パルコで朝食(ロッテリア)、9時半スタート。
けやき並木通りをずっと歩くが、商店街一つ分が、閉鎖している。ロープと立ち入り禁止の案内しかなく、中がのぞけるので、中は薄暗く、廃墟のようになっていて、寂しい。
最初にめざす公園、緑町中央公園は駅から10分程度かな。半分が運動場で、ミニサッカーのようなゲームをしている(ゴールも小さい)。もう半分は、森になっていて、アスレチックのような遊具と、散歩道。人が多かったので、森部分だけ歩 く。
緑町四丁目商店街と書かれた通りを進んで、次に目指すのは、上砂公園。こちらも、半分広場、半分森になっているが、中央公園と比べると、なぜか人が少ない。松の木があるのが、和風(?)かな。
公園の先からは、緑地遊歩道がずっと続き、国道463号線に合流。ハナミヅキ通りの先を南に進むと、小手指公園に到着する。
滑り台のような坂道の上が広場になっている。奥の方には、蒸気機関車が展示されていた。形式D51の118は、昭和13年に神戸で誕生。蒸気機関車は、いろいろな公園に飾られているが、所沢市の力強い発展のシンボルとして、これからも大切に保管すると、宣言しているのが、いいな。
再び、463号線に戻り、ずっと歩く。いろいろなお店があるが、うどん店が多いかな。関東なのに、めずらしい。他に目立ったのは、洋館風のおしゃれなレストランと、たぬきのスーパー銭湯くらい。特に気になったところはなく、狭山ケ丘駅前の商店街を通って、狭い民家の道路を進むと、若狭山の神市民の森へ。
平地に林が広がっているだけだが、素朴な雑木林で、落ち着くところだ。猿田彦大神が祀ってあり、これが山の神らしい。幹線道路から遠く、静かなところなので、雰囲気が出ている。
その後、綺麗な住宅が並ぶ、所沢ハウジングステージを通り、狭山湖通りを南へ進む。お茶畑(狭山茶)が広がっていて、のどかな風景。途中に消防署があったが、黒いレンガで、格好良かった。
その後は、ひたすら179号線。路線バスより、早稲田行きバスがよく通るのがすごい。道路わきに、~橋という、標識をよく見かけるので、昔は、ちゃんとした橋があったのだろう(今は、普通の道路)。
早稲田大学の近くにあるのが、中氷川神社。木の板に墨で、由緒、祭神、例祭、信仰が細かく書かれているし、神楽殿もあって、古いのがいい感じ。奥の方には、名木欅という、大きな木が飾られている。だいたいの神社はひっそりしているが、ここの境内は、おばちゃん達が、ゲートボール風のゴルフゲームで盛りあがっていた。神社が、日常生活に溶け込んでいるのがすごい。
甚五郎という、うどん屋に車がたくさん止まっている。交通の不便なところなのに、すごい人気だ。少し進むと、商店街らしく街灯に店の名前が書かれるようになる。これが、ずっと続くのにびっくり。いろいろなお店があるんだな。ほとんどは、閉まっているけれど。
5月とは思えない暑さで、へとへとになりながら、宮寺というところで、道を曲がる。テクノサーキットという、ラジコンができる倉庫や、花でいっぱい、花の生産所の先にある、高根下公園でジュースを飲んで、休憩。まいった、暑すぎる。この先、六道山の狭山自然公園を目標にしていたのだが、また出なおそう。
30分くらい歩いて、最後に寄ったのが、狭山池公園。3つの池があり、外周が遊歩道になっている。大きな池(筥(はこ)の池)に弁天様は定番だなと、思いつつ、池の反対に行ってみると、芝生やちびっこ広場も大きくて、思ったよりも本格的な公園だった。
武道館横の狭い道を進み、迷いながら、なんとか箱根ヶ崎駅に到着(13時10分)、エレベータ、エスカレーター完備だし、広くて綺麗な駅。
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