入谷駅から相模線に乗りつづけ、9時50分南橋本駅から再びスタート。目的地は、以前暑さのために挫折したあいかわ公園なのだが、今日はあいにくの雨。なに、このくらいのハンデがちょうどいい…と、勝手に考え出発する。
みなはし商協会を通り、工場地帯を抜けると住宅街になる。幹線は別にあるので、車の量は少なく歩きやすい。最後だけ道が狭くなったが、相模原北公園へ。
水辺の広場・郷土の森と巡るが、一番のメインはアジサイ園でしょう。 友好のステージ・アジサイの丘・アジサイの山と名前がついており、とにかく、数が多い。相模原市の花になっているとのこと。雨のアジサイって絵になるだろうな。でも今は、野菜畑にしか見えず、咲いていないのが残念。
芸術のプロムナードから公園の出口へ。メインの通りから離れてしまったので、湯楽の里という温泉施設内を通って復帰する。
あとは、しばらく大通りを歩くだけ。所々にすぐ合流する分かれ道があり、分岐点に地蔵がある。かつての旧道が残っているのだろう。向原東側は地図ではY字型の分岐だが、交差点建設中で入り口のガードレールを取るとすぐにでも使えそう。途中のすき家でカレーを食べ、昼食兼休憩。
11時20分に再び出発。新小倉橋の通りを進む。トンネルに入っていくが、歩道はなく、どうみても自動車専用の道だよ。これはひどい。トンネルに入らない道は、住宅街先の向原西公園でいきどまり? ショックを受けるが、公園端の道を進むと自転車も通れるジグザグのスロープあり、崖の下に下りることができ、トンネルに入った道と合流することができ助かった~。
ただ、つづら折りの道でかなりの距離を歩いたので、欲をいえば階段も用意して欲しい。
橋を渡り終えると、神社下まで続く道を通って八坂神社へ。単なるけもの道かと思ったが、遊歩道として整備されている。神社は明るい木の色で、出来たばかりの新しいところ。
八幡神社の境内から出ると、新小倉橋との合流地点から、のぼり坂が先まで続くのが見える。見ただけでいやになりそうだが、覚悟をきめて突入。右側に歩道があるのだが、車のスピードが速いので、カーブはけっこう怖い。
地図で見る以上にカーブが多く、載っていない小道も多いので、神社を目指して山に突入すると民家でいきどまりだったり、久保田のお酒で谷に向かう道があったので、てっきり津久湖に続く道と思ったら、廃止された南国風ホテルでいきどまりなど、坂道がきつく思った以上に距離が進まない。
この通りは、明日原・韮尾根(にろうね)の道になっているようだが、ハイキングには向かないと思う。
ようやく、飯綱神社神社に到着したときには、もうへとへと。通気性を重視しているのか、そういう演出なのか、神社の木々の間が開いているので、中が透けて見える。鐘つき堂のようなやぐらもあるが、三方が木の壁で小部屋のようになっているのが謎。
続いて、春日神社へ。 賽銭箱からミニチュアの赤い階段が続いている。門は閉まっているが、人形劇できそうな舞台に見える。明応三年(1494年)、奈良大炊助・奈良縫殿両人が大和よりこの地に移り住むに際し、大和春日神社を勧請したのがはじまりとのこと。
ここで幹線を外れて、谷下の町に入る。串川を渡って、これで坂もひと段落かと思いきや、ここからの道がさらにひどかった。ショートカットしたつもりが、高い山に入ってしまったみたい。でも何も聞こえない静かな道になり、車がいなくなるのは快適かな。
ようやく峠を越えたところに、韮尾根ふれあい広場を発見。瓦のような沿った石があり、足踏みすると健康によさそう。韮尾根ふれあい広場 花の会が整備したそうで、花いっぱいなのもいいが、雨が防げる屋根付きの休憩所があるのがありがたい。ぼーっと休憩しているうちに、雨はどんどん激しくなるので、もう外に出たくなる。
少し雨が弱くなったので出発する。もう峠は越えていたようで、412号線に合流したあとは延々と下り坂が続く。
山の上にあるあいかわ公園だが、もともとが高い位置にいたので、北側からだとあまり坂を上ることなく到着。といっても、花の森と諏訪神社で2回山を登ることになるのだが。それでも、ついにやってきたんだと一人で感激。
空・山・花・水・風がテーマで、案内板には将来区域も描かれている。まだ、広がるのか。橋の両側に警備員がいるのは気になるが、花の斜園の花を見ただけで満足。
ダムまで続く道は遠かったので、さすがにパスし、下まで続く細い道を通って、13時40分、愛川大橋でゴールとする。
バスまで40分も待ち時間があるので、橋の下で雨宿り。
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