6時40分、豪徳寺駅 霧のような雨が降っている。
ユリの木公園という緑道があり、沿道の方々の永年の努力によりせたがや百景に選ばれ、せたがや界隈賞を受賞したとのこと。狭い範囲だなと思うが、完全に車道と分離されているので歩きやすい。
まずは、世田谷線の線路を渡った先にある六所神社へ。あまり聞かない名前の神社で前に印象に残っていたが、ここにもあったのか。立派な屋根で正面はガラス製の扉がある。
続いて、線路沿いに石畳の道を5分ほど歩いて、赤松公園へ。名前の由来は、赤堤と松原の間にあるから? 土の広場だが、何もないので地図よりは広く感じる。線路側には花畑。赤と黄色の汽車のような遊具(小部屋?)が楽しそう。
公園からは、高校横の道を一直線に歩く。となりには桜上水団地があるが、団地から桜上水駅前まで、林のトンネルのような専用の遊歩道があり、住みやすそうなところ。
桜上水商店街を過ぎると、玉川上水に到着。しばらくは、玉川上水第二公園を歩く。基本は道路中央の遊歩道だが、迷路のようなジャングルジムに、おっとせい・カバ・カメなどのカラフル動物がいたり、川の流れる庭園風の場所もあり、変化があっていい。両側の道路より高い位置にあるので、眺めもいいし。でも、ここで見られる鳥として、ヒヨドリ・メジロ・シジュウカラが紹介されているが、本当に鳥が来るのだろうか。
下高井戸の住宅街を過ぎると、塚山公園へ。一番の見どころは、縄文時代中期の復元住居だと思うが、藁の復元住居は石づくりで、入り口は鉄のとびらで閉まっている。不燃化材で建てたものですと紹介されているが、質感ゼロのこんなのも復元住居と言えるのだろうか。
「 石囲いの炉を彫り込み、住居の四隅がやや円いことから、隅丸方形型と呼ばれています」と説明がある。この大きさでも家族4人が生活できるとは意外で、勉強になった。
森の道(遺跡と野鳥の森)をゆっくり下ると、野球場沿いの道になる。塚山橋を渡って北上したかったが、住宅地への道がなく、仕方なく川沿いの道を歩く。滴というよりは、髪の毛の根元のようなオブジェがある。
急な坂道をずっと上って、柏の宮公園へ。こちらは草原が広がる広々した公園。芝生ではなく、クローバーだらけで。踏みながら歩くのに抵抗がある。
浜田山駅を過ぎ、しばらく井の頭通りに沿って歩いて郵便局前で再び北上。高校前の道が、いきどまりが多くて迷ったが、なんとか善福寺公園へ。
雨が強くなってきて、傘でふせぎきれなくなってきた。川で分断されており、西園橋を渡るとトリム場とこ仲よし広場。子供用の門があり、中には遊具がいろいろある。各入り口には、全部子供用の門があり、大人は屈んで門をくぐらないと中に入られない、子供の聖域という感じで、いいな。 遊具の中では、宇宙船のような滑り台が気になる。
本当は、荻窪駅を目指していたのだが、緑地公園沿いに歩いていたら、ずいぶん離れてしまったし雨がひどいので、8時50分南阿佐ヶ谷駅でゴールとする。
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