7時45分、海神駅 京成電鉄に乗るのも久しぶりだったが、高架になって、景色がよくなったのが嬉しい。
駅前から坂を下りて、国道14号線へ。この通りは昔良く歩いたことがあるが、店がずいぶん変わっている。14号線しばらく歩くと、病院先に神社への階段を発見。結構境内が長いことに驚きつつ、山野浅間神社へ。山野小唄の歌詞が、奉納されている。揃う手と手に心が通うか…いいな。あと、獅子が襲いかかってきそうに生々しく、野生っぽい。
続いて、西船橋駅前で北上。道を間違えて、図書館(?)方向に迷いそうになるが、方向修正し春日神社へ。閉鎖されているような神社でなにもない。ここの獅子も野生で、しかも崖の下に、子供の獅子が落ちている。
吉野家を発見したので、朝定食を食べて休憩。
14号線は錦糸町までずっと歩いたことがあるが、そのころは神社めぐりをしていなかったので、今日はできるだけ沿線の神社をめぐる旅にしよう。神社が多いのに、いまさらながらびっくり。興味がないものは無関心になるのだと、あらためて実感する。
木の骨組みの滑り台と、ブランコが手作りっぽい勝間田公園を通過し、西船5丁目1号広場という小さな公園へ。住所そのままの公園名で、なげやりな感じ。
公園先から、民家の間を歩く。狭い道で、古い家や、つたにからまれた家もあり、わくわくするところ。
続いての神社、羽黒神社へ。ここも小さなところだが、なぜか公園にあるようなベンチが置いてあったのでしばらく休憩。境内には、浅間神社の石碑(だけ)もある。
一度、坂を下って14号線に戻り、地図を見ながら再び北上。また道がずれていたようで、次の神社が発見できず。坂になっているので、のぼって下りるだけでも大変で、消耗しながら稲荷神社へ。本殿の両側にあるカップのような器には、神社の雨樋が垂れており、雨水がたまっている。役目が違う気もするが、水瓶みたい。奥には狐塚があり、健康・ぼけ封じ・長寿の神の効能があるとのこと。
子の神社・妙見神社と神社が2つ並んでいるところを過ぎると、小栗原蓮池公園へ。クリスタルのようなジャングルジムや、広場にはちょっとした舞台のようなところもある。
砂丘のような広場に入り、高石神社を経由。鬼越駅奥にも神社があり、明神社と書かれている。ここは昔偶然歩いていたら、祭りがあったところで、ついつい長居してしまった懐かしい場所。
車がよく通る、京成線路沿いの道をしばらく歩き、隋神門をくぐって、いよいよ葛飾八幡宮へ。ここも懐かしい…と、昔を懐かしむだけの旅になっている。
京都の石清水八幡宮を勧請して建立されたとのこと。名物は千本イチョウで、枝だらけ。落雷で折れた木を、たくさんの樹が守っており、ぱっと見ると一本の木に見えない。木の生命力はすばらしい。
京成八幡駅先の川を渡り、小学校横を北上する。菅野本通り商店街が続いているが、荷風ノ散歩道として、アピールしてるみたい。車がよく通り歩きにくいのを、なんとかして欲しいけれど。
菅野一丁目へ入り、白幡天神社へ。ケヤキの紫田是真画連句額の解説がある。手桶に白梅図で、筆による基準的作例として貴重とのこと。価値があるのに、今でも残っているのはすごいな。
菅野本通り商店街をずっと歩く。このあたりは昔砂浜だった名残なのか、松が残っている。住宅地の街道に松が並ぶのは、新鮮な景色。
菅野駅を通過し、諏訪神社へ。野生的な獅子が守っている。このあたり一帯に、量産されているのだろうか。奥(というか隣)は、平田緑地になっており、竹と木の遊歩道で快適。少し荒れている(自然に戻っている)が、下の石が模様になっているのがおしゃれ。
ようやく14号線に復帰。胡録神社を見たあと、iiロードを歩いて、市川駅でゴール(10時35分)。
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