10時半、谷塚駅
駅前の浅間神社横の道を通ると、スーパーを中心としたちょっとした商店街に繋がる。駅から離れているのに、人が多くて賑やかなところ。途中、角田公園に寄り道。アスレチックのロープがある公園で…あ、前に来たことがある。
まだ寂しいイチョウ並木をずっと歩き、ビオトープ公園へ。「環境を整えることで、生き物たちが自然と集まり暮らせることをめざしていく公園」とのこと。ただ、「そっと水の中をのぞいてみると」「トンボのくる池」といった、見覚えのある記述もある。
川沿いに遊歩道があったので北上する。製紙工場(段ボール)の香りがするのが懐かしい(近くに勤めていたことがあるので)。
綾瀬川を渡り、大きな青い工場横を歩くと、西森稲荷に到着。小さな古い神社だが、工場地帯の中にぽつりとあるのが、寂しくていい。
トラックのよく通る用水路横の道を進むと、すき家があったので、ここで昼食。ねぎ+卵の牛丼はなかなか美味しかった。
その後、東に歩いて八幡神社へ。青緑の巨大な屋根の大きな神社。木彫りの飾りが、竜と天人のストーリー風になっており、意味はわからないが凝っている。
八潮の領域に入ったのか、整然と並ぶ住宅街になる。いちょう通りをまっすぐ進み、大原公園へ。テニス場と野球場が半分を占めている。野球場は整備されておらず、外野部分は草だらけ。
公園部分は、当時の地形をそのまま残したような、なだらかな山になっている。山を越えて公園の東側から出ようと思ったが、柵で囲まれていたのでまた山を登って引きかえす。通路がわりには、使えないのね。
北側の出口から、歩行者 自転車の分かれた道を歩く(大原緑道)。里帰り桜といって、明治45年に送った桜が戻ってきたとの説明つき。「明治45年に日米友好の証として、12品種、3000本の桜苗をワシントンに送りました。こらちの桜は、堤防工事、公害等の影響で、衰退してしまい、足立区では、復活させるために、桜の里帰りを行いました」
みなさん、大切に育てていきましょう。と呼びかけているのがいい。
生々しい、オウム信者への抗議メッセージがある高速の高架下(首都高6号三郷線)をくぐる。
一直線の道だがまだ道路整備中で、両側は柵。途中、壁に絵が描かれている小学校の前を通る。 虹を歩く少年・少女の絵で、いい構図だと思うが、振りかえった少女の目が星なのが、怖い。
伊勢野の素朴な住宅街を歩いて、天満宮へ。瓦屋根に、すりへった獅子。ここも横が工場のせいか、落ちつく(へんなの)。
最後に運動公園にも行ったが、本当に運動施設だけ。河原沿いの公園はつまらないなぁ。54高線が川の両側から高架で伸びていて、あとすこしでくっつくところ。この道路が繋がったら、便利になるだろうな。下の住宅街が迷惑そうだけれど。
12時45分、八潮駅でゴール。
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