7時25分、大船駅 けっこう、激しい雨が降っている。家を出る時はたいしたことなかったのに…
しばらくは、柏尾川沿いに歩く。車やバスが多く、歩きづらい。一本奥の旧街道にした方がよかったかな。でも、時すでに遅く、もう道はない。笠間大橋が見えてきたところで、ようやく住宅街に逃げる。
入り組んだ道でわかりづらかったが、7時50分長尾台御霊神社に到着。小さな神社だが、長尾氏の居館跡(上杉謙信の先祖、長尾氏の発祥の地とのこと)がある。このあたり一帯は長尾砦らしく、前に行った玉縄城跡とも関係あるのかな?
神社の階段を上り、かなりの高台に来てしまったので、できれば引き返したくない。あきらめ悪く、神社先の民家を散策していたら、先に小さな階段を発見。このあたりに住んでいる方って、たいへんだなと思いつつ、先へ進む(階段を下りる)と笠間大橋の少し先に出た。あまり進んでいないが、変わった道を通れたので満足。
立派な環状4号線沿ってしばらく歩き、コンビニ前で小さな道へ。あとはまっすぐ進んで、小雀公園へ。ホタルの里の先は、伊賀の蓮池。大きな池を見ながら遊歩道を散歩するのは、いいものだ。奥の方から入ったせいか、大きく感じる。まわりは団地なのに、この一帯だけ別世界という感じ。
明神の広場の入口から、高校横の坂を上って環状4号線に復帰。小さな丘を越え、国道1号線の手前で高台の道を歩く。国道はやっぱり歩道橋かなと、覚悟していたが、ありがたいことに押しボタン信号があって助かった(交番の前だから?)。
聖母の園横からウィトリッヒの森へ…あれ?道がない。もしかして、北側の道が入口だったのかな。でも、そう簡単にはあきらめきれない。本能的に(?)民家奥の森に突入。入口は隠し通路のようにわかりづらかったが、中に入ると、ずっと下りの一本道が続く。六浦の朝比奈切通のような感じかな。どこまでも森のトンネルが続き、方角がわからなくなる。想像していたのと違うが、昔ながらの森を保存したのだろう、きっと。
森の出口に案内板を発見。アーノルド・ウイトリッヒさんがこの森を愛し、ここで暮らしていたそうで、今は横浜市に寄附したとのこと。竹林やあずま屋も書かれている。ウィトリッヒの森の横を通っただけだったと知ってショック。スイスのふるさとは興味があるが、もう引きかえす気力はないので、また出なおそう。こうして、課題(先の楽しみ)が増えていくのでした。
小さな川を渡って、明治学院のグラウンド先から細い道に突入。ここも、小さな道が入り組んでいる。
途中、地図に載っていない神社を発見。神社名は、くずした漢字が難しくて読めなかったが、インターネットで調べると俣野神社だそうで。
入口にもみじ(イロハモミジ)の木があり、名木市木に指定されているとのこと。
その後急な坂道を上ると、大きな墓地に出る。横にある保野公園で、トイレ休憩。
いかん、完全に位置を見失ってしまった。大きな団地地帯だが、地図ではわからない。バスの発着場らしく、大船駅行きのバスが止まっている。あいかわらず雨がひどいので、ここで終わりにしよかな…
あ、五重塔みたいな屋根付きビルが見える。あれは確か大学のはず。もう一度坂を下って、神社近くまで戻り位置を確認。なんとか、天王森泉公園にたどり着けた。先ほどの団地地帯の少し先だったのか…。でも、山をそのまま残した森自体は、あまり面白くなかったが、迷いながらも、たどりついたことに意義があるのだと自己満足。 ここは、くわくわ森と名前がついている。夏になると、クワガタムシが見られるそうだ。
あとは境川を渡って、一直線に歩いて、六会日大前駅でゴール(10時15分)。藤桜祭の案内が多く、庶民的な商店街にほっとする。
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