7時45分、北朝霞駅
ちょうど朝の通学ラッシュの時間帯なのか、JRと東武の間をみんな猛ダッシュするので、東武駅の反対側に出るのに、一苦労。今日は、光が丘公園方面を目指す予定…と鞄を調べるも地図がない。ひさびさに地図なしで、放浪するのもいいかな、と思うが 、光が丘公園は絶望的になった。
ビル街をしばらく南下すると、黒目川に合流。ここまで来ると、ようやく畑や、田んぼがぽつぽつとある、のどかな風景になる。ただ、道が曲がりくねっていて、どの方向に進んでいるのか、わからな い。街歩きなのに、方位磁石が欲しくなる。
森のようなところを目指して進むと、滝の根公園に到着。川が流れているが、これが滝なのかな。アスレチックや、滑り台があり、子供の遊び場として良さそう。ホタルも育てているとのこと。それほど大きくないと思ったが、公園に入るとすっかり森で、いい運動になる。
最後は、坂を上って、上側から脱出し、南に10分くらい歩くと、青葉台公園に到着。こちらは、平坦な公園で、遊歩道が整備されており、歩きやすい。金属がもじゃもじゃした遊具は、どうやって遊ぶのだろうか。とりあえず一休み。
さらに南下すると、国道254号線に合流。一つの谷を越える感じで、下にも道があるのが、気になったので、こちらに乗り換え。保谷志木線(36号線)という名前がついている。ひばりヶ丘方面に続いているようなので、いつかは中央線に到着するだろう。バスも走っているし。
もくもく工房という、カントリー家具を売っているところが気になったくらいで、大きなスーパーや、ブックオフに寄り道しながら、のんびり歩く。
ひばりヶ丘北通りという、綺麗な道があったので、そろそろ、西武線の駅かな。綺麗なのは最初だけで、駅前は、ごちゃごちゃした、昔ながらの商店街になっている。埼玉県の領域だけ、 道路を整備したのかな。急ぐこともないので、のんびりと駅まで歩く。南側の方が、パルコや、西友があり、都会っぽい。
ひばりヶ丘から、112号線を歩くと、団地の中に公園を発見(いちょう公園)。搭のような、建物と、ちょっとした池と岩、そして、立派ないちょうがあり、涼しくていい気持ち。
地図がないと、まわりの公園がさっぱりわからないが、少し進むと、谷戸せせらぎ公園に到着。 せせらぎ公園の名前とおり、人工の川のようなものがあり、木のない、開放的な公園で、子供がたくさん遊んでいる。これからの季節(今もだが)、直射日光を浴びるのはつらいので、少し歩いただけで、おしまい。反対側のバス停の奥にも、公園があり(憩いの森公園)、こちらは、木々で覆われた涼しいところで、落ち着く。住友重工の敷地につくられたそうで、立ち入りは自由になっているみたい。発想の森という名前で、森が工場を囲んでいたため、戦争中に空爆を受けずにすんだとのこと。
暑さでバテながら、112号線を進むと、また西武鉄道が通っている(西武新宿線)。これぞ、中央線と思っていたのに…。もう、歩く気力がなくなったので、田無駅で、ゴール(11時10分)。
予定と、思いっきり違ってしまったが、適当に歩いていても、駅にたどり着く都会なので、たまには、地図なしもいいかな。
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