8時45分、籠原駅 前回の続きです。
駅から北へ進み、別府第3公園へ。小さいながらも、トイレがあるのがありがたい。ゲートボールをしている、別府第2公園を見つつ、玉井神社を目指す。
玉井中央盆踊りがあるそうで、朝も早くから準備をしている。幹線から少し離れたところに、ひっそりとある玉井神社にお参り。裏側から抜けられると思っていたのに、道はなく、引きかえすしかないのが残念。あと少し道が繋がっていれば近道できるのに。
昔ながらの懐かしい大衆食堂を過ぎ、しばらく用水路沿いに歩く。お寺の隣にあるのが、次の目的地、東別府神社。ここは、別府城跡も兼ねている。平安時代から室町時代にわたる別府氏の居館跡。高さ2メートルの土塁と、幅五メートルの塀に中世豪族屋敷の姿を見ることができるそうで。
神社横の道を北上する。リサイクルショップの前に、大きな恐竜がいてびっくり。
国道17号線には信号がなく、遠くの小学校横にある陸橋しか道がない。うう、しょうがない、遠回りか…でも、車はどうするのだろう。
その後は、ひたすら田んぼが続き、川を渡ると、ねぎとじゃがいも畑になる。なんて、のどかな景色でしょう。自動販売機がないよ~。ただ、川がずっと緑なのが気になる(においもすごい)。
道ケ谷戸からは、幹線(?)に沿って歩く。門が立派な大きい家が多い。「ホタル見学をどうぞ」と書かれているところもあるが、なにかのイベントで放流するのかな。それとも本当に見ることができるのだろうか。国道407号線に合流。赤い花がずーっと植えてあって綺麗なところ。でも見所がちっともないよ。
途中、吉野屋があったので食事がてら休憩する。歩行者にやさしくない、刀水橋の合流地点を渡り、利根川を渡る。トラックでけっこう揺れるのが怖い。
しばらく土手下の道を歩くと、山にあたる。
坂道をずっと上って、いずみ総合公園へ。下半分は運動公園で、あまり面白くないが、サッカー場や野球はナイター試合もできる立派なもので、とにかく設備がすごい。
まだ続く、坂道をゆっくり上ると、だんだんと道が狭くなり、最後には橋になる。いずみ であい ふれあい橋という名前で、平成15年に出来たそうだ。公園の北半分へ、車道を通らずに行けるのは便利。ジョギングを想定しているのか、道がふわふわで、ちょっと落ち着かない。
北部分は、林の遊歩道と、ゲートボール場、アスレチックのある遊戯広場になっており、犬の散歩をしている方が多いかな。涼しくて、光が直接当たらないのがありがたい。
公園出口からは、大きな並木道がずっと続いている。工場の間を通るのは、すごいなぁ。中央公園付近まで、歩いていけるようだ。で、12時に中央公園に到着。市役所前の敷地と区別がつかないところで、池があり、ちょっとした日本庭園なので、落ち着くところ。暑いのでしばらく休憩。
後谷地区をずっと北上し、最後に城之内公園へ。
今日は祭りのようで、子供がいっぱい、集まっている。御輿じゃなく、御輿の飾り付けをしたトラックの荷台に乗って太鼓をたたくのが今風なのかな。小学校の横が城跡で、ちゃんとまわりにお堀がある。サッカー場に使えそうなところ。
近くには、城之内古墳もあるが、飯田老作氏の宅地内にあったものを、移したものらしい。胴張型という特殊な形が特徴で、太刀、耳環などの出土遺物から7世紀後半と考えられるとのこと。
あと、圧倒されるのが、城之内の百庚申。ときどき見かける、庚申塔だが、怖いくらいに、ずらーっと並んでいる。小泉神社西側の小泉城跡一帯のものを遷座したもので、85基あるとのこと。予想外のものがあると、嬉しくなってくる。
あとは、できるだけ線路沿いに歩いて、西小泉駅でゴール(12時45分)。これで、東武鉄道小泉線も完乗です(一時間に一本なのがつらいけれど)。
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