9時15分、旭駅
ホリデーパスの範囲から離れているので、なかなか行きにくかったのだが、ちょうど青春18きっぷが安い(8000円)ので、このチャンスを利用。3月は、千葉強化月間にしよう…千葉デスティネーションキャンペーンをしているし(関係ないけれど)。
駅前は改装中で、周りの道路も含めて、いたるところが工事中。商店街がずっと続く、昔ながらの古い街並みだと思っていたが、国道126号線の沿線は、レストランや、車の店がずっと続き、めちゃ発展している。駅前より、国道沿線が発展しているのは、ありがちな光景。
ずっと北上すると、用水路沿いに、平安神社の案内があったので寄り道。鳥居の前が広場になっている。ただ、完全に閉まっていたのは、なぜだろう(いつも、こうなのかな)。小さな浅間神社も併設されている。
近くには、のどかな牛小屋があり、変化のない道路だが、庚申塔をよく見かける。全部集めたらすごい数になるだろう。これだけの数が、残っているのは凄い。
住宅街の中に金比羅宮があったので、ついでにお参り。その後は、一本道。ずっと畑が続き、遠くに大きな風車が目立つ。
この風車が次の目的地、滝のさと自然公園。
農道終点と書かれたところから、73号線に合流。岩井不動下バス停から、坂道を上ると、途中の池では、ずらーっと釣りをしている方が横に並んでいる。釣り掘りでもないのに、すごい人気。
高台の上は普通の住宅街で、見落としそうになったが、なんとか 滝のさと自然公園に到着。徒歩1時間半か…けっこう遠かった。
い
竜福寺の森郷土環境保全地域になっており、自然を体験できる場として整備されているとのこと。佐藤佐太郎歌碑や、子供の広場に、岩井安町遺跡の説明、そして蜘蛛の巣のような遊具(ザイルクライミング)など、いろいろあって楽しい。
来た道を引きかえすのも、つまらないので、帰りは北側(岩井方面)へ進む。
道路横に、中島城 主一族の墓石があり、下総式板碑と書かれている。まったく知らなかったので、得した気分。その先には、大宮神社があったのでお参り。本堂に比べて、屋根が大きい変わった形をしている。
ここから5分歩くと、下の世界への急な下り坂道になる。
ずっと地平線まで、なにもなく畑が続いているは、千葉とは思えない、すごい景色。坂の途中にあるのが、王子井戸跡。このあたりに、王子井戸と呼ばれる泉があり、東大社は王子大明神と称していたとのこと。水神社も一緒にある。
しばらく、大利根用水沿いに歩いたあと、再び73号線に合流。途中、大規模な道路工事をしていたので、一本横の道へ退避する。案内板にしたがって、県民の森入り口には、11時55分に到着。
車道をずっと歩くと、テニスコートや別荘のような山小屋があり、避暑地みたいな雰囲気。歩行者用の降りる階段が途中にあったが、せっかくここまで登ったのに、もったいない。そのまま車道を進むと、普通の民家があらわれる。
あれ?林道夏目線と書かれた道路を歩いただけなのに、いつの間にか県民の森を抜けている。こんな体験は初めて 急に興味がなくなったので、もう引き返さず素通り。また、日をあらためて出なおそう。
ゆるやかな坂道を降りていくと、東庄工業団地で、その先が、東大社。
古い建物で歴史を感じる。でも、玉依姫命を祭っているそうだが、よくわからない。神社の横に、松尾芭蕉が、奥の細道の旅の中で、馬子に乞われて与えた句が書かれていたが、こちらの方は、詳細な解説付きで馬の通行を禁止するために句碑を立てたと伝えられているとのこと。
道路の反対側は、霊井岬公園になっている。東大社の神苑として整備されているそうだが、ベンチがぼろぼろだったので、階段に座って休憩。階段の先は、つつじ公園に、つながっていたが、今の季節だと、たんなる広場かな。
あとは、駅に向かって、のどかな畑地帯を進むだけ。かなりの高台にいるようで、駅近くの街と、利根川、そして川の向こうの街まで見渡せる。ずっと橋がないので、対岸とは交流がなく別の世界なんだろうな。
最後に急な坂道を降りると踏切で、すぐに下総橘駅に到着(13時10分)。今日はよく歩いたので、足がちょっと痛い。
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