8時38分 再び、金子駅 今回は、青梅方面を目指すつもり。
桜は、今週で終わりかな。半分くらい花が緑になっている。駅前から、霞川に沿って遊歩道というか、歩行者用の生活道路があったので、家の裏を西側に歩く。川には、魚がたくさんいて、いいなぁと思うが、食べ物はどうするんだろう、多すぎだと思う。
金子橋のところから、山根通りと書かれた小さな道を進み、新しい住宅街の奥へ行くと、今井城跡に到着。いかにも、いきどまりのような住宅の端で、案内板がなければ、単なる山にしか見えない。でも、今井氏数代の居館で小規模ながら、中世城郭としてきわめて貴重な遺構とのこと。城跡らしい山道を降りていくと、さっきの山根通りに復帰した。
また、霞川に沿って歩いていたが、小学校横が工事中で、うまく進めない。調節池を整備しているらしい。
小学校の台地っぽい裏道を歩くと、まわりは田んぼ。すっかり農道になってしまったが、先まで見渡せるし、静かで歩きやすい。街歩きより、こういう、のどかな田舎っぽいところの方が楽しいや。 民家をつっきる坂を上ると、藤橋城跡に到着。
小さくて、お城らしくないが、休憩所があるのはいいな。トイレもあるのが、ありがたい。お茶でも飲んで休憩したいところだが、さっきから全然自動販売機をみかけない。とほほ。
少し先の5つ辻は、森の横にある小さな道を選択。せまい民家の道を、うねうね曲がりながら進むと、日野詰橋に到着。どの家も庭が広く、家族で畑を見ている家もあって、うらやましい。でも、大門第一運動公園からは、広い道路に出てしまって(194号線)、夢の世界はおしまい。
塩船観音寺に向かって、坂道を上っていく。「やきもの・インド布」と書かれた民家があり、自由に見学できるようで、ちょっと気になったが、一人だと入りづらいのでパス。でも、自動販売機を発見したので生きかえる。
霞丘陵南公園から、観音通りという道を進む。このあたりに、天然記念物の大杉があるはずなのだが。小さな道を進んでも、いきどまりで、発見できず。やっぱり塩船観音寺の中なのかな、地図ではそうは見えないのだが…。結局、見つからないまま、急な坂を上って、やすらぎの家方面の切り通し へ。両側に積み上げられた石があって、圧迫感があり怖い。
城山通りに沿ってしばらく歩くと、宗泉寺が見えた。車道っぽいところを上ると、お墓に着いてしまったが、お寺の手前に、大きなカヤの木を発見。天然記念物に指定されているのだが、これも案内板がなければ、そのまま通りすぎていたと思う。
お寺を出た先の道を、再び奥へ進むと、吹上しょうぶ園に到着。池の前には、大きな駐車場。でも、人はいなくて、快適に中を歩くことができた。ぽかぽか暖かくていい気分。
最後は、小学校裏の川を渡って、大塚山公園へ。立派な山道で、「大塚山いこいの森」とも書かれている。また山登りか、と思ったが、それほど大きくなく、あっさり頂上へ。東青梅の街を一望することができ る。達成感もあるが、駅がすぐ近くに見えるのがうれしい。
東青梅駅には、11時15分に到着。
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