7時12分、高尾駅で下車。JRからは、北口にしか行けないのかな。今日は、京王線沿線を散策してみよう。
まずは、町田街道を目指すが、歩道は女子高生でいっぱい。途中、やけに、人懐っこい犬がいて、女子高生を追いまわしていた 賑やかなのは、いいけれど、立ち止まらないでくれー。駅からかなり離れたところに、学校まで直行するバスが止まっていて、みんな吸い込まれたので一安心。JRの高架をくぐって、ようやく京王線沿いに歩くことができ、狭間公園に到着。大きな道がまっすぐ続いていて、所々に公園があるという感じ 。
断層になっている不思議な公園を、上まで登ると、狭間駅に到着。駅前には、サッカーができそうな広場があった(でも立ち入り禁止)。大きなイトーヨーカ 堂の前を通り、まっすぐ続く道を歩くと、椚田遺跡公園に到着。
昭和53年に国の史跡に指定されたそうで、入り口には、土器のようなオブジェがあり、遺跡の雰囲気が出ている。基本的には、草原いっぱいの公園だが、史跡の遺構を保存するため全体を盛土し、縄文時代をイメージして整備したとのこと。住居あとには、意味ありげに穴があいていて(竪穴住居と敷石住居の代表的な例)、おもろしい。
公園から北上しつづけ、めじろ通りをまっすぐ進むと、あっさり、万葉公園に到着。小さな山が、そのまま公園になっているようで、あたりが一望でき眺めがいい。子供図書館もあるようだ。まだ、開いていなかったが、絵本がたくさんあるのかな。 ここで、しばらく休憩する。
お次は、少し遠いけれど、目指すは富士森公園。小学校前の大きな通りをすぎ、ジグザグになった坂を上ると、素朴な住宅街になる。
素朴というか、歴史を感じる下町風かな。朝日ヶ丘団地というところだが、集合住宅ではなく、一戸建ての家が集まるところとして、団地と名前がついているようだ。所々、公園にするには、小さな草原が、ぽつりぽつりとあるが、これは、家の跡地なのか も。レオパルスのような、敷金礼金0物件も目立つので、世代交代が進み、懐かしい町並みとしての、面影もなくなっていきそう。
高台の端になっている、児童相談所の前を通ると、帽子のような屋根が見えた。あれが、市民体育館だろう。となりは、浅間神社になっているが、舗装されていない土の道が広く、山がそのまま残っている感じで、意味ありげに石碑がたくさんある。市民球技場、陸上競技場、浅間神社全体で、富士森公園というそうだ 。明治29年に開かれた公園で、市街地を眼下に見下ろせるところから、名前がついたそうなので、高台にある、浅間神社の一帯が、昔の面影が残っているのだろう。
少し先の、ラウンドワンというところにマクドナルドがあったので、一休みしたあと、渡り廊下で繋がっている、病院の下を通り、東へ進むと、六本杉公園に到着。
名前が気になったので、やってきたのだが、六本の杉なんてわからず。台地の下にある公園で、まんなかの大きな池が特長かな(湧水らしい)。遊歩道を歩いていくと、住宅街から大きな池を見下ろすことができる。ずっと先には、八王子の街。うーん、いい眺め(通勤はたいへんそうだけれど)。
その後、野猿街道から、八王子バイパス(16号線)を通り、浅川を渡って、日野市へ。こんなに歩くつもりはなかったのだが、どの駅からも遠くて中途半端な位置だったので、ゴールを北八王子駅に 変更。ずっと坂道が続いて、けっこうきつい。何度目の高台だろうか。道が広くなり、旭ヶ丘中央公園に到着(10時25分)。
昔の雑木林が一部だけ残っているという感じで、小さな小道がいくつもある。犬の散歩をしている方が多かったので、避けて通るのは難しく、結局散歩道を使わずに直進。母と子の像ある北側が入り口みたい。さらに北側に進むと、sanwaと書かれたスーパーの裏側に到着 する。ちゃんと、表側に通じる、店内連絡通路が用意されているのは、さすがと思うが、狭い道がずっと続くし、足元がふわふわしているので、変な感じ。今日は、いきつけの店のポイント3倍の日だから、特に買うものはないかなと思ったが、100円ショップがあったので、日用品を買っていく。
公園の反対が、高倉南公園。ここも、広くて快適な公園だが、今日はいつくも巡っているので、感覚が鈍ってきているのかも。あと、「南」のつかない、高倉公園にも寄ってみたが、こちらは、野球場の占める割合が多すぎて、つまらない。柵があるので、外周を一周散歩できないし。
北八王子駅はすぐそこで、11時10分に到着したが、とりたてて、なにもなし。立川と、西武立川のような関係の街だなぁと、ふと思ってしまった。
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