8時15分、茂原駅 ゴルフ客が多く、なかなか改札外に出られない。
駅前は発展しているが、少し離れると、駅前通りの昔ながらの商店街になる。途中のだんご屋「しぼさだんご」は、朝から人がいっぱいで、すごい人気。茂原名物?らしい。
小さな市場を過ぎると、途中で区画整理地帯に入り、道が綺麗になる。立派な、市役所を過ぎると、茂原公園へ。
入口にちょっとした展望台があり、池を過ぎると、芝生2つが続く。バラエティーに富んでいる、いい公園だと思う。池沿いには、桜の木だらけ(日本さくらの名所百選に選ばれている)なので、春だと綺麗だろうな。奥に山へと続く道もあったが、そこはやめ、坂を下って、お寺(藻原寺)へ。遠くの道路には、巨大な木の門があり、関所みたいなところ。
27号線に合流し、ひたすら南下する。道は狭いがバスの通り道で、食べ物屋や病院が発展している。sendouというスーパーもあるし。
パチンコ地帯を抜けると山っぽくなり、ちょっとした峠越えだと思うが、横には、六田台団地(団地といっても、普通の住宅街)があるので、寂しくはない。坂を下ると、八坂神社への階段を発見。せっかくなので登って、青いカラーの八坂神社で一休み。
ここから、ひめはるの里への道が繋がっているはず。途中の車両通行止めを過ぎると、すっかり森林地帯で、涼しくて気分爽快。塗装されているので、昔は車両もOKだったのかな。
遊歩道を想像していたが、なんだか、どんどん山奥へ入っているみたい。途中、琴平神社と久須志神社を見つけたのでお参り。 木の机とベンチがたくさんあるが、落ち葉ですっかり埋まっており、廃墟のようなところ。
ようやく下り坂になると、木々の間から下界が見下ろせる。綺麗な温室植物園も見えてくる。これが、ひめはるの里で、9時50分に到着したが、誰もいないところで、入りづらかったのでパス
八幡湖を湖畔沿いに歩きながら、ゆっくり坂道を下る。途中には、レンコンの池が続く。久々に見たような気がする。
公民館を過ぎると、八幡神社に到着。八幡神社は天慶年間に平貞盛が勧請したと伝えられているとのこと。それよりも、ヒメハルゼミ(国指定天然記念物)発祥の地で、有名になところ。神社裏から、さらに山を登る道があったが、奥は入山禁止となっていた。
鶴枝川を渡り、少し歩いたところで細い道に入っていく。一昔前の分譲地といった感じ。火事の時に鳴らす鐘(半鐘)もある。途中、八坂神社があったのでお参り。馬の頭がついているシーソーは、単なる遊具にしては不気味かも。
さらにまっすぐ歩くと、一宮川で、ここに鶴枝遊水公園がある。ベンチがわりになる、横にながーい階段が続いていたので、下りたところで一休み。洪水を一時的にとめる貯水池で、湿生植物園、多目的広場、巨大な駐車場もある。大きなところだが、湿生植物園は水が見えないくらい草だらけだし、誰もいないので寂しいところ。
公園からは、一宮川に沿ってサイクリングロードが整備されているので、歩きやすい。川は遠いのに、ときどき蟹が横切るのにびっくり。自転車もほとんど通らず、道に迷う心配なく、どこまでも歩いていけるのっていいな。
ただ、周りの道路と遮断されているので、自由度は低い。遠くに神社が見えるので、あっちの方が面白いかな~。途中、ベイジアという大きなスーパーがあったが、すぐ近くなのに、サイクリングロードから、脱出できないのはもどかしい。ちょうど橋が建設中なので、一年後くらいには、行けるようになるのかな。
最後に、玉前神社に寄り道。ここは、上総一ノ宮駅での乗り継ぎ待ち時間に来たことがあるが、裏側の薄暗い駐車場から入ったので、感じが違う。玉依姫命(たまよりひめのみこと)が祭神で、招魂殿、護錨記念碑、神木いすなど、解説山盛りで親切なところ。続々参拝客が来るって、やっぱりすごい。
12時5分、上総一宮駅でゴール。今日の千葉の最高気温は32度。まだまだ暑い。
扉に戻る