15時半駅、拝島駅
ちょっとした駅ナカもある立派な駅に変わっている。水族館のような地下道はなくなったようだ。
駅前はごちゃごちゃしているが、少し歩くと新しい道路に合流。歩道やけに広く(一車線はある)歩きやすい。道路を拡張しているところなのかな。途中、砂浜みたいに見えるレンガの道と、ピンクのくまがいる公園があったので一休み。
子供二人が壁にくっついている図書館を経由し、熊川団地地帯へ。他の団地と違うのは、共用階段の他に、2階の方専用の階段があること。2階の方は、そのままドアから部屋に入れられるようになっているのは便利だなぁ。
切り株風の椅子がある児童遊園を通って、階段を降りると、最初の目的地、福生南公園に到着。うわっ、立入禁止と書かれており入られない。そんな~。中に、アスレチックや遊歩道があるのを、恨めしく眺めながら引きかえす。
そのまま引きかえすのもつまらないので、一本道横の狭い道を通る。石川酒造のビール工場が、黒い屋根と白い壁でおしゃれなところ。飲み屋にもなっているそうで。長い睦橋を渡り、黄色いくじらのいる、仲田公園でまた休憩。今回は、距離のわりに見どころがなく、書くことがない(退屈)…。「遠くに行くことだけが旅じゃない」と言って実践しているのに、困ったものです 驚きを感じなくなったら、危険がそこまで迫っているという、ソフィーの世界のフレーズが脳裏に浮かぶ。
大きな木のあるお寺(法林寺)の先は、立派なレンガの歩道がある陸橋通りに、再び合流。交差点には、以前来たことがある、熊野神社があったのでお参り。
ほんの少し前に思えるのに、もう3年半も過ぎているのか…時が短絡するという(宮脇俊三さん)の気持ちがわかる。
線路側(北側)に進路変更し、前田公園へ(16時35分)。
ちょっとだけ高台になっており、特別な場所という感じがする。砂場近くに縄文弥生時代の住居跡があるのだが、こどもプールみたい。まわりは綺麗な住宅街で、ずっと続く小さな水路沿いにアーチ状の橋がいくつも架かっており、絵になるところ。
続いて、二宮神社を目指す。さらに北上し単線の線路を渡ると、水路沿いに道があり、近道できそう。武蔵野の路・滝山草花・丘陵コースと名前がついているが、すれ違うのが困難なほどせまい。
最後に階段上って、二宮神社に到着。もう、新年の準備をしている。小川大明神又または二宮大明神と呼ばれていたそうで、いきさつが長い文章で書かれている。
東秋留の駅から、旧道っぽい道を進む。狭いところだけれど、のれんが店前にあり、奥が薄暗い懐かしい感じの商店街が続く。ゆっくり歩いていたのに、すぐに睦橋通りに戻ってしまうのが残念。そこは、コピオやいなげやなどのスーパーがある、さっきとは別世界。
自動車の教習場前で、住宅街に入る。ゆるやかな坂道を下ると、新しい住宅が並ぶところに出る。このあたりに、西秋留石器時代住居跡があるはずなのだが…
広場は行き止まりだったので、急な坂を下りてみると、これから住宅地になるような、畑と小さな沿いの街灯のない寂しい道に出る。もう明かりがないと、地図が見えないほど真っ暗に。この時間に外に出ることがなかったから、ここまで暗くなるとは思わなかった。結局、住宅跡は見つからず断念。
国道411号線を渡ると、また暗い街になる。 みんな、家族で夕食を食べているのかな…。
圏央道の下をくぐって、ゆるやかな坂道を上る途中の神社へ、最後の寄り道。地図に名前が書かれていなったので、気になっていたのだが、うう、真っ暗で何が書かれているかもわからない。フラッシュを焚いて、写真を何枚か撮り、あとで、パソコンのレタッチで解析 どうやら「白龍神社」みたい。
夜の方が、気分が高揚するので(年末ということもあるが)、暗い住宅地を迷うのも楽しいと思う。ただ、駅名のために旅をするようで、主従が逆になっている。また、あらためて出なおそう。武蔵引田駅でゴール(18時10分)。
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