5時5分、気合で藤沢駅から出発。
小田急江ノ島線の下をくぐり、工場横をしばらく歩く。最初の目的地は、皇大神宮だが、江ノ島弁財天道標を発見。あれ?なぜかお寺に迷いこんでしまう。
気をとりなおして、皇大神宮へ。うわぁ、大きい。境内も広くて圧倒される。まだ外が暗いせいか、神社の明かりがついており、幻想的なところ。有名な神社は人が多く、あまり好きではなかったが、人がいなく、ひっそりしている時間帯だったら、非日常という感じでいいな。
となりの、烏森公園にも行ってみる。砂場にごみのネットかかぶせてあり、遊びにくそう。あと、緑の樽と青い鉛筆が向き合っている遊具があるが、どうやって遊ぶのだろうか。
高校横の細い道が、いきどまりであせったが、なんとか43号線に合流し、藤沢本町駅横の伊勢山公園へ。
ここは吉野桜200本が咲き乱れ、山頂からは江ノ島が見えるそうだが、曇っていて見えない。承応二年庚申供養塔があり、3体の猿(だと思う)の像があるが、ペルシャに出てくるカッパに見える。
江ノ島線を渡り、三角形の花の木公園でひと休み。日曜日のこんな早い時間から、駅に向かう方が多いのにびっくり。みんな寝ている人ばかりじゃないのだな。
6時10分、白旗神社に到着。ここにも、江ノ島弁財天道標がある。源頼朝の首実検で、弁慶の首と一緒に潮に逆流し、この神社に飛んできたとのこと。湯煙にかかれば、無病息災という湯立神楽の発祥地でもあるのか。解説は多いけれど、漢字が多くて全部メモする気になれなかった
白旗川沿いに公園があったので、ついでに寄り道。普通の広場だと思うが、ラッコや、鳩が、使徒のような仮面をかぶっているオブジェが目立つ。
次に目指すのは、御幣公園。病院先の細い道を迷いながらも、とにかく一直線に進む。小さな稲荷神社や、昔話のある町と書かれた場所など、下町風なので懐かしい気分。途中、車のよく通る道路に合流してしまったので、ここを一直線だな。あいかわらず、BGMはかしましラジオ。朝の散歩は気持ちいい。
…で、見えてきたのが、見覚えのあるグランドホテル湘南。この道って、国道467号線だったのか。道を間違えることは、よくあるが、スタート地点の藤沢駅手前まで気づかなかったことにショック。藤が岡の住宅を目指すが、精神的ダメージは大きい。
巨大マンション下、ピンクの馬が首をあげている、御所ヶ丘公園で一休み。丘の上という感じで、下の町とは別世界。徒歩通勤、通学だと、帰りはつらそうだけれど。銀路梅の広場をすぎると、古い団地へ。カーテンがなく、だれも住んでいないようだが、一階の交番だけ生きているのが寂しい。丘を降りて、ようやく御幣公園へ。このあたりで一番大きなところで、砂場道と草原が半分ずつ分かれている。坂の手前には、さい池もあり、都会で遠くまでずっと公園が続くのってすごいな。
その後は、幹線道路から離れた用水路沿いの道を歩く。柵に海の絵が描かれている。太陽やヨット、イルカがジャンプしているのは、わかるが、マグロが空中に浮いているのはなぜだー。
用水路も終わり、坂を上って柄沢神社へ。鐘つき堂もあるのがお寺みたいで、変わっている。区画整理中なのか、神社横の山(だと思う)は切りくずされていて、横から見ると、廃墟のように見える。でも、山をつっきっていく森のようなところに入り、わくわくするが、お墓でいきどまり。
しかたなく湯の市から坂を上り、やりなおし。このあたりは、新しい住宅街が多い。擁壁を作っています、と書かれていたが、盛土部や崖でもないのになぜだろう。
渡内4丁目になるのかな、車一台幅の狭い道を通って城廻へ。最後に目指すのは、玉縄城跡。
中学校・高校を目指すが、坂の手前に巨大があり、閉まっている。この先にお城への山道があったら、アウトだなと思いつつ、先に進むと、おお、お城のような石垣が見える。
でも、近づいてみると単なる民家で、先は下り階段。玉縄城址緑地保全区域という案内もあり、確かにお城の道にみえるけれど、ちゃんと頂上に登りたかったよ。
下の植谷戸西公園には、お城の図入り解説があったので、読みながらお茶を飲んで一休み。「無断立ち入りはご遠慮ください」と書いてあるので、整備されていないのだろう。
その後、戸部谷商興会という、商店街というよりは住宅ばかりの通りを歩いて、柏尾川へ。遊びに行く人の混雑で、追いぬきできずに流されながら、大船駅でゴール(7時55分)。最後で疲れてしまった。平日の通勤ラッシュはもっとすごいのだろうな。
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