10時28分、浦和美園駅で下車。
エスカレータは、節電のため普段は動いていないようだ。エスカレータ入り口を閉めてしまうなんて、ひどい。人が来た時だけ動く、センサー式にすればいいのに。それでも、もったいないのかな。
まっすぐ進むと、埼玉スタジアムのようだが、他には何もなく、耕地が広がっている。ちょうどジャスコが建設中のようだし、道路工事もしているので、郊外型の大型施設が集まる場所になるのかな。
とりあえず、国道463号線沿いに進み、綾瀬川を渡る。視界をさえぎるものがないので、風が強くて寒い。途中、車のよく通る狭い道を通りつつ、方向修正して、新和小学校前へ。記念碑のような巨大な石碑が立ってい る。小学校横の、小さな川沿いの道を進むが、この小川、所々凍っているよ。再び景色は畑になり、野孫神社に到着。
これといって、大きな場所じゃないが、横には、こども広場という、小さな公園がある。学校帰りの 小学生が寄り道するのかな。持ってきた缶コーヒーを飲みながら、ひとまず休憩。
続いて、本命の、しらこばと水上公園を目指す。地図に載っている道を進んでいるはずなのに、道路の舗装はなくなり、じゃり道になってしまった。 それらしい、森の方に進むが、あっさり入り口には入れず、駐車場方面の案内にしたがって、外周へ。ここも、舗装されていないし、ごみがいっぱい。なんで、こんな放置状態の道があるのだろう。 なんとか、入り口までやってきたが、ミニチュアゴルフ、バッテリーカー、マス釣り場といった施設があるだけのようだ。
駐車場方面(右半分)だけ歩く。この駐車場は、夏季プール以外は無料だそうで、意外と車がたくさん止まっていた。水上公園が終点のバスも、運行しているようで、冬でも需要があるのだな。公園の出口は、鎌倉みたいに 、車道の真ん中が歩道になっていて、車の間を悠々と歩く。ちょっとだけ優越感。
高校横から、山田うどんあたりで、48号線に合流。元荒川に沿うように北上している。途中、目にとまったのは、耕地整理の記念碑や、永代橋の水門のところにあった、読めない石碑くらい。場所を移動したとはいえ、ちゃんと残っているのに感心 する。
さらに北上すると、ようやく岩槻文化公園の領域にやってきた。48号線から離れて、昔ながらの家が並ぶ狭い道を進む。 水道工事で、どうなることかと思ったが、なんとか進め、川沿いのサイクリングロードのような道(ただし狭い)をひたすら一直線。
もう、公園内に入ったのかな?と思ったが、よく見ると、湿地地帯の向こうに、もう一本道がある。どうやって行くのだ?先には、釣り堀があり、寒いのに賑わっているが、ここからもダメで、先の駐車場でようやく公園に入ることができた。といっても、何もない、誰もいない。この道の存在意義はなんだろう。寂しい中を進むと、ガードレールで行き止まり。道が分断されていてる。ひどい。なんの為にあるのか、わからないが、バイクのたまり場になるのだろうか。
ようやく、やってきた岩槻文化公園は、細長く道がずっと続いているので、ジョギングしている方が多い。ちょっとした池には、大きな鴨がたくさんいて、間近でみることができるのが良かった。先には古墳のような、小さな山があり、村国山と名前がついている。頂上が気になるので上ってみたが、地図が書いているだけだった。
岩槻城址公園にも、ついでに寄り道。石垣を上る覚悟をしていたが、ふるさと散策路を進むと、あっさり、城跡の石碑まで到着してしまう。元荒川の台地を利用した平城とのこと。
先の池には、橋(八橋)がかかっていて、渡れるようになっているが、なぜか、道がジグザグになっている。ここも、寂しいところかなと思ったが、池を越えると、遠くまで見渡せる草原になり、子供や犬の散歩をしている方でいっぱい。人形の入っている時計と、噴水、アスレチックもあって、今日一番公園らしいところだった。他にも、謎のトーテムポール(カナダのナナイモと友好の印とのこと)や、ロマンスカーきぬの展示! いろいろあって、面白 い。
公園を抜けると、東武の線路が見えた。線路からずっと離れて歩いていたので、電車を見ると落ち着く。最後の寄り道として、久伊豆(ひさいず)神社へ。
大己貴命を祀る神社で、県指定天然記念物の大サカキが目玉らしいが、そんなに大きくないかな。でも、参道は静かで落ち着く。夏だったら、涼しくてちょうどいいのだろうな。道がなく、引き返すしかなかったので、帰りは、横から狭い道を進んでみ る。車があまり通らないのがありがたい。途中、道が5本に分かれていて、ちょっと迷ったが、13時40分、岩槻駅に到着。ガラガラの始発電車が止まっていた。
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