8時52分、本庄駅の北口 本庄三交商店街を少し歩いたけれれど、基本はずっと一本道で、ガス燈風の街灯がずっと続いている。
市役所を過ぎると、古い蔵と家が、所々に残っていて、昔風の街になり懐かしい。でも、人はあまり、住んでいないみたい。
国道17号線の先、幹線道路から少しはなれると、市営住宅地帯になる。全部一階建てなのが、珍しいかな。その先には、田中こども広場があったが、老人だけでゲートボール大会をしており、入りづらい。田んぼの先が利根川で、眺めはよく、土手から、今まで歩いてきた道を眺めるのは、気持ちいい。12分かけて、巨大な新坂東大橋を渡る。となりに、(旧)坂東大橋が見えるが、半分取り壊されており、廃線跡のように見える。
やってきました、群馬県。
再び、河原沿いに歩いて、ちびっこ広場へ。草原が広がるだけで、なにもないので、サッカー場なんだろうか。怪獣(ゴジラ?)の小さな遊具がぽつんとあるのが目立っている。帰りは、土手を降りて、民家に入ってみると、すぐに八斗島稲荷神社が見えてくる。観音霊場めぐりの一つだそうだが、赤い旗がずらっとならび、迫力がある。
18号線を渡ると、綺麗な住宅街になる。車がほとんど通らず、静かなところ。草がぼうぼうの、七分川公園の先が、地図にも載っていた、富塚公園。
広場の奥が台地になっており、お城のように大きな、滑り台のような遊具がある。威圧感があるが、コアラの形をしているので、可愛い。
再び、国道462号線に復帰。歩道が広くて歩きやすい。スーパーや、薬屋、レンタルビデオ店など、お店が並ぶが、中でも、ベーカリーカフェというパン屋兼喫茶店が、おしゃれな感じで良かった。うう、お腹が空いてきた。少し先に、すき家が見えたので、行ってみると、9月26日オープンと書いてある。お店はばっちり出来ているのに…
地図には載っていないけれど、道路から公園が見えたので、寄り道。除ケ1号公園という名前だが、愛称「白銀公園」と一緒に書いてあるのが変わっている。名前のせいでは、ないと思うが、生えている草が白っぽいのは、なぜだろう。草が多くて、休憩には向かないので、写真を何枚か撮っただけで後にする。
頭だけスフィンクスのような建物がやけに目立つ中、ようやく、本命のいせさき市民の森公園に到着。これは広いや。草原が盛りあがっていて、木と木の間隔が広いので、ゴルフ場に木を植えたよな感じ。トイレが何箇所もあるのもありがたい。
山には登らず、外周を川に沿ってぐるっと歩く。汗の広場、快の広場、創の広場、彩の広場と四つのゾーンがあるとのこと。中華風の建物や、岩がごつごつしているゾーンなど、いくつもの世界があり、テーマパークみたい。
ふわふわした白い山(ふわふわドーム)が人気で、子供がぽんぽん飛び跳ねていた。さすがにつかれたので、しばらく休憩。ジュースの自動販売機はないのか…。
その後も北上し続け、いせさき大橋を渡り、伊勢崎市街へ。ビルやホテル、大きなスーパーがあり、買い物客や学生でいっぱい。すっかり都会の風景になってしまった。
道を一本離れ、幸公園(万葉植物園)に寄り道。四角い公園と、遊歩道が合体したような感じかな。石山には、虫のような滑り台がある。
ようやく、伊勢崎駅が見えてくる。せっかく、ここまで来たのだから、華蔵寺公園にも寄ってみよう。線路を渡ったあと、大きな観覧車を目指し、北上すると、華蔵寺公園へ。
線香の香りが充満していて、落ち着く。遊園地も中にあったので、行ってみると、家族連れで賑わっている。飛行機がぐるぐる回るのや、モノレールのような高架を自転車で周るもの。謎のハウスなど、懐かしいアトラクションが山ほどある。いまだに、こういう遊園地ってあったんだー。どれも、レトロで年代物なのに、子供がいっぱいで賑やかなのが、時代を遡ったように感じる。中央にベンチがあり、周りのアトラクションを見渡せるので、しばらく休憩。さすがに今日は良く歩いた。
その後、遊園地を出て、ドーム場の大型鳥舎や、水生植物園をめぐり、陸上競技場横を通って出口へ。弓道場もあり、実際に弓を構えている方がいて、格好良いい。
帰りの道は、行きに歩いてきた道の一本横だと思うが、信号もほとんどなく、ずっと一本道が続くのはすごい。線路が見えたかと思うと、もう駅で、あっという間に歩ききってしまう。駅の北側はそんなに栄えていないのだな。12時47分、伊勢崎駅でゴール。両毛線って一時間に一本くらないなのかなと思っていたが、駅の時刻表を見ると、伊勢崎駅始発の電車も多く、実際は一時間、2、3本とまずまずの本数で、次の13時7分にすぐ乗れて、助かった。
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