6時45分、渋谷駅
昔は、池袋~渋谷間を毎週歩いていたので、早くも懐かしい。道玄坂にあった、まんだらけに良く行ったな~ 今日は昔を懐かしむ旅。
センター街から井の頭通りを歩き、交番奥の道を進む。よつばの神山商店街が、代々木八幡駅までずっと続くところで、渋谷の街でも裏道っぽいので、好きな道。
渋谷を歩くのは3年半ぶりだが、あまり変わっていないかな。ただ、白いナチュラルローソンはじめて見たよ。こんな早い時間でもやっぱり若者だらけ。
富ケ谷一丁目商店街、八幡商店街と名前が変わり、代々木八幡駅に到着。ここで階段を上り、山手通りへ。
坂を下ったところで、駅名になっている代々木八幡へ。
鎌倉時代の初期に建造された神社で、立体感のある緑の瓦屋根が格好いい。石器時代の遺跡もあり、「住居跡に古代住居を復原して、その保存につとめています」とのこと。また、庚申塔も解説つきで残っている。
その後は、ずっと北上。ちょうど首都高中央環状新宿線の工事中で落ち着かない。このあたりって、ずっと工事しているイメージがある。
甲州街道を越えて、新宿中央公園へ。
都庁は2回登ったが、公園は初めて。遊歩道が整備され歩きやすいが、イメージしていたほどではなかった(よく名前を聞くところなので)。新宿ナイアガラの滝というネーミングのわりには、小さいところだし…。もちろん、新宿にこれだけの緑地があるのはすごいと思う。
あと目にとまったのは、銀世界梅という梅で、昔西新宿三丁目にあった梅屋敷銀世界という梅林を移植したものとのこと。芝公園にもあるらしい
青梅街道から狭い道に入り、成子天神へ。
絵馬もたくさんある大きなところで、装飾も凝っている。 梅の花が咲いており、新宿とは思えない静かなところ。成子神社の力石と鳴子ウリの説明つき。
力石…昭和初期まで、毎年九月大祭で村の若者たちの力くらべに使われたもので、 持ち上げた人の名前が刻まれている。重さは、なんと、150Kg
鳴子ウリ…このあたりは、江戸時代 マクワウリの特産地でした。当時は、甘い物が少なかったので、水菓子として貴重だったとのこと。ちょっと食べてみたい。
続いて、階段を下りて北新宿公園へ。窪んだところが野球場で、まわりにベンチの高台と、遊具がある。長い滑り台は楽しそうだが、崖のようなところにある公園なので少し狭いと思う。
その後は住宅街が続く。都会なので、ぎゅうぎゅうのマンション地帯が続くイメージがあったが、意外と一戸建てが多い。このあたりだと、新宿まで電車で5分だから住むには最高だろうな…。家賃は高いけれど。
ベンチのある神田川の通りをしばらく歩いたあと、東中野小学校奥にある龍山稲荷神社へ。龍には、サンズイがついている。階段を上るのは疲れるが、住宅地の中にひっそりあるのがいい。
続いて早稲田通りを越え、落合中央公園へ。ここはテニスコートと野球場が整備されている。水処理施設の上にあるので、城壁の都市みたいに壁が続く。その先のせせらぎの里は、まだオープンしておらず、入られなかった。
下落合の駅を越え、さらに北上。下落合郵便局の裏から、奥の細い道に入る。マンション反対の看板が多いところを進み、目白の森へ。
こちらは、実際にマンションの建設計画が話しあいで、建設前に計画が変更され、公園になったという凄いところ。トンボ池とちょっとした森の遊歩道があり、狭いけれど、土の道と木のチップなので山道気分は味わえる。あと、広場には、木のよせあつめのようなオブジェがあり、遠くから見るとちょっと不気味(住民有志のかたにより寄贈された楠の木のモニュメント)。
目白の森を出ると、さらに道は狭くなり、都会とは思えない入り組んだ道が続く。西武池袋線を渡り、上り屋敷公園を経由して自由学園の通りへ。なにかの集まりがあるようで、外から眺めて通過するだけだったが、2種類ある建物では、古い方(明日館講堂)が格好いいかな。
9時40分、池袋駅であっさりゴール。今度は、山手線の内側、都電や霊園のコースも歩いてみたい。
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