7時25分、屏風浦駅
駅前から登り坂が続くが、降りてくる人ばかりで、みんな早いので歩きづらい。さらに住宅街への階段を上って、笹下中央公園へ。ここは、雑色杉木遺跡だったとのこと。遺跡らしいところはないが、ここまで登ると、街が一望できて眺めがいい。
また、「笹下城址があったとされていますが、関連する遺構などは発見されていません」と書かれている。素直で読みやすい解説文章に感心。
ずっと坂を降りると、洋光台北公園へ。半分が山で、登り降りしたあと、掘りのような広い草原になる。城跡のような感じの公園。
お城のような城壁と ドラクエのような西洋の扉があるある家を通って、洋光台西公園へ。ここも山の上まで道が、続いている。下にはあずま屋があり、洋光台梅の里と名前がついている。梅が咲くころは、綺麗なんだろうな。鯉の絵が書かれている団地が目立つので、変な感じ。
のんびりと洋光台の住宅街を歩く。中学校近くにある兎ヶ谷公園」を経由し、下(横浜横須賀道路)に降りるが、まだ住宅用の整地された土地があり、どんどん住宅が建っていくみたい。
川に沿って日野中央公園への入り口を探すも、見つからず。春日神社に到着。
急な階段がずっと続き、結構怖い。宮ヶ谷・宮下・金井・吉原の日野郷四ヶ村の総鎮守で、何度か燃えて、今のは安政2年(1855)に建てられた社とのこと。欄間には十二支や花鳥が描かれている。 春日神社の社叢林(しゃそうりん)の解説もある。
神社奥からも公園への道はなかったので仕方なく引き返し、北側から公園へ。川や池もあり、遠くまで見渡せるので、ゴルフ場のような感じ(川には水がなかったが)。広々したところで人が多い。ほかの方はどんな目的で公園に来ているのか、ちょっと気になります。
また、日野公園にも樹叢(じゅそう)の解説がある。横浜市指定の天然記念物で「馬蹄形の見事な照葉樹で、市内に残された郷土樹林」と、春日神社のと同じようなことが書いているが、隣接しているし、山を公園化したので当然か。
横浜横須賀道路をくぐって、バスの通り道を北上し、野庭中央公園へ。 地域ケアプラザという名前の建物が隣にある。公会堂みたいなものだと思うが、透明ガラスの踊り場が格好いい。
団地の中央にあり、小学校・中学校が近いので、住むには理想かな。段々になっている、公園の先では、少年がサッカーをしている。雨が降っているのに、よくやるよ~。
公園先からは、団地間の遊歩道を歩く。溝のようになっており、信号がないので歩きやすい。最後に、野庭神社へ。団地横の住宅街をさまよっていると、急に住宅がなくなり下りの階段になる。山の上に来ていたのか。木をたてかけ、キノコを栽培しているようなところを通って、ずっと階段を降り、ようやく現在地を把握。野庭神社には、9時50分に到着。
手書きで、蔵王権現御嶽社と由来が延々と描かれている力作(上野庭町内会文化部)。同じ野庭と名前がついていても、さっきの中央公園とは大違い。横浜とは思えない、のどかなところになる。
あとは、駅に向かうだけ。さっき階段を降りたので、登り坂は覚悟していたが、想像以上にきつい道。あれ、見覚えのある住宅街に…道を間違えたらしい。
坂道の途中で切りとおしがあったので、ショートカットを期待して行ってみる。山道のような薄暗いところもあったが、畑地帯になり、野庭表町公園前の駐車場に合流。遠回りになったが、ちょっとした探検気分で楽しかった。
水のない池のような、大きなくぼみの外周を通って、10時25分、港南台駅でゴール。
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