ホームお散歩日記[千葉]佐原~潮来
2007.05.12

佐原~潮来

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横利根閘門ふれあい公園

横利根閘門ふれあい公園

9時40分、佐原駅

駅前が工事中で、前に通りぬけた道が使えなくなっていたので、住宅街を迷って、ちょっと遠回り。閉店したスーパーの窓が割られているところもあり、寂しいところ。

一方、線路の反対側、国道356線沿いには、いろいろなお店が並び、すっかり都会の風景に。今は、国道沿いの方が栄えるのだな。水郷大橋は、歩行者用の道が広くとられていて、歩きやすい。

利根川の先に、もうひとつの川(横利根川)があり、そこにあるのが、横利根閘門ふれあい公園。利根川と霞ヶ浦を分断するための工事で、また増水時でも舟運に影響をあたえないため、水量を調節していたそうだ。立派な水門が絵になる。公園は遊歩道とたくさんのベンチがあり、のんびりできそうなところだが、だれも使っておらず、川に向かってみんな釣りをしている。

何もない田んぼ地帯

小学校横の狭い道を過ぎると、ずっと田んぼの続く景色に。遠くの河原まで、本当になにもないのは、すごい。一部には、農道のような、舗装されていない道もあり、車がほとんど通らないのもいいな。

音楽も聴かず、静かな中を黙々と歩く。これも、一種のリラックスで、どこまででも歩けそう。これから夏になると、さすがに辛いだろうけれど。

行きすぎて、最後の方は賑やかな幹線道路に当たってしまったのは、ちょっと失敗。

水生植物園

水郷佐原水生植物園の前

与田浦が近づいてくると、川沿いに、小さな船(サッパ船)がたくさん止まっており、時代を遡ったような風景になる。こんなところでも、佐原の小江戸のような景色が見られるとは、感動。

広い与田浦のをぐるっと周ると、水生植物園に到着。入口は、人でいっぱい。まだ、あやめ祭りは始まっていないのに、すごい人気。園内は、ぐるっと船で一周できるように、なっているみたい。面白そうだと思うが、家族連れの中に、一人入るのもなぁ…入場料が安くなる、シーズンオフにまた来よう。

入口横には、笠をかぶった船頭さんの、おばさんが休んでいる。ここから潮来駅まで、小船に乗って行けるらしい。駅から離れている場所で不便と思っていたが、水郷佐原ならではの観光コースで感心。あやめ祭り中には賑やかになるのだろうな。ここで、一期一会委の出会いがある…小江戸というより、ARIAの世界をイメージしてしまうけれど。

稲荷山公園

歩道の広い道を歩き、潮来大橋(メロディー橋)を渡る。山の方に近づき、急な坂道を上ると、稲荷山公園に到着。頂上に、歴史がありそうな、木造の稲荷山神社があったのでお参り。

崖の方に、ちょっとした展望台があり、潮来の街を見下ろせて眺めがいい。近くには、稲荷山古墳群と、野口雨情の船頭小唄の詩碑もある。これは、いろいろな箇所に分散しているので、野口雨情詩碑巡りも面白いかも。

稲荷山公園 稲荷神社

神社側の階段を下ると、潮来下町通りという、昔ながらの商店街につながっている。半分は住宅だが、所々に、色あせた看板が残っている。古いもの好きなので、嬉しい。

駅前の川は、また佐原風になっており、船がいっぱい。ここが、十二橋めぐりのスタート地点らしい。いい雰囲気のところだが、乗船の勧誘が激しく、少し歩くたびに、おばさんが話しかけてくるのには、うんざり。

このあたりは、レトロな街並みだが、電線を地中に埋めているとのこと。おおっ。なんだかすっきりしていると思っていたが、説明板がなかったら、気づかなかった こういう、観光の町作り整備もいいと思う。

最後に、立派なあやめ門をくぐって、潮来(いたこ)駅でゴール(12時25分)。ひさびさの鹿島線。新幹線のようにずっと高架が続いているので、やっぱり眺めは最高!

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