7時半、北本駅
北本市域の中山道、元巣鴨村・雨の宿。あれ? 間違えて東側を歩いていたようで、しばらく気づかなかったのにショックを受けつつ、改めて西側の広い歩道を一直線に歩く。
石戸というところで、北本ふれあい遊歩道の道しるべを発見。「これより石と舟のみち」と書かれており、石と舟のみちとは石戸河岸のことらしい。
幹線道路を離れ、静かな道をしばらく歩いて氷川神社と須賀神社へ。荒井の天王様 とも呼ばれているとのこと。境内は別々になっているが、大きい神社が隣接して2つあるのは珍しい。この大きな神社から少し離れたところにあるのが、北向き地蔵。なにもない所に、ぽつりと立っているのが哀愁があり気になる。
お墓地帯を越えて、ずっと北に進む。ウォーキングコースになっているのか、案内の道しるべが多くて助かる。
北本自然観察公園には、8時40分に到着。池と林の道をそのまま残したようなところで、舗装されていないのが自然という感じでいいところ。カメラもっている方が多い。途中の池の境目では「石戸城と一夜堤」の解説がある。一夜にして土橋を築いたとのこと。一夜~という名所は各所にあるが、ここが本当に一夜でできるのだろうかと、疑問に思う。
一緒にある案内板には「~方面」と書かれているが、このあたりの地理に詳しくないので、「方面」ではさっぱりわからない。
奥までずっと進むと、子供公園の領域に入る。
せせらぎ広場・アスレチック・野外ステージ・遊具広場など、かなり広い。自然観察公園が異様に大きいのだけれど。野鳥園にはクジャクがいたので、しばらく鳥を眺めて休憩。鳥小屋の中には「はと」もある。鳩を飼っているのは、めずらしいかも。
わんぱく広場には「ふわふわドーム オープン予定」と書かれている(時期は未定…)。いせさき市民の森公園にあったのと同じものかな。遊具もたくさんあり楽しそうなところだが、メインの自然観察公園から離れているせいか、だれもいないのが寂しい。
自然公園を出て、石戸宿にある八幡宮に寄り道。小さなところだが、整備はされているみたい。途中、芭蕉句碑を発見する。山形や東北のイメージがあるが、いたるところにあるのだな。「原中やものにもつかず啼く雲雀」
続いて、目立つはにわ館(詳細は不明…))の近くにある、八幡神社へ。バス停から農道になるが、神社自体は大きくて立派なところ。花火師のいた村で、有名らしく、打ち上げ花火の大筒が境内に残されているとのこと。打ち上げ花火は昭和48年から復活したそうで、一度見てみたいものです。
民家が途切れ、静かな道を歩く。ちゃんと原山古墳群への道しるべがあるのが、ありがたい。こんなところまで、よく整備したものだと感心。レタス畑をずっと進みシャッター工場の坂を下りて進むと、原山古墳群へ。
実際は山で、解説板がなければ完全に見逃していたようなところ。せっかくなので山の中に入るが、やっぱり山で、ところどころに~号墳と書いているだけ。9基の古墳があるが、発掘調査は行われていないとのこと。
静かなところだが、荒川の向こうから、直線に橋と高架道路が伸びてきているのが不気味。どこに繋がるのかわからないが、遺跡はそのまま山として残ってほしい。
古墳跡の道は、サイクリングロードにもなっているみたい。自転車とはすれ違わないけれど。途中、2階建てのハト小屋を通る。白い鳩ではないが、どんな需要があるのだろうか。
久々に、車の通る57号線に合流し、城山公園へ。山の頂上に登るのかと覚悟していたのだが、実際はなだらかな公園で、奥は立派なサッカー場。他にも水生植物園やプールがある。自然公園以上に家族連れが集まっており、賑やかで嬉しくなる。駅から遠いのに…と考えていると、広い駐車場があり納得。
その後は、愛宕神社から、駅に向かって一直線。意外と遠く、西公園で、もうへとへと。駅は近いので、檻のような噴水を見ながらしばらく休憩し。11時5分、桶川駅でゴール。
扉に戻る