9時15分、内宿駅 まずは、上越新幹線の線路沿いに歩く。
畑つきの綺麗な新しい家が多い。始発駅として、発展していくのかな。今まで歩いてきた道路とは別に住宅用の道路があり、間に広い歩道があるので、車道の真ん中を歩いているみたい。広々していて、気持ちいい。
一キロくらい歩いて、倉田氷川神社に到着。古い木造の社に瓦屋根。人が誰もいないので寂しい感じ。そこが、好きなのだけれど。
続いて、近くにある氷川・諏訪神社へ。 境内が広く、木々に囲まれていて薄暗いのが、神社っぽくていい。参拝の作法説明つきなのが、珍しいかな。周りには、小さな神社がたくさんあるが、地蔵をやぐらで囲んで、神社化しているのもある(太子社)。凄い力のある地蔵なんだろう。
神社の木々を抜けると、田んぼ地帯に出る。ずっと先まで上越新幹線の高架が見え、いろいろな種類の新幹線が通るので見ていて楽しいが、住んでいる方は、慣れている(うるさいだけ)のだろうか。
道が一本道なので、住宅街に入ったが、道が入り組んでいて思うように進めない。あきらめて素直に歩いて、舎人公園へ。工場団地内の小さな公園だが、広場と遊歩道、ベンチに、トイレ付きと文句なし。平日の昼間は賑わうのかな。
木々が壁になっているが、大小のピラミッドのような石がたくさん置かれているのは、何だろう。古墳…なわけないし、これもデザインの一部なんだろうか。
工場地帯を通り、トラックだらけの駐車場を抜けると、川沿いの住宅街になる。昔のアニメのシールを貼ってある家もあり、懐かしいところ。生活感があっていいな。
住宅街を抜けると、わんぱく公園へ。アスレチック施設があり、大きな遊具もあって、楽しそうな公園。遊具が、緑の山になっているのがすばらしい。また、砂場を海に見たてており、くじらの遊具もある。単に遊具を置くだけではなく、くにゃくにゃ平均台、サーカスの綱渡り、ジャングルスライダー、木登りリングなど名前がついており、いろいろな世界を想像して遊べるっていいな。
横にある氷川神社にもお参り。ここは神楽がちゃんと、用意されている。「水神の池の由来」によると、氷川様と呼ばれており、かんばつの時には、群馬県邑楽郡板倉町の雷電神社の御神水を借りたのこと(雨乞いのため)。途中で休むと、そこに雨が降ると思って、一秒の休みもなく走ったそうで、生死にかかわることだけに、真剣さが伝わってくる。
しばらく、大きな通り沿いにずっと歩く。コンビニ(ファミリーマート)の次を曲がって、住宅街へ。思ったよりも道が長くて不安になってきたころ、ようやく鳥居が見える。 鳥居から神社までの距離が長く、両側にお店があり(閉まっていたが)、小さな参道という感じ。
10時40分、加納天神社に到着。立派なところで、明かりがついているのがすごい。中も見えるようになっており、台座の中央には、鏡が飾られている。(明かりで)中が薄暗く見えるのが、幻想的で、ひぐらしのEDを思いだす。
その後は北上、むさしの若葉園というハーブ園みたいなところを通る。
ずっとキャベツとネギ畑の中を歩くと、工場地帯へ。中の道路は殺風景だろうから(それも良いが)、用水路前の工場横道路を歩く。この、工場横道路も寂れていていい感じ。
途中で、あぜ道になってしまうが、ずっと進むと巨大なマンション地帯に突入。朝日ワコーレ公園という、マンション名そのままの公園で一休み。広場と遊歩道兼遊具がある普通の公園かな。家の形をしていたのだと思うが、屋根がなくなっている。
ずっと用水路側に歩くと、だんだんアスレチックのような木の溝が迫ってくるのは、スペースの問題?自転車やバイクが通れないように対策をしているのだろうか。しばらく、マンション前の道を歩くが、道が波状になっており、落ち着かない。無断駐車をなくすためだと思うが、車が、うねうねとやってくるのは、結構怖い。
さらに、用水路沿いに進むと、北本総合公園内の大きな池に合流。
釣りをしている方の多いところ。南口から中に入って、池を一周する。広場や、アスレチック、テニスコートもあるが、野球場メインかな。大きいわりには、予約制の施設ばかりで、期待したほどのところではなかった。
あとは、駅まで一直線。道路は整備されており、歩道が広くて歩きやすいのが助かる…途中までだけれど。甘くはないか。商店街っぽい、のぼり坂を進み、北本駅でゴール(11時40分)。
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