ホームお散歩日記[千葉]上総興津~行川アイランド
2007.07.14

上総興津~行川アイランド

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興津港海浜公園

9時に、上総興津駅 せっかくの3連休なのに、台風4号が近づいていて、雨が降っている。

駅前から、狭い民家の間を北に進むと、興津の海水浴場へ。ずっと先まで見渡せるので、晴れていたら眺めはいいだろうな。砂浜をまっすぐ歩くと、10分ほどで、興津海浜公園に到着。

縦に長い公園で、海に向かってベンチが並んでおり、トイレと一緒に、シャワー室もついている(シャワーは取りはずされていたが)のは、さすが海水浴場。ここには、繋船柱碑(けいせんちゅうひ)がある。江戸時代、興津港は廻米交易船(江戸などに米を送る船)の宿泊地として、多くの船が入船しており、その船をつなぎとめるためのもの。石巻産の粘板岩で造られており、昔は数十本並んでいたそうな。

ミレーニア住宅街 やまなみ公園

みなと橋を渡って、外房線の線路をくぐり、国道128号線を過ぎると、住宅街になる。立派な家がならび、別荘地みたいなところ。

Millenia(ミレーニア)という名前で、南カリフォルニアの街を再現したらしい。案内板は、全部英語で書かれている(後ろに日本語もついているが)というこだわりよう。ゆるやかな坂道をゆっくり上ると、右側に草原が見えてくる。やまなみ公園とのことだが、一面草原で、道側には、やしの木がある南国風。公園らしくない。

別世界 ラグーナ湖畔公園

ラグーナ湖 湖畔公園

木の葉公園を過ぎると、街の中央公園へ。

大きな湖の先に、小さな城壁が見える。おお~、本当に外国みたいな風景。高級ホテルの庭を大きくしたような、綺麗なところ。

この湖は、ラグーナという名前で、RPGのような地名だが、ミレーニア住宅街のために、わざわざ作った、人工湖とのこと。夜はライトアップされるそうだ。とにかく規模が大きい。千葉にこんなリゾート地があったとは、まったく知らなかった。

さらに坂道を上ると、海の見える公園へ。ここが頂上なのかな。くもり空で見えなかったのが残念。

幻の(?)熊野神社

幻の(?)熊野神社雨の日はつらい

 

 

 

 

 

 

ようやく下り坂になり、立派な住宅街とお別れ。

ちいさい、かたつむりがいっぱいで、歩道は草だらけ。牛の牧場や、古い茅葺き屋根の家もあり、ギャップがあるが、こちらが、昔ながらの千葉の町なのだろう。

八幡神社

ここから小さな冒険。山の中に神社のマークがあるので行ってみる。それらしき山の入口を発見し、雨の山道は辛いなーと思いつつ、突入したが、途中からの道は、想像以上にひどいところ。

道の真ん中には、竹や草が大きく育っており、半分自然にかえっている。道はどこまでも続き、不安になってきた頃、ようやく鳥居が見えた。熊野神社のようだが、窓は壊れているし、放置されているような不気味なところ。維持する方がいなくなったのかな。草だらけで、ズボンや靴はどろどろに、なってしまう。

とりあえず、神社前は広場なので、お参りしたあと水を飲んで一休み。でも、これからまた、あの道を引きかえすのか…。 おせんころがし

八幡神社

 

舗装された道に戻ってきたら、こっちのもの。

狭い道をひたすら南下。明かりもなく、ぽつりぽつりと民家があるのが、寂しいかな。

大沢というところで、ようやく小さな集落に入る。民宿もあるので、釣りのついでに来る方があるのかな。でも、車は通行止めになり、その先は下りの階段が続くので、駅側から、やってくるのは大変だと思う。

雨ですべりそうになる階段をずっと下りると、八幡神社に到着。下の世界での一番高いところにあるようで、海が見えて眺めがいい。

相変わらず道が狭く、車で通るのがたいへんな道が続く。不気味な大沢第一トンネルをすぎると、国道128号線に合流し、10時55分、行川アイランド駅に到着。動・植物園を中心にしたレジャー施設が昔あったそうだが、今は無人駅。

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