぱり公園は落ち着けるので、いいな。

ちょっとした坂を上ると、橋で立体交差になっていて、一面落ち葉でいっぱい。学校に囲まれているせいか、学生が多く、場違いなところに来てしまった感じ。その後、集いの広場から、マルエツ方面に抜けた。幹線道路の、新目白通り(8号線)は、車がいっぱいだが、広々した歩道があるので問題なし。

静かなおとめ山公園

山手線の下をくぐって、坂を上ると、おとめ山公園に到着。入り口に木の立派な門があり、時間制になっている。漢字だと御留山。将軍家の狩猟地で、立ち入り禁止の意味があったとのこと。

入り口近くで休んでいる方の他は、誰もおらず、貸しきりの中を歩く。道は暗く、落ち葉いっぱいの道で、鳥の鳴き声がきこえ、都会とは思えないほど、静かなところだ。夏の暑い日だと、涼しくていいだろうな。

階段を上ると、池があるが、この中も落ち葉でいっぱい。止まることなく、落ち葉が一定間隔で、池に落ちてくのはスクリーンセーバーを見ているような感じで、ぼーっとしてしまった。

哲学堂公園

公園の北側から出て、中学校のところから、一本道をずっと進むと、目白通りに合流。あとは、西に歩くだけ。イチョウ並木がずっと続き、懐かしい感じのお店が続く。もう、クリスマスシーズンなんだな。距離はあるはずだが、退屈することなく、哲学公園に到着した。

入り口の広場をすぎると、妙正寺川に沿って道が続く。唯動物という碑と、狸燈と書かれた石像が置かれている。あと、数字のついた建物が多い。東洋大学創立者である井上円了によって精神修養の場として開設されたところだそうで、哲学をテーマにした公園という説明もあったが、名前がいろいろ付いているわりには、説明があまりないので、意味がわからず、普通の公園と違う感じはしなかった。途中で橋を渡り、調整池の領域へ。ありゃ、公園を一周して、元の通りに戻ってしまった。

新井薬師

あとは、中野駅に狙いをさだめて、南下するだけ。途中に、新井公園があったので、寄り道。

公園というよりは、新井薬師がメインなのだろう。それほど、大きいとは思わなかったが、木造で、昔から変わらずずっとある古さがよかった。まわりはビルやマンションなのに、ここだけ時代が止まっているように感じる。老人の方や、買い物帰りのおばさんが、たくさん集まっているのも、いい感じ。治眼と子育てに御利益があるとのこと。近くには、「目」の絵や旗があり、千と千尋や、デ・ジ・キャラットの商店街を思い出す。

あとは、人でいっぱいのサンロードを歩いて中野駅へ(14時33分)。東京を散歩するのも、ひさびさだが、駅前の混雑にうんざりしてしまう。都会から、すこし離れたところの方が向いているのかな。

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