7時に坂戸駅 南口の通りをずっと歩く。
すぐに関越道が見え圧迫感があるが、飯盛川先でくぐって脚折近隣公園へ。地名が脚折だから、この名前なのだが土地の由来が気になる。野球もできる大きな広場が特徴。まわりには、アスレチック場と滑り台などの遊具もちゃんとある。犬の散歩をしている方が多いところ。いいなぁ~。
小学校横を通って、国道407号線へ。広い幹線道路で食べ物の店や、家具屋・ホームセンター・レストランなど、お店がずっと並んでいる。その中では菜鮮館というところが、町のスーパーという感じで、アットホームで入ってみたくなるところ(まだ開店していないが)。歩道があるので歩きやすいが、トラックだらけで地面が振動し、いやになる。
脚折5丁目から、雷電池公園へ一直線に進む…が、川がなかなか渡れず遠回り。7時半に公園到着。
名前のとおり雷電池がメインで、鴨が山のように泳いでいる。くじらの噴水も可愛いな。周りにし、木をくりぬいたような滑り台とアスレチック遊具。壁はところどころ欠けているが、壁画のように、らくがきしていて、ほのぼのする。
奥には雷電池児童公園内復元住居がある。古墳時代中期の竪穴式住居。カマドはまだ普及しておらず、別の場所で炉を使用していた(食料の貯蔵穴つき)とのこと。
公民館つきの住宅街をまっすぐ進む。少し行きすぎたが、工場横に細い舗装されていない道があり無事復帰。7時50分に、藤金富士塚に到着。
江戸時代から明治時代にかけて、民間信仰「富士講」が流行し、富士山の形に似せた塚を築く。中には、御嶽社・御胎内の洞穴も再現したとのこと。「古墳時代後期の古墳ではなく、富士塚であることがわかりました」と素直な説明で読みやすい。登る道がないので、遠くから眺めるだけでつまらないが、自然に還っている小さな山なので、確かに遺跡に見える。
北西の方向にずっと歩く。形のととのった山が遠くに見え、綺麗。コンビニ横に森があり、中に入ると高徳(こうとく)神社の裏側に出る。
大正二年の創立で、いろいろな神社を寄せ集めて、高徳神社という名前にしたそうだ。周りは、武蔵野の面影を残す広大な森林になっており、5,619坪もあり、とにかく広い。野鳥の森として、巣箱が設置されているそうだが、「鳥たちの聖域」と詩的な名前がついているのが、おおげさな感じがする。
その後は狭い道が続くが、関越道近くでようやく広くなり、関越道に沿って歩く。歩行者・自転車用に、トンネルをくぐる道があり、交差点ごとに信号がないのがありがたい。トンネルくぐって、鶴ヶ島南公園へ。
基本は、運動公園(野球場、テニス場)であとは、林地帯。アスファルトの道というのが味気ないが、かわつるグリーンタウンの領域なので、家族連れで散歩するには、ちょうどいいかな。ベンチはたくさんあるので、パンを食べて一休み。ぼーっとするもの、いいものだ。もう少し、暖かければ文句なしだけれど。
川鶴けやき通りを歩き、松が丘一丁目で方向変更。次の目的地、小畔水鳥の郷公園には8時45分に到着。
本当に、池しかないようなところだが、階段を降りると、池の中ほどに、細い通路があったので、そこを歩く。土の道路だが雪がとけたままで、道がぐちゃぐちゃ。池の中ほどまで通路があるが、遠くから見たほうが眺めがいいや。
小畔川を渡り、対岸の御伊勢塚公園へ。吉田新町から、伊勢原町に変わったせいか、このあたりの、おいせ橋通りは歩道が車道並みに広く、贅沢なところ。かっぱ広場から公園内に入る。池が半分、芝生半分で、ここも犬の散歩をしている方が多い。最後に小さな山があったので登ってみると、ここが御伊勢塚。霞ヶ関の的場には、的場六十六塚と言われるほどのさくたんの塚があり、御伊勢塚もそのうちの一つ。御伊勢参りをしたくても、土地から離れることはゆるされなったため、御伊勢をお祀りしたのとこと。単なる山にしか見えないが、説明があるだけでも気分がかわる。
公園横から道路をはさんで住宅街があるが全部瓦屋根で、和風に統一されている。新しい住宅街は洋風というパターンではないのが、新鮮。まとつる通りの、薄い茶色のマンションまで、上に小さな屋根がちょこんとあるのが面白い。屋根に意味があるのだろうか
その後は、とりたてて何もなく、9時5分に的場駅でゴール。
扉に戻る