7時20分 片瀬江ノ島駅 江ノ島というと、混んでいるイメージがあるのだが、シーズンが過ぎたのか、時間が早いのか、観光客はほとんどみかけなかった。そのかわり、女子中学生(?)が、やたらと多い。近くに学校があるのかな。
弁天橋を渡ると海で、目の前に江ノ島が見える。森でおおわれた島の上に、搭のような灯台が見える風景は、ゼルダ(風のタクト)のようで、わくわくする。
江ノ島大橋を渡り、車道から離れると、先に鳥居が見え、石畳の坂道と、両側に並ぶお土産屋。昔ながらの参道という感じで、みんなで朝の掃除をしているのは、えらいなぁ。勝手に、リゾート地と思いこんでいたのだが、八景島と勘違いしていたのかな。坂道をひたすら上って、江島神社でいちおうお参り。
横の通りからさらに上ると、八坂神社へ。その後も、少し歩くたびに神社があり、それぞれの由来はわからないが、なんでもありがたく感じてしまう。やたらと、猫が多いのも、ありがたく感じる
ようやく頂上まで上ったら、リスが横切って、びっくり。江ノ島って、想像以上にすごい。
肝心の搭(展望塔)はコッキング苑の先で、オープンは9時とのこと。ありゃ、やっぱり有料だったのか。搭を過ぎると再び、下り坂。ずっと先までせまい道が見え、両端に旅館や食堂が見える。もう、何十年も変わっていないのではないか、と時代が止まったような懐かしさを感じる。先に、ずっと海が広がっているのもいいな。
階段を降りると、島端の磯で、また猫がいたが、じっと動かず、置物のような風格がある。釣りをしている方がたくさんいる中を進み、奥の岩屋洞窟入り口を見ておしまい。ここも9時オープンで、何も調べずに、地図だけ見て来たのが敗因だろう。また、出なおそう。いちおう、恋人の丘(龍恋の鐘)も巡礼。
一本道なので、引き返すしかない。違う道がないのが不満だが、今来た道のおさらいをしよう。
でも、実際は、逆に歩いているだけなのに、今度は山に向かっているので、違う風景で新鮮。ちょうど、まんじゅう屋が開くところで、これから活気が出てくるのかな。反対側の海が見えると、こちらは、ヨットでいっぱい。お金持ちだ~。
再び島の入り口まで戻り、オリンピック記念噴水地でひとやすみ。せまいながらも起伏があって、よく歩いた気分。
今度は、湘南モノレール方面へ歩く。石畳の続く商店街を抜けると、江ノ島電鉄と、モノレールの駅が見える。意外と、小さな駅なんだな。
その先は、八百屋など、昔の商店とお寺が続き、ほっとする風景。どの家にも柿の木があり、やたらと赤い。途中で道を間違えたのか、山道に入ってしまう。山道の先には、古い立派建物と、大きな門。地図を見ると、中学校と高校のようだが、他の入り口にも警備員がいて、警備は厳重。地元の商店街から、いきなり場違いな、別世界に来たようで、びっくり。
ようやく、坂道を上りきると、整然とならんだ住宅街になる。3階がありそうな、大きな屋根や、お城のような洋館もあり、とにかく大きい。いいなぁと、眺めながら住宅街を進むと、道路工事をしていたので、逃げ込むように、片瀬山南公園へ。小さな公園だが、地図を見ると、片瀬山西公園まで遊歩道がずっと続いているようなので、気になっていたのです。公園下の道路からは、石畳の道が続いていて、わくわくする。ただ、山の斜面に無理やり道を作ったような感じで、半分以上、草だらけ。
同じような、西公園から中学校横を通って、今度は片瀬山北公園を目指す。一旦下ったあとはずっと先まで上り坂が続き、広々した道で、山の形と住宅街がよくわかる。北公園も似たようなところだが、整備中らしく、奥の方には車が止まっていて、落ち着かない。
住宅街と隣接して、新林公園があるので、つながっていると思ったのだが、公園からは入れず。あきらめきれずに、公園の外周を沿うように、住宅街を歩いていると、公園内の道が見えてきたが、大きな柵と門で進めない。時間で開け閉めしているようなことも、書いていないし…ちょっと、くやしい。
その後は入り口は見つからず、結局下の工場まで降り、正面の入り口から入った。のどかな公園で、草原が続き、犬の散歩をしている方が多いかな。階段を上ってみると、大きなタイヤとアスレチック施設のある広場へ。道は奥の方までずっと続いているので、先ほどの門までいけるのだろう(気力がなく、行かなかったので、実際は不明)。
公園の奥には、江戸時代の民家を復元した古いかやぶき屋根の家があり、古民家小池邸、と名前がついている。ちゃんと土間や、広い畳の部屋、いろりなど、家の中まで見えるのが、とにかく広くて立派なのでため息がでる。
ちょうど、横の小学校では運動会をしていたので、しばらく公園から眺め休憩。その後は、とりたててなにもなし。奥田公園を経由して、藤沢駅でゴール(9時55分)。
ちょうど駅前にスターバックスがあったので、貰い物のカードで、贅沢な朝食。ちょっと疲れたから、喫茶店という行動に憧れていたので、食事よりも、この状況だけでうれしくなる。
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