8時15分、宮原駅で下車。
改札口は、学生でいっぱい。学生たちと、駅前の通りをまっすぐ歩くと、国道16号線のところにマクドナルドを発見したので、コーヒーを飲んで早速一休みする。これぞ休日の楽しみ。
マクドナルドを出ると、雨が降ってきた。前回のように、直射日光を浴びるのもつらいが、服が濡れてきて、気持ち悪い。鴨川を渡って、しばらく進むと、整備中の綺麗な道路に 合流。途中、西新井の民家を抜けると、高校前に出る。本当は、南から北へと歩き立ったのに…と思いつつ、花の丘方向に進むと、目の前が森に。
なんだかイメージと違うが、雨のせいか、森の香りが広がっている。犬の散歩をしている方とすれちがい、ずっと北方向に歩くも、広場らしいところはなし。
少し狭い道に入ると、けもの道のようなところになり、草が両側に迫ってくる。しかも、前には、くもの巣がたくさん。雨のおかげで、水に濡れて、巣がはっきり見えるのはありがたいが、怖くなってきた。なんとか、住宅街方面に抜けたと思ったら、さっきの高校前に戻ってきただけ。なんてこったい。もう一度、森に入る気力がなかったので、ひとまずこれでおしまい。晴れた日に出なおそう(あとで詳細な地図を見ると、花の丘前の森で迷っていたことが判明)。
高校横の、うねうね曲がる道を進み、広い道路に合流。ここをまっすぐ進むと、日産の工場に行けるはず。素朴な 、上尾手焼きせんべいのお店を眺めたあと、ショートカットしようと、民家の道を進む。なんだか、見覚えのある風景…。うわーっ、完全に迷っている。ずっと、違う道と思っていたよ。地図を見ながら歩いているのに 。
とりあえず、愛宕神社の広場で、一休み(雨なので座れないけれど)。ここは、「車地蔵」といって、実際に車輪がまわるのが、面白い。車は輪廻を意味しているそうだ。時刻は9時50分。一時間半歩いて、ほとんど進んでいないのは、ショックだが、迷ったおかげで車地蔵を見ることができた と、考えよう。
神社先の狭い道を進む。静かだし、広い庭の家が多くて、懐かしい気分。途中に、氷川神社があったが、取り壊しをしているようで、神社に板が打ちつけられている。どこかに、移転したのだろうか。
今度は、迷うことなく、地頭方交差点に到着。「まるたけ」という、象が描かれたスーパーで、ちょっとだけ雨宿り。
しばらく北へ向かい、団地地帯を過ぎると、立派な果実園があらわれる。木で種類は判別する自信はないが、たぶん、なしだと思う。民家の道を奥まで進むと、上尾丸山公園に到着。
入り口横に、ミニ動物園があるが、雨の中、動物たちもじっとしている。やぎが、椅子の上にちょこんと座っているのが可愛い。
山の上が入り口で、ずっと坂をくっていくので、歩きやすい。滝のようなところから、川がずっと先まで流れていて、鯉が泳いでいるのが、いい感じ。一緒に、子供たちが水遊びをしてい る。楽しそうだけれど、雨の中、よくやるよ。下の方には、中規模の滑り台遊具があり、やっぱり子供が遊んでいる。竹垣は近くの中学校が作成したそうだし、地域の公園として、利用されているようだ。
下の入り口付近では、「第33回創作展」として、さまざまな盆栽が展示・販売されている。 動物園付き、この規模で無料というのはすばらしい。のんびり一日を過ごすのに 、最適な公園だと思う(晴れた日だったら)。
その後は、荒川沿いに、サイクリングロードをまっすぐ進む。川の向こうにゴルフ場があり、途中でカートと交差するので、よく見ないとあぶないかも。このまま進むと、橋の下をくぐってしまうので、途中で離脱。突き当たりに、八枝神社があったので一休み。大きな木が多く、古いところだと思うが、神社自体は、大きなガラス張りの扉がある、新しいものだった。「どろいんきょ祭り」が名物 とのことだが、いったい、どんな祭りなんだろうか。
八枝神社の通りは、立派な家が並ぶ、旧街道のようなところで、時代を遡った感じ。雨が似合っているかも。橋が大きすぎるので、少し戻ってようやく、荒川を渡る ことができた。ゴルフ場のとなりは、オフロードのバイクコースになっていて、けっこう、うるさい。
二つの川を一気に渡ったあとは、ひたすら51号線を進む。気になったのは、石加工場に、ゴジラの石像があったのと、工場が多いこと、くらいかな。
病院横の道を南へ進むと、ようやく目的地、伊佐沼に到着。うん、想像どおり、大きな湖で満足。でも、なにもないので、外周をまわるのも一苦労。伊佐沼の案内板(江戸時代は、沼の長さが1.9キロメートルもあったらしい)や、小学校の生徒が 、ヨシを移植したことなどを、読みながら進む。小船がいくつか、沈んでいるのが気になるかな。
伊佐沼のとなりにあるのが、伊佐沼公園・冒険の森で、伊佐沼横の川が、お掘りのようになっている。広場もあるが、林の道がずっと続くので、雨がふせげて、ありがたい。先には、トーテムポールと、アスレチックの施設。これがあるから、「冒険の森」なんだろう。奥の方には、大きな家のようなのもあり、本格的。いろいろなところで、アスレチックの施設を見かけるが、実際、どのくらい使っているのだろう。木でできているので、古くなっているのもあるし…。
あとは、病院前の道をひたすら一直線に進む。まわりは、田んぼや畑ばかりだけれど、駅まで一直線というのはすごい。将来、発展すれば、ここがメイン通りになるのかな。まっすぐ歩いて、南古谷駅には、13時5分に到着。
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