都賀駅で降りたら、モノレールが止まっており、券売機の前には、学生の行列ができていた。ポイント故障とのこと。ついていない。
時間がかかりそうなので、ゴール予定駅から逆行程にすることに。千葉駅の接続が悪く、時間をロスしてしまった(8時50分、誉田駅からスタート)。
工事中の駅前から、民家の狭い道をしばらく歩くと、10分でさくら公園に到着。台地の上にある公園で、草原がずっと広がっている。長い滑り台が目玉なのかな。
公園を出たところで、また狭い道。溝も通路になっているのが面白い。
広い通りに出たあとは、ひたすら北上。千葉外房有料道路、千葉東金道路ともに、車道は高架だったので、合流地点で怖い思いをしないで済んだ。
坂をしばらく上って、泉自然公園に到着。「うぐいすにであえる探鳥路」と名前がついている。山全体が公園のようだが、途中に畑があるのが変わっている。
外周に沿って、サイクリングロードになっている、森の道を歩く。蓮池が見えると、ようやく公園らしくなってくる。山を登ると、もみじ谷と書かれていたので、紅葉の季節になると、綺麗なのだろうな。
下の池から、自然公園を出て、川井町へ。史跡のような立派な門があったので、中に入ってみようと思ったが、中は料亭だった きっと歴史のあるところなんだろう。
現在位置を見失いそうになったが、都川に沿ってずっと歩く。右がずっと山で、左は田んぼ。静かで落ち着くところ。音楽も聴かずにぼーっとしていると、毎週同じところを歩いているような錯覚になる。けもの道のような坂を上って、高根の住宅街へ。
新しい家もあるが、しばらく同じ形の平屋が続くところもあり、それぞれ、○号と書いてあるのが懐かしい。各庭に花が多いのがいいな。木造の薄暗い野菜売り場もあり、絵になるところ。ずっと住宅街が続くが、駅までの交通手段がコミニュティバス(1時間に1本程度)しかないのは不便そう。需要がないのだろうか。
何箇所か公園があるが、どこも一斉に草刈掃除をしているようで、近づくことができない。
グリーンタウンの外れは林道になっていてびっくり。細い道が続くので、どの方向に進んでいるのかわからなくなる。北へ進んだつもりが、中田スポーツセンターに戻ってきたのはショック。
なんとか、御成街道に合流し、御茶屋御殿跡へ。雨で消えかかっている案内板によると、江戸時代初期、東金(将軍家の狩猟場)への往還の際の休憩所として、土井利勝が名をうけ建造したとのこと。
でも、なにもない四角い広場で、野球ができそうなところ。所々に、頭のような草のかたまりがぽつぽつあるのが不気味。地下水(井戸跡?)でもあるのかな。
ずっと、御成街道を進む。途中に、街道の案内板を発見。船橋市から東金市まで37キロに続く街道。沿道の村々の農民たちが駆り出され、昼夜休まず造ったため、一夜街道との別名もあるらしい。徳川家康の「鷹狩り」が目的だそうで…
幹線を離れた昔ながらの街道で、古い立派な家が多く、いい雰囲気のところだが、道が狭いので車がすれ違うのが大変で歩きにくい。小さな谷を越えると、御成公園に到着。
やはり御成街道と関係のある公園で、史跡のちょうちん塚がある。夜間作業時に、盛土の両側に明かりをともしたところで、ここも三日三晩で造ったらしい。池で分断されていたが、奥は草原が続いており、犬の散歩をしている方が多い。
しばらく休憩したあと、住宅街を迷いつつ、千城台駅でゴール(12時5分)。気になるモノレールは、3分遅れ程度で、ちゃんと動いていた。
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